「ミリタリーウォッチ」は、その視認性の高さとタフさから人気があります。天候が悪い時や夜間でも時刻を確認しやすいモデルなどもあるため、アウトドア環境でも活躍するでしょう。
ここでは、デザインを再現した復刻モデルなどを含め、各国の軍にまつわるミリタリーウォッチを紹介します。
LACO(ラコ)は1925年に創業されたブランド。精度、品質が高いことから、ドイツ空軍で使われていました。
「861690 AACHEN」はブランドの中でも定番モデルのパイロットウォッチです。「分」「秒」の視認性を特に重視した文字盤のデザインなど、当時の仕様を残しつつ、ミネラルガラスからサファイアクリスタルへと変更されるなど、アップデートもされています。
オフィチーネ パネライの「ラジオミール ブラックシール ロゴ Ref. PAM00754」は、1938年にイタリア海軍のために作られた腕時計を再現したシリーズです。
ねじ込み式のリューズ・裏ぶたを採用しており、高い防水性を実現。ケースサイズは45mm。6時位置にある「OP」のロゴは、海と空を表しているそうです。ムーブメントには同社製のP.6000を使用しています。
IWC(アイダブルシー)の「パイロットウォッチ マーク18」シリーズは、イギリス軍が使用していたパイロットウォッチ「マーク11」の伝統を継承したモデルです。
ケースサイズは40mmで、素材はステンレススチール。耐磁性のインナーケースと、両面反射防止加工を施したサファイアクリスタル、秒針停止機能付きセンターセコンドを装備しています。
タイメックスの「オリジナル・キャンパー」は米軍仕様のミリタリーウォッチを復刻した人気モデルです。
当時の手巻きムーブメントは現在製造できないことから、クォーツムーブメントに変更されているほかは、当時の設計を忠実に再現しています。ケースサイズは36mmで、コンパクトかつシンプルなデザインが使いやすそうです。
Luminox(ルミノックス)の「ORIGINAL NAVY SEAL 3000 SERIES」は、米海軍特殊部隊ネイビーシールズからの要請で開発されたシリーズです。
「Ref.3001」は1994年に誕生した最初のモデルです。MILスペックをクリアした高い耐久性を備えています。ケース素材には宇宙船にも使われる「Carbonox」を採用。また、破損を最小限に抑えるためのリューズカバーが付いています。ケースサイズは43mmです。
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