昔から使われてきたペンやノートなどの文房具は、アナログな印象が強いかもしれません。しかし最近では、デジタルデバイスと連動するものや、作業の効率化が期待できる画期的なアイテムが多数登場しています。
そこで今回は、思わず使ってみたくなるハイテクな文房具を紹介します。奥深い文房具の世界をのぞいてみませんか?
キングジムの「ブギーボード」(BB-14)は、何度も書いてすぐに消せるA6サイズの電子メモパッド。筆圧で線の太さが変わる、ハイコントラスト液晶を採用しています。
書いた内容を専用のアプリでスキャンすることで、画像データとして保存が可能。保存したデータは色を付けたり、テキストを加えたりすることができます。背面にはマグネットと定規が付いていて、冷蔵庫などに貼り付けて使用することもできます。電話中のメモにも使えそうですね。電源はリチウムコイン電池(セット済み)。Amazonでの販売価格は2700円前後です。
キングジムの「電子吸着ボード」(RK20シル)は、微弱な静電気を発生させることで紙を貼り付けることができる卓上タイプのボードです。本体サイズは10(幅)×30(高さ)×2.2(奥行き)cmとコンパクトなので、狭いスペースを有効に活用できます。
領収書やレシート、ToDoリストなどを貼っておくのに便利。別売りの専用取り付けアームを使用することで、パソコンモニター横に取り付けができます。パーテーションタイプや壁掛けタイプの展開もあります。電源は単3アルカリ電池4本(別売り)。Amazonでの販売価格は3000円前後です。
ぺんてるの「シャープペン オレンズネロ」(PP3005-A)は、最初に1回ノックするだけで、自動で芯が出てくるシャープペンシル。芯の減り具合に合わせて先端パイプがスライドすることにより、芯が折れにくい仕様になっています。
芯がなくなるまで書き続けられるので、書くことに集中できるのが魅力です。芯径は筆記スタイルに合わせて、0.2mm、0.3mm、0.5mmの3種から選べます。見た目もスタイリッシュなのでモチベーションを上げてくれそうですね。Amazonでの販売価格は2000円前後です。
コクヨの「2色蛍光マーカー」(PM-L303-3S)は、ペン先をくるっと回転させるだけで2色の色分けができる蛍光マーカー。持ち替えてキャップを開閉する手間が省け、効率的にマーキングができます。
ペンの先にセパレーターが付いていてペン先も斜めになっているので、2色で線を引いてしまう心配もありません。立ったままでも片手で色分けできるので、通勤・通学途中の資料チェックや試験勉強にもよさそうですね。Amazonでの販売価格は300円前後です。
モレスキンの「ペンプラス ELLIPSE スマートペン」(SMPENBK)は、ペーパータブレット(別売り)と無料の専用アプリを使用することで、紙に書いたスケッチやアイデアをリアルタイムでデジタル化できるスマートペン。アプリの対応機種はAndroid、iOS、Windows 10で、Evernote、Google Drive、 Adobe Creative Cloud、Wordなどのサービスと互換性があります。
ミーティングの議事録をすぐにデジタルに変換して共有したり、ペンでイラストを描いてパソコンで編集したりと、多様な使い方ができます。Amazonでの販売価格は9000円前後です。
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