「フライパン」は毎日の料理に欠かせない調理器具です。IH・ガス調理に対応した万能モデルをはじめ、素材にこだわった高級モデルまでさまざまです。
特に焦げ付きにくいコーティングを施したフライパンなどは、使い勝手が良く、長持ちもしやすいため、多くの人が愛用している調理器具でもあります。ここでは、Amazon.co.jpからピックアップしたおすすめのフライパンを紹介します。
焦げ付かないフライパンといえば「テフロン」加工が有名です。テフロンとはフッ素樹脂のことでデュポンの登録商標です。油を引かなくても食材が焦げ付きにくいため、調理の際に油の量を抑えたい人にはおすすめです。
何度も使用していくうちにコーティングも剥がれやすくなりますが、テフロンのグレード数が高いフライパンであれば、強度も高いため、長年愛用できるでしょう。
ダイヤモンドコート加工は、フッ素樹脂に人工のダイヤモンドを混ぜてコーティングしたもの。通常のテフロン加工のフライパンに比べ、耐久性に優れているモデルが多くあります。
金属ヘラを使用しても傷が付きにくいため、激しくかき混ぜる工程を含む調理にも向いています。
セラミック加工は、金属製フライパンの表面をセラミックでコーティングしたもの。耐熱性と強度に優れているため、超高温調理にも向いています。
フッ素加工のフライパンに比べ、安全な素材を使用しているモデルが多いため、食への安全にも考慮されています。また、食材を入れっぱなしにしても汚れが染み込みにくいため、鍋ごと冷蔵庫で保存したい人にもおすすめです。
マーブルコート加工は、フッ素樹脂にマーブル(大理石)を混ぜ、コーティングしたもの。フッ素加工フライパンの焦げ付きにくさやこびり付きにくさはそのままに、耐久性を向上させているため、扱いやすさに定評があります。
マーブルコートの表面には、白い大理石の粉が散りばめられているため、見た目が良いのも特徴です。近年では、スキレットなどのアウトドア調理鍋にも採用されているため、デザイン重視で選びたい人にもおすすめです。
チタンコート加工は、フッ素樹脂にチタンを混ぜたコーティングのもの。数あるコーティングの中でも耐久性に優れており、酸や塩分への耐食性もあります。
チタンの重さ(比重)は、鉄と比較しても半分ほどの軽さで、熱による膨張も少ないため、「軽い・頑丈・さびにくい」の3拍子がそろったフライパンを多く展開しています。
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