米Appleは「iPad Air(第5世代)」を3月18日に発売します。高性能な「M1チップ」を搭載することで処理能力が向上。価格は7万4800円(税込)から。発売に先駆け、11日から予約注文を受け付けます。
iPad Airの新モデルは、2020年10月発売の第4世代以来のアップデートとなります。
ディスプレイは第4世代と同じ10.9型液晶(2360×1640ピクセル)。本体サイズは178.5(幅)×247.6(高さ)×6.1(奥行き)mmと変わらず、重さはWi-Fiモデルが461g、Wi-Fi+Cellularモデルが462gと2〜3gの微増となっていますが、サイズ感は変わらないと言っていいでしょう。
Apple Store価格は以下の通りです。
・64GBモデル:Wi-Fi 7万4800円、Wi-Fi+Cellular 9万2800円
・256GBモデル:Wi-Fi 9万2800円、Wi-Fi+Cellular 11万800円
新モデルの目玉は、上位モデルの「iPad Pro」も採用しているM1チップの搭載です。第4世代(A14 Bionic)と比べ、8コアCPUによってパフォーマンスは最大60%高速化され、8コアGPUでグラフィックス性能は最大2倍高速化しているとしています。
フロントカメラは1200万画素の超広角タイプ。センターフレームに対応し、ユーザーの動きに合わせて自動的に向きを変えて捉え続けたり、ほかの人が参加すると自動的にズームアウトして全員が入るようにしたりといったことが可能です。リアカメラは1200万画素で前世代と同じです。
USB-Cポートの転送速度が最大10Gbpsと前世代より2倍高速になり、写真や動画の転送がスムーズになりそうです。Cellularモデルは新たに5G通信に対応しました。
ホームボタンのないオールスクリーンデザインですが、トップボタンにはTouch ID(指紋認証)を搭載し、ロック解除や決済などに使えます。Apple Pencil(第2世代)に対応しており、メモや絵を手書きすることができます。
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