スマートフォンの通知を確認できたり、電子マネー決済ができたり、健康状態をモニターしたり……さまざまな機能を搭載しているスマートウォッチ。毎日着けているという方や、スマートウォッチを着けたまま運動をするという方も多いでしょう。
スマートウォッチの中には、コンパスや高度計、気圧計など、登山などで便利な機能が搭載されたモデルがあります。今回は、登山に便利な「スマートウォッチ」のおすすめ製品を紹介します。
SUUNTO(スント)の「SUUNTO 9 Baro」は気圧式高度計を搭載したモデルです。バッテリー駆動時間の長さも特徴で、必要に応じてバッテリーモードを切り替える「インテリジェントバッテリーモード」を搭載しており、バッテリー持ちをより良くします。
暴風雨警報や日没/日の出情報など、アウトドアに役立つ情報も参照できます。米国国防総省が定めたMIL規格に準拠しているため、耐久性も抜群。また、加速度センサーとGPS機能を組み合わせた「FUSED TRACK TM機能」によって、より精度が高いトラッキングが可能です。
Amazfit(アマズフィット)の「Amazfit T-Rex 2」は高精度GPS搭載のアウトドアスマートウォッチ。高度計・気圧計・コンパスなど、山歩きに重宝する機能と、MIL規格準拠のタフさを備えています。
同時に2つの衛星電波を利用できるデュアルバンド位置測位システムと、「GPS」「GLONASS」「Galileo」「BDS」「QZSS」5つの衛星測位システムに対応し、正確性の高い測位が可能。また、標準使用の場合最大24日間というバッテリー持ちも魅力の1つです。
GARMIN(ガーミン)の「fenix 7 Sapphire Dual Power」は同社スマートウォッチのフラッグシップモデルです。高度計、気圧計、電子3軸コンパスのほか、日本詳細地形図機能や海外大陸地図機能も備えています。また、傾斜や距離、標高の上昇などのリアルタイム情報が表示される「CLIMBPRO」機能は登山に便利です。
頑丈かつ軽量で、ガーミンが独自開発した「パワーサファイアガラス」により、傷がつきにくい仕様。ソーラー充電に対応しており、スマートウォッチモードで約22日間稼働します。
同じくGARMINの「Instinct 2 Dual Power」もアウトドア向きのスマートウォッチです。ソーラー充電を利用したロングバッテリーが特徴で、一定条件下(※)で使用した場合には無制限で稼働できます。
高度計、気圧計、電子3軸コンパスのセンサーに加え、「GPS」「GLONASS」「Galileo」「みちびき」の、4つの測位システムに対応。また、往路と同じルートでスタート地点に戻れるようナビゲートしてくれる「トラックバックルーティング機能」も搭載しています。
POLAR(ポラール)の「Grit X pro」は登山に便利な機能とMILスペックの耐久性を備えたスマートウォッチです。アウトドアダッシュボードで、日の出/日の入の時刻、気象情報、高度、コンパス、座標位置情報などが確認できます。
ナビゲーション付きルートガイダンスと、来た道をたどってスタート地点へ戻ることができるトラックバック機能を搭載。また、「Hill Splitter(ヒルスプリッター)」機能では、速度/距離/高度などのデータをもとに、上り坂と下り坂を自動的に検出して記録します。1回の充電で最大7日間バッテリーが持続します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.