大掃除では、これまで手放すことができなかったものでも、思い切って処分できることがあります。そんな心境の変化を与えてくれるものですよね。
大掃除で出てきた不用品の中には、メルカリなどのフリマアプリに出品できるものが多くあります。そこで今回は、大掃除に不用品として出てきそうなもので、メルカリに出品できるものをランキング形式で紹介していきます。大掃除前にぜひチェックしてみてください。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
食器は毎日使うものと、時々使うもの、そして滅多に使わないものに分けることができると思います。例えば、来客用に食器のセットを保管していても、たくさんの人が集まる機会があまりない……なんてことはありませんか? また食器棚の中には、あまり使わないけれど、なんだか処分できない食器もあるかもしれません。もし何年も全く使っていないのであれば、今後も出番はないと思ってもよいのではないでしょうか。思い切ってメルカリに出品してみましょう。
食器はセットになっているものと、バラのものがありますが、セットの場合はそのままセットで出品します。例えば贈り物でもらったティーセットなどは、箱のまま写真を撮ります。発送も箱のままします。そうすれば中身が固定されているので、梱包も楽です。
食器はブランド物も人気ですが、実はレトロな柄や形の食器も人気です。「昭和レトロ」と呼ばれるもので、なかなか手に入らないこともありメルカリで探している人もいますよ。もし昔の食器を出品するなら、「昔の食器です」と明記しておきましょう。
ちなみにですが、筆者は大掃除で使っていない包丁を見つけました。自宅で料理をする機会が増えたので買ったのですが、結局いつもの包丁を使っています。これも出品できそうです。
実は筆者もメルカリで売ったことがあるのですが、布団は思った以上に需要があるようです。筆者が出品したのは毛布でしたが、新品だったこともあって出品から1時間程度で売れました。
布団は衛生面も気になるので、できれば新品がおすすめです。贈り物でいただいた毛布やシーツ、タオルケットなども、使わないならメルカリに出品してみましょう。
もし中古の布団を出品したいなら、出品前に洗濯(あるいはクリーニング)をした方がよいと思います。購入する側は、布団についたにおいや汗が気になりますからね。
また布団はサイズが大きいので、敷き布団などは避けた方がよいかもしれません。宅配便で送れない可能性がありますし、発送に手間がかかります。匿名配送が可能で全国一律料金で使える「らくらくメルカリ便」で送りたい場合は、160cmサイズ以下が対象と覚えておくとよいでしょう。
これも余談ですが、筆者は押入れを掃除して寝袋を発見してしまいました。押入れは毎日のように見ているのですが、そこにあるのが自然になってしまっていたようで、気づきませんでした。ずっと使っていないので、これもそろそろ出品すると思います。
コスメは、一度使ってしまったら出品できないと思われがちですが、そんなことはありません。サンプルとして使いたい人や、中古でも安く買いたいと思う人がたくさんいますから、メルカリでも活発に取り引きされています。まずは「中古でもいいんだ!」という気づきが大切です。
コスメは、開封から時間が経っていると劣化の恐れがあります。分離していたり違和感のあるにおいがしたりするようなら、出品は諦めた方がよいでしょう。また購入者は残量が気になると思いますので、どのくらい残っているのかは明記します。中身が見える容器なら写真で示せますが、見えない場合は「10回使用」「半月使用」など、回数や期間で示すのも1つの方法です。
壊れてしまった家電は、動かないから出品できないと思ってしまいがちです。でもメルカリ内には、部品が欲しいと思っている人や、修理ができる人もいます。このようなユーザーが、あえて壊れた家電を探していることもあります。
動作確認ができない場合は、「ジャンク品」として出品してみましょう。「ジャンク品」がキーワードになるので、必ずこのワードを入れます。また動かないことを商品説明に明記しましょう。
本や漫画などは、一度本棚に入れてしまうとそこにあるのが当たり前になってしまうものです。手に取る機会が減るので、全く読まないのに何年も本棚にしまっていることも。大掃除では本棚の掃除もすると思いますので、このタイミングで読まない本をメルカリに出品してみてはいかがでしょうか。
本や漫画は「バーコード出品」ができます。バーコード出品とは、商品に付いているバーコードをスキャンするだけで、商品名や商品説明の一部を自動で入力してくれる機能です。出品の手間を大幅に削減できますよ。出品のしやすさからも、本などはおすすめです。
この時期、お歳暮で食品をいただくことがあるでしょう。でも家族の誰も食べないなど、困ってしまうこともありますよね。そんなときもメルカリの出番です。
食品を出品する場合は、必ず消費(賞味)期限と食品表示が確認できる写真を掲載します。また商品説明欄に、名称と原材料、内容量、消費(賞味)期限、保存方法、販売者を記載することも必須となります。
また以下の食品は出品できません(出典:メルカリ)。
いただいた食品を売ることに抵抗を感じるかもしれませんが、食べずに捨ててしまうなら、誰かに食べてもらった方がよいと筆者は考えます。ここは個々人の考えの違いですが、もし売ろうと思ったら上記の条件などのルールを守って出品しましょう。
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