おいしいお水をたくさん飲める「ウォーターサーバー」に興味を持ちつつも、「導入してから後悔したらどうしよう」と思い、なかなか決断できない人も少なくないかもしれません。
ウォーターサーバー導入後に「後悔した」「結局やめた」という人は、もちろんデメリットが大きいと感じたためにサーバーを手放しています。ここでは、よくあるウォーターサーバー解約の理由を紹介します。
ウォーターサーバーの水ボトルは10kgほどあり、重いです。
配送されてきたボトルを玄関先で受け取り、保管場所に持っていき、本体に設置するまでが大変だと感じる人は多いようです。特に、本体の上部に取り付けが必要な場合、胸の高さまで持ち上げなければならないこともあり、辛く感じるようになりがちです。
ボトルを本体の下部に設置するタイプであれば持ち上げる必要はありませんが、それでもボトルの持ち運びはどうしても発生してしまいます。
ウォーターサーバー置き場をどうにか確保し、設置できたとしても「圧迫感がある」「インテリアと合わず、気に入らない」と感じることもありえます。
家電量販店などで見た時にはデザインについて何も感じなくても、実際に自宅に置いてみたら「存在感が強すぎる」と驚くこともあります。
また、本体の置き場所とは別に、水ボトルの保管場所が必要になることも知っておきましょう。部屋のスペースを圧迫することや、見栄えが気になることもあるかもしれません。
ボトルが配送されてくるタイプのウォーターサーバーの場合、その受け取りを面倒に感じたり、いわゆる「注文ノルマ」にプレッシャーを感じたりと、ボトルの配送についてうんざりすることもあるようです。
「注文ノルマ」とは、毎月決まった数のボトルを購入しなくてはならないというルールのこと。これにより「ノルマの分の水代が必ずかかる」「まだ飲み切っていないのに、次を注文しないといけない」「未開封ボトルが溜まる」といった悩みを抱えがちになります。
ウォーターサーバーの費用や料金体系は製品によって様々ですが、契約時に詳細を理解していないと「想定より高い!」と感じることもあるようです。
本体のレンタル料金だけでなく、ボトルの配送料やメンテナンス費用、そして電気代などがかかることが多いです。
理解して契約したとしても、ライフスタイルが変化して水の消費量が増えることにより、当初の想定より高くなるかもしれません。
キララウォーターは水道直結型のウォーターサーバーです。
ボトルが配送される方式ではないため、「水が余っているのに新しいボトルが配送されてくる」「ボトルの置き場所に困る」ということがありません。
設置工事は必要ですが、原状復帰が簡単にできるので、賃貸住宅でも安心して利用できるとのことです。ショートタイプのサーバーはコンパクトなので、キッチン周りにも設置しやすいです。
費用は選ぶサーバーの種類によって異なりますが、月額4378円(税込み、以下同)からとなっています。ボトルの増減がないため、月額料金は定額です。
ハミングウォーターは、水道水をタンクに注いで使用する浄水型のウォーターサーバーです。ボトルが配送されてくるタイプではありません。
サーバーレンタル料、交換フィルター費用、配送料など全て込みで、月額3300円の定額制です。デザインがシンプルでインテリアになじみやすいのもポイント。サイズは約26(幅)×37(奥行き)×120(高さ)cmとスリムボディです。
アクアバンクも、水道水を注ぐだけの浄水型のウォーターサーバーです。
水道水から不純物を除去し、水素水を生成できることが特徴です。ロングタイプとショートタイプがあり、ショートタイプならサイズは約31(幅)×32(奥行き)×91(高さ)cmとコンパクト。月額4378円です。カートリッジ交換や業者メンテナンスの費用が無料。設置を業者に依頼せず自分で行う「セルフ設置コース」を選べば、初期費用を節約できます。
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