アウトドアファッションの素材としてよく使われているゴアテックス(GORE-TEX)。ゴアテックスとは、アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が販売している素材の商標名で、防水性と透湿性を持っているのが特徴です。
ゴアテックスが使われている帽子は、キャンプやハイキング、野外フェスなどで、突然雨が降ってきたときにも対応できます。本記事では、デザイン性も兼ね備えた商品をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ゴアテックスは、雨や雪などを通さない防水性と湿気を逃がす透湿性を兼ね備えた素材です。相反する性質を持つゴアテックスは画期的な素材として重宝され、広く流通しています。
ゴアテックスが使われているアイテムは、雨が降っている中で汗をかいても蒸れることがなく、体を快適に保ってくれます。アウトドアなどのアクティブなシーンにぴったりの素材といえます。
ゴアテックスには「メンブレン」が大きく関係しています。メンブレンは水滴の2万分の1程度の非常に小さな穴が空いている生地で、水蒸気は通ることができますが水滴は通ることができない性質を持っています。
ゴアテックスは、表地、メンブレン、裏地というように3枚の生地を貼り合わせた構造になっています。表地はメンブレンの保護や、生地の厚みを増やして摩耗に強くする役割などを担っています。裏地は着心地を良くする役割があります。
キャンプやハイキング、野外フェスなどでは、突然の雨が心配なことも。とはいえ、傘を持っているとかさばってしまうこともありますね。そんなときに活躍するのが、ゴアテックスが使われている帽子です。両手が使えるので、アクティブなシーンの雨対策にぴったりです。
加えて、UVカット機能が施されていたり、熱を逃がしてくれる機能を搭載していたりするものもあるので、夏の日差しが強い時期にも重宝します。雨と日差し対策どちらもできる優秀なアイテムですね。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)の「ゴアテックスハット」(NN41912)は、13mm幅のしっかりとしたシームシーリング加工を施すことで防水性を高めているハット。アジャスター付きのあごひもが付いているので、風の強い日も安心です。
雨にぬれても形状を保ちやすい、やや硬めの広いツバを採用しています。コットンライクな生地の風合いなので、タウンユースにも使いやすいです。カラーはキャラメルカフェ、クラシックカーキ、ブラック、オリーブ、コズミックブルーの5色展開。Amazonでの販売価格は6000円前後です。
ニューエラ(NEW ERA)の「キャップ」(13058923)は、前面にプリントされた「GORE-TEX」ロゴが印象的。ナイロンの表生地にゴアテックスを張り合わせた、2レイヤー仕様になっています。裏面には、生地を保護するラミネート塗装を施しています。
スウェットバンドには抗菌効果のある生地を採用しているので、清潔に使用できます。カラーはブラックとベージュの2色展開。Amazonでの販売価格は5500円前後です。
マーモット(Marmot)の「ゴアテックスハット」(TOAQJC46)は、UVカット機能を搭載していて、雨の日だけでなく紫外線の強い日にも活躍するアイテム。日常生活の紫外線対策用に使用してもよさそうです。
アジャスター付きのあごひもが付いているので、首に掛けておくこともできます。Amazonでの販売価格は6000円前後です。
チャムス(CHUMS)の「キャップ」(CH05-1258)は、ハリ感のある、しなやかで快適な被り心地が特徴的なパイロットキャップ。ゴアテックス素材の中でも軽量な「GORE-TEX PACLITE」を採用しています。
チャムスの定番キャップ「Bush Pilot Cap」をベースにしたデザインで、トレンド感のあるスポーティなシルエットが魅力。後ろのアジャスターでフィット感の調整ができます。Amazonでの販売価格は5000円前後です。
フォックスファイヤー(Foxfire)の「ワイルドキャンパーズハット」(5422002)は、裏地にゴアテックスを採用したハット。アジャスター付きのあごひもが付いているので、首に掛けておくこともできます。
ツバ裏は光の眩しさを軽減するアイブラックバイザー仕様になっているので、日差しが強い日も安心して使用できます。カラーはブラックとオリーブの2色展開。Amazonでの販売価格は7000円前後です。
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