外出中に感じる暑さを和らげるために、役に立つのがハンディファン(手持ち扇風機)です。今では種類豊富にハンディファンが販売されており、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。
ハンディファンのような機器を選ぶ際に、気になるのが「安いものって実際どうなの?」という点。そこで、今回はAmazonで見つけた777円(税込み、以下同)のハンディファンを購入し、使ってみました。
今回、Amazonで購入したのは「bris.カラビナ付きポータブルファン」。提供元の企業はスマートフォン・タブレットアクセサリーの開発・製造・販売及び輸出入を行う「BEGALO JAPAN」です。
「bris.カラビナ付きポータブルファン」(以下、ハンディファン)のAmazonでの販売価格は777円。本体下部にカラビナが付いていること、LED照明を搭載していることが特徴的。風量を三段階で調節できるのがうれしいポイントです。
Amazonの販売ページによるとサイズは約14.6(幅)×7.6(高さ)×2.2(奥行き)cmで、重さは75gとのこと。カラーはディープグリーンとホワイトの2色があります。
早速、ハンディファンを購入。開封してみます。ハンディファンと同梱されていたのが、USBケーブル(約50cm)と説明書です。
購入したハンディファンのカラーはディープグリーン。落ち着いた色合いです。持ってみると、軽さに驚きました。平たくて丸みのあるフォルムも、持ちやすいです。
付属のUSBケーブルで充電してみます。充電ケーブルのmicro USB端子を本体に差し込み、充電開始。充電を開始すると充電表示ランプが赤く点灯します。
ある程度、充電したのでバッグに取り付けてみます。
外出先でハンディファンを使いたいときに、さっと取り外して使えるので便利そうですね。バッグの中をごそごそしなくていいのは楽です。また、バッグの中で勝手に電源スイッチが入る、ということもなくなりそうですね。
肝心の風量についてチェックしていきます。
送風モードは電源ボタンを押す回数で切り替えられます。1回押すと「弱」モードから始まり、2回目で「中風」モード、3回目で「強風」モードと切り替わり、4回目に押したときに電源がオフになります。
風量ですが、個人的には充分に満足できるレベルでした。パワーがあり、顔から20cmくらい離したところからの送風で、しっかり涼しく感じます。
ハンディファンに付いているLED照明も試してみましょう。ボタンを3秒長押しすればLED照明が点灯します。
LED照明はファンの下部に2つ、小さいものが付いています。部屋を暗くしてLED照明をオンに。しっかり明るく、色合いがかわいいです。光のカラーは、グラデーションになりながら、自動でゆっくり変わっていきます。
キャンプやお祭り、フェスなど、夏の夜のイベントに持っていくと気分が盛り上がるかもしれません。子供も喜びそうです。
今回試してみた「bris.カラビナ付きポータブルファン」ですが、筆者はおおむね満足しました。ストラップなどが不要で、直接バッグに取り付けられるというのが、使い勝手良く、楽で良いです。
少し気になるのが、使い方が手持ちしかできないことと、稼働中の音がやや大きいこと。他のハンディファンだと、手持ちスタイル以外にも卓上に置けるように設計されていたり、ストラップが付属していて首掛けができたりするので、それに比べると本製品は使い道は限られます。
ただ、送風パワーがあり、風量調節も3段階でできますし、軽くて持ち運びもしやすいので、これで777円ならコスパは良いと思います。LED照明といったおもしろい機能も付いていますし、安いハンディファンが欲しい人は検討してみてもよいのではないでしょうか。
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