ベランダはスペースが限られているため、できるだけ効率的に洗濯物を干したいですよね。
そこで今回は、簡単に設置できる「ベランダ物干し台」を紹介します。ベランダの壁や天井に穴を空けずに導入できる、スタンドタイプや手すりに取り付けられるタイプなどを集めたので、賃貸の家でも安心して使えます。
スタンドタイプはベランダに置くだけなので、設置がとても簡単です。竿受けが2カ所以上あるものはたくさん洗濯物が干せますが、その分サイズも大きくなります。折りたたみタイプだと比較的コンパクトな設計のものもあるので、ベランダのスペースに合ったものを選びましょう。
スタンドタイプは安定性に優れたものが多く、強風が吹いても倒れにくいようにブロー台が付いているものや、床との接地面が大きく作られているものがあります。洗濯物の量が多い場合は、特にしっかりとした物干し台を選ぶと安心です。
限られたスペースを有効活用するアイテムとして人気の高い突っ張り棒ですが、ベランダ物干し台としても活躍します。突っ張り棒に竿受けが付いており、奥行が狭くても設置しやすいのがポイントです。
高さを利用して空いている空間を無駄なく利用できるので、洗濯物が重ならないようにたくさん干せるのもうれしいですね。ただ天井がないと設置できないため、注意しましょう。
ベランダ物干し台は外で使うものですから、雨に濡れてもさびにくいステンレスやアルミ製の素材がおすすめです。こまめに移動させたり、室内に収納したりする場合は、軽量なアルミを選ぶと良いかもしれません。
軽量な物干し台は設置や移動をさせる時に便利ですが、強風にあおられると倒れやすいので注意しましょう。ブロー台や接地面の広さの他にも、パイプが太いものや、低めのものだとベランダの壁が風よけになるので安心です。
積水樹脂商事の「ステンレス物干し台 ブロー台 物干し竿付き BD-50S」は竿受けが上段と下段に分かれているので、洗濯物が重ならず効率的に乾かせます。
さらに竿受けの向きを変えられるので、片側にまとめたり、外側に向けたりと、ベランダの広さに合わせて変えられます。高さは上段が105〜170cm、下段は106〜130cmの間で調整が可能です。ブロー台に砂や水を入れたらしっかりと固定できるため、強風が吹いても倒れにくく安心。家族が多く、洗濯物をたくさん干したい人におすすめです。3mの物干し竿が2本セットになって、販売価格は9400円前後です。
平安伸銅工業の「ベランダ用物干し台 ステンレス MC-60」は、脚を折りたためるので、使わない時はすっきり収納できます。
横幅50cmとコンパクトなため、狭いベランダでも導入しやすい設計。高さは120cmと低めのため外から洗濯物が見えづらく、プライバシーを守ります。竿は2本使用できて布団も干せるので、コンパクトながらたっぷりと洗濯物が干せそうです。販売価格は4300円前後です。
積水樹脂の「屋外物干しセット ステンレス 竿2本付き DB-502」は、ベランダの格子状の手すりに取り付けられる物干し台です。
竿受けは上段と下段に分かれており、竿は最大4本使用できます。下段の竿受けは、竿を掛けたまま内側に回転させて収納可能。使わない時はベランダが圧迫感なく、すっきりできるのもうれしいですね。取り付けられる手すりのタイプは、角パイプの場合は高さと幅が3〜10cmまで、丸パイプの場合は直径3〜10cmまで、格子の間隔は16cmまでとなっています。4mの物干し竿が2本付いて、販売価格は1万3000円前後です。
アイリスオーヤマの「洗濯物干し ステンレス SVI-275NR」は突っ張り棒タイプのため、奥行が狭いベランダにおすすめです。
竿受けは2段あるので、縦の空間を余すことなく活用できます。竿受けの高さは自由に変えられるため、洗濯物の長さに合わせられて便利です。向きも360度、好きな角度に調節可能。突っ張り棒の高さは、約210〜275cmの間で調節できます。販売価格は3500円前後です。
積水樹脂の「屋外物干し台 大空(ステンレス)」は、ダブルポール支柱とH字型の接地面によって、風に強い作りになっています。
竿は最大3本設置可能。竿受けは傾斜があるので、日当たりや風通しも良さそうです。高さは118〜150cmの間で調節できます。販売価格は9400円前後です。
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