しっとりとした食感が人気の「カントリーマアム」。お店でよく見かける「バニラ」「ココア」「贅沢バニラ」「チョコまみれ」のようなレギュラー商品と、特定の期間にしか販売されない期間限定商品があることはご存じの方も多いでしょう。
実はそれらに加えて全国各地の「ご当地カントリーマアム」があるのです。南は沖縄から北は北海道までバリエーション豊富で、その地域の名産品を使用するなど商品ごとに特色があるため、お土産にもおすすめです。
今回は、「ご当地カントリーマアム」と、2022年2月時点での「期間限定カントリーマアム」を紹介します。
カントリーマアムは、当時アメリカで人気だった「焼きたて手作りクッキー」をヒントとして1984年に販売されました。独特の食感が評判となり、今ではお茶の間にもすっかりおなじみのお菓子になっています。
「外はサックリ、中はしっとり」の秘密は、生地が「サックリ層」と「しっとり層」の二層構造になっていること。そして通常のクッキーに比べ低温かつ時間をかけて焼くことにあります。
カントリーマアムにお好みのアイスクリームを挟む「マアムサンド」や、カントリーマアムとホイップクリームで作る「ひんやりプチ大福」など、アレンジレシピも豊富なため、非常に奥が深いお菓子です。
期間限定のカントリーマアムは「冬季限定」などといったように、特定の期間にしか販売されない商品です。秋〜冬に販売される「あまおう苺」が定番ですが、パッケージもレア感があふれているので、見かけるとつい買いたくなってしまいますよね。
2022年2月現在で販売されている期間限定のカントリーマアムは、「抹茶ショコラ」「バニラ&ショコラ・フレーズ」「まみれさんの休日BOX」の3種類。また、店舗によっては「あまおう苺シャンティ」「オレンジショコラ」「ルビーショコラ」も販売中です。
お土産売り場で見かけることが多いご当地カントリーマアムは、ブランドサイトによると現在全国で19種類あるそうです。
各地域の名産品を使用していたり名物料理を再現していたりなど、地域ごとのこだわりが感じられ、見ているだけでも楽しくなるものばかり。ご当地カントリーマアムも期間限定商品に負けず劣らずの特別感です。
普段スーパーなどで見かけない珍しいカントリーマアムのため、職場や学校では話題の種になるかもしれません。
2月8日に発売されたばかりの「カントリーマアム 抹茶ショコラ」は、お茶のプロフェッショナル「茶匠」の中でも最高位の十段を所持する池田研太氏によって監修された、期間限定のカントリーマアムです。
ベストバランスでブレンドされた鹿児島県産の抹茶、オランダ産のココア、自家製のスイートチョコチップなど、厳選した素材同士が絶妙に調和した味わいが楽しめます。販売価格は1袋あたり330円前後です。
名古屋名物「小倉トースト」とコラボレーションした「名古屋土産 16枚カントリーマアム 小倉トースト風味」は、販売開始から1年で30万箱分売り上げるほどの人気を誇るカントリーマアムです。
小倉トーストは、トーストにマーガリンかバターを塗り、小倉あんを乗せたもので、名古屋の喫茶店の定番メニューとして有名です。カントリーマアムとしては、甘く煮込んだ大納言小豆、2種のチョコチップクッキー、バターの風味で再現されています。温めるとよりおいしく味わえそうですね。販売価格は1箱あたり800〜1700円前後です。
「栃木土産 16枚カントリーマアム とちおとめ」は、栃木県生まれのイチゴとして有名なとちおとめとコラボレーションしたご当地カントリーマアムです。
果汁を練りこむことでとちおとめの甘みと酸味のバランスの良さを再現しており、カントリーマアムファンからも人気がある商品です。販売価格は1箱あたり700〜1400円前後です。
「沖縄土産 16枚カントリーマアム 紅いも」は、沖縄県産の紅イモペーストを使用したご当地カントリーマアムです。
紅イモは優しい甘さと舌ざわりの良さが特徴で、タルト、ようかん、チップス、パイなどのお菓子によく使用されます。カントリーマアムとの相性も抜群で、おいしそうな紫色の生地からは、まるで紅イモそのものかのような独特の甘味が感じられます。
可愛いシーサーのイラストが目を引くパッケージもポイントです。販売価格は1箱あたり1450円程度です。
「信州土産 16枚カントリーマアム 信州りんご」は長野のご当地カントリーマアム。長野県では多種多様なリンゴが栽培されており名産品としても有名ですが、そのリンゴのジャムとパウダーを練りこんだ商品です。
販売価格は1箱あたり700〜1500円前後。同じく長野のご当地カントリーマアム「信州巨峰」と合わせていかがでしょうか。
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