本の収納に不可欠な「本棚」。漫画や雑誌の置き場所がなく、床に平積みになっている……そんな状態になっているなら、おそらく新しい本棚の設置時です。
本棚はサイズ展開の幅が広く、スライド型の本棚や扉付きの本棚などタイプもさまざまなので、どれを選んだらよいかわからないこともありますよね。今回は本棚の選び方と、おすすめの製品を紹介します。
まずは、本棚のサイズに注目しましょう。本棚は、大きいものでは壁一面サイズ、小さなものでは幅50cm以下のものまで幅広いです。本棚を置くスペースをあまりとれない方にはスリムなタイプがおすすめです。
どのようなデザインが部屋にあうかについても考慮するとよいでしょう。部屋の壁、床、他の家具と同系色にすると、インテリアに統一感が出ます。模様替えを頻繁にする方はキャスターがついているタイプを選ぶと便利かもしれません。
本棚には複数のタイプがあります。まずは扉がついていないシンプルな「オープンラック」タイプ。メリットとしては、本の出し入れが簡単なこと、さまざまなサイズの本を収納できることが挙げられます。一方で、扉付きの本棚は、ホコリが気になる方や、本を日焼けさせたくないという方におすすめです。
前後の2重に棚が設けられている「スライド式」は、本をたくさん収納したい時に便利です。前の棚を横にスライドすることで奥の棚が現れる仕様になっているので、狭いスペースで効率よく収納できます。
よりコンパクトな本棚がほしい場合は、部屋の隅に置く「コーナーラック」タイプ、あるいは4面を使って収納できる「回転式」がおすすめです。
本棚に収納したい物についても考慮しましょう。
漫画や新書、CD、DVDなど、小さめの物をメインでしまう予定の場合は、棚の高さも奥行きもそれほど必要ありません。しかし写真集や図鑑など、大判サイズの本を収納したい場合は、ある程度高さと奥行きが必要になります。
また、棚板の高さも重要です。棚板の高さを変えられるタイプであれば、高さが小さい本と大きい本、両方無駄なく収納できますよ。
無印良品「スタッキングシェルフ」シリーズは使い勝手に合わせて拡張できる棚です。追加で専用の棚を購入すると、縦方向、あるいは横方向に棚を増やせます。
本棚としてだけではなく、飾り棚や間仕切り棚としても使えます。サイズはノーマルタイプとワイドタイプがあるので、部屋の状況に応じて選びましょう。木の質感が感じられるナチュラルなテイストのため、他の家具ともあわせやすいですね。販売価格は2万1900円(税込、以下同)です。
ottostyle.jp(オットースタイル)の「回転本棚」は、窓際などの狭いスペースにも置きやすい回転式のタワー型本棚。シンプルな木目調の天板で、インテリアとも調和しやすいです。
文庫本は約220冊、コミックは約200冊、CDは約240枚、DVDは160枚収納できます。360度回転可能で本を出し入れしやすく、さらに表紙が見えるオープンタイプのため目当ての本が探しやすい設計です。販売価格は7700円です。
タンスのゲン「スライド 本棚 ダブル」は効率よく収納したい方に特におすすめのスライド式の本棚です。ダブルスライドなので、より大容量の収納が可能です。
スライド部分にはキャスターがついているためスムーズにスライドさせることができ、本の出し入れも簡単です。棚の高さは3cm間隔で5段階調節できます。販売価格は6480円です。
JKプランの「ディスプレイラック」シリーズは、単品でも、他の同シリーズ商品と組み合わせても使える本棚です。ラックのタイプは「フラップ2枚扉」「フラップ2枚扉オープン」「フラップ4枚扉」「ガラスキャビネット」「スライド本棚」「引き出し付きガラスキャビネット」の全6種類あり、好みに応じて選べます。さらに、別売りの専用足を取り付けると北欧風にもなりおしゃれです。
今回紹介するフラップ扉タイプは中身を隠すことができ、扉部分には雑誌やCD、DVDなどをディスプレイできるタイプ。販売価格は7000〜8000円前後です。
山善の「本棚 オープンラック 8段」シリーズは、30cm、45cm、56cm、90cmと、必要に応じて横幅を選べる製品です。
背面が巾木(はばき)にあわせてカットしてあり、より壁にフィットしやすい点もポイント。幅30cmのモデルは文庫本最大208冊、コミックは最大288冊、大型コミックは最大272冊、DVDは最大288枚収納可能。2cm間隔、26段階で棚の高さを調節できるので、さまざまな本を収納できますね。販売価格は5000〜1万円前後です。
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