暮らしをより便利に、より快適にしてくれるスマートホーム。近年、一般家庭でもスマート家電を導入する人が増えています。
スマートホームに憧れはあるけれど、何からそろえたらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、自宅のスマートホーム化の第一歩として購入するのにおすすめの製品を紹介します。
スマートホームとは、家電をWi-Fiに接続し、スマホなどで操作できる環境のことです。スマートホーム化をすると、「家電の操作が楽になる」「外出先から家電を操作できるようになる」「毎日のルーチンを時短できる」などのメリットがあります。
一例を挙げると、「音声でエアコンのスイッチをオン/オフする」「スマートフォンで自宅の鍵の開け閉めをする」などができるようになります。外出先で「自宅の鍵を閉めてきたか不安になる」ということも起こらなくなりますね。
スマートスピーカーとは、AIを搭載しており、音声操作が可能なスピーカーです。家電と連携させて遠隔操作をしたり、音楽を流したりと、さまざまなことができます。搭載しているAIはブランドによって異なり、例えばAmazonのEchoシリーズはAlexa(アレクサ)、Google HomeはGoogleアシスタント、Apple HomePodはSiri(シリ)が採用されています。
「Echo Dot (エコードット) 第4世代」は丸いフォルムが特徴的な時計付きスマートスピーカーです。「人気の曲をかけて」「明日雨降る?」など、Alexaに話しかけるだけで幅広い操作が可能です。
スマートリモコンとは、家電をスマホから操作したり、家電のリモコンを1つにまとめたりできるスマートホーム機器のことです。製品によっては、タイマー機能や温度センサーを搭載していて、自動で家電を操作できるものもあります。
「Nature Remo 3(ネイチャーリモ)」は、条件を設定して家電の操作を自動化できるスマートリモコン。「朝7時に照明をオン」「28度になったらエアコンをオン」「部屋が暗くなったら照明をオン」など、さまざまな設定ができます。また、スマートスピーカーと連携することにより、スマートホームに対応していない家電でも音声で操作できるようになります。
スマートロックは、スマホなどから解錠・施錠が行える鍵のことです。製品によっては賃貸住宅でも使用できるものも。スマートロックを取り付けると、鍵を開ける手間を減らせたり、セキュリティを強化できたりというメリットがあります。
SADIOT LOCK(サディオロック)は、ハンズフリー解錠に対応したスマートロックです。スマホを持ってドアに近づくだけで簡単に解錠できるため、両手がふさがっている状態でも楽に鍵を開けられます。鍵の施錠解錠履歴はスマホで確認できるため、セキュリティ面も安心。セキュリティチップを搭載しており、ハッキング対策がしっかりとされている点もポイントです。
スマートプラグは、コンセントに挿すことで家電をIoT化できるスマートホーム機器です。スマートリモコンとの違いは、リモコンを使わない家電にも使えること。価格はスマートリモコンよりも安価な傾向にあるので、スマートホーム化の第一歩としても気軽に購入できます。
SwitchBot(スイッチボット)の「プラグミニ スマートプラグ」は、本体にBlootoothとWi-Fi機能を搭載したスマートプラグで、Wi-Fiにのみ対応したモデルよりも利便性が上がっています。また、過負荷保護装置、ホコリが入りにくい感電防止設計、素材には難燃素材を採用するなど、安全にも配慮した仕様です。
小さな子どもやペットの見守り、またはホームセキュリティの強化におすすめなのがネットワークカメラ(IPカメラ)です。インターネットを通じて、離れた場所の映像を確認できます。
パナソニックの「KX-HDN215-K」は特にペットの見守りにぴったりなネットワークカメラです。フルHDのカメラ、左右360度、上下90度に動かせる首振り機能を搭載。さらにペットの動きを検出した方向にカメラが向く自動追尾機能も付いています。動作/音/温度に変化があった時はスマホに通知されるため安心です。
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