キングジムは、テキスト入力に特化したデジタルメモ「ポメラ」の新モデル「DM250」を7月29日に発売します。バッテリー容量の向上やUSB Type-C対応といったアップデートを果たしています。価格は5万4800円(税別)です。
4年ぶりに登場した新モデルは、従来モデル「DM200」のテキスト入力のしやすさはそのままに、ユーザーの要望を反映して使いやすさを向上させています。
バッテリー容量が増えたことで、フル充電での使用時間は従来比+6時間の約24時間を実現。充電用ポートにUSB Type-Cを採用した上、充電確認用LEDを搭載し、本体を閉じた状態でもバッテリー残量を把握できるようになっています。また本体構造を見直したことで、打鍵音がより静かになっているとしています。
専用に最適化された日本語入力システム「ATOK for pomera[Professional]」は校正支援機能を追加するなどして強化。縦書きの脚本や台本の作成に適したシナリオモードを追加しています。1ファイルあたりの保存可能文字数は従来比2倍の20万字になりました。
打ちやすいキーボードにはポメラ用にカスタマイズしたUS配列を追加。日本語入力に特化した「親指シフト」は、改良したレイアウトを1種追加し、より入力しやすくなったとしています。
スマホ連携が強化され、専用アプリからWi-Fi接続によりポメラ本体と直接テキストファイルのやりとりが可能に。「pomera Link」(iOS/Android)でポメラ本体内のデータを確認し、選択するだけでアプリ内に保存できます。アプリ内のファイルをポメラへ送信することも可能です。
ゴミ箱とバックアップ領域の追加により、削除したり上書きしたりしたファイルの復旧が可能に。正規表現による検索に対応するなど、ユーザーにはうれしい使い勝手の向上が図られています。
ユーザーからの要望が多かったというホワイトモデルを、キングジム公式オンラインストアで250台限定で販売。限定カラーに合わせた専用ケースと液晶保護フィルムが購入者特典として付いてきます。
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