パソコンを快適に使うためにさまざまな周辺機器があります。2022年に気になったアイテムとして、4Kディスプレイや拡張性をアップするドッキングステーション、トラックボールや電源タップなど、おすすめアイテムを紹介します。
ディスプレイの画面解像度がアップすると一度に表示できる情報が増え、業務の効率化が期待できます。またゲームや動画などのコンテンツも4K化といった“リッチ化”が進んでおり、ふさわしいスペックのディスプレイが求められるようになってきました。
家電量販店やECサイトを中心に、コスパに優れるディスプレイを展開する国内メーカー「JAPANNEXT」の2022年モデル。32インチのIPS系パネルを採用し、4K解像度、HDRに対応した製品です。
どの角度からでも色やコントラストの変化が起きにくく鮮明な画像を表示、色再現性も高く動画や画像編集などにも適しています。
映像入力端子が、HDMI 2.0(60Hz)×1、HDMI 1.4(30Hz)×2、DisplayPort 1.2(60Hz)×1と豊富なのも特徴です。
ノートパソコンユーザーにおすすめしたいのが「ドッキングステーション」です。ドッキングステーションはUSBや有線LAN、HDMIなどのポートを複数備えたもので、ノートパソコンにより多くの機器を接続できるようになります。特に有線LANポートを備えていないノートパソコンには、LANポートを搭載したドッキングステーションがおすすめです。
スマホ用の充電器やモバイルバッテリーで人気の「Anker」製ドッキングステーション。高速なデータ転送規格である「Thunderbolt 4」に対応した最上位モデルです。
Thunderbolt 4はUSB 3.1 Gen 2に比べて約4倍となる最大40Gbpsでの超高速データ転送が可能。対応パソコンも増えており、これから大容量のデータを扱うなら先行投資しておきたい周辺機器と言えます。
Thunderbolt 4ポートでは最大90W出力での充電が可能で、このほかiPhone 12シリーズを急速充電できる最大20W出力のUSB PD対応USB Type-Cポート、4K対応HDMIポート、USB-Aポート、1Gbpsイーサネットポート、SDカードスロット、3.5mmオーディオジャックの7種類、計12ポートを備えています。
パソコンの操作に欠かせないマウスですが、マウスより手首を動かす範囲が少ないため負担が少なく、置き場所も省スペースで済むのがトラックボールです。
トラックボールのロングセラーであったロジクール「M570」の後継モデル。本体を動かさずにボールを転がしてカーソル操作を行うため、腕や手首への負担を軽減でき、テレワークなどの限られた作業スペースでも使用できます。
親指で操作するボールはそのままに、快適な使用感と操作精度を向上。スクロールホイールの角度やクリックエリアを見直したほか、解像度をより細かく調整できるようになっています。付属のUSBレシーバーに加えて、Bluetoothによる無線接続も可能です。
帯域幅が広い6GHzの周波数帯域に対応した「Wi-Fi 6E」規格をサポートするWi-Fiルーター。従来の2.4GHz帯、5GHz帯に加え6GHz帯を含む3つの帯域(バンド)を同時に利用できるトライバンド対応し、高速で安定したWi-Fi通信を実現します。
WANとLANそれぞれに10Gbps 有線ポートを搭載。10Gbps対応のネット回線と組み合わせることで、Wi-Fi通信の性能を最大限活用できます。
メッシュ中継機能も搭載しているので、対応の中継器と組み合わせることで、スマホなどを家の中で移動しながら利用しても途切れることがないシームレスなWi-Fi環境を構築できます。
節電対策が可能な個別/一括集中スイッチとUSB充電2ポートを搭載した、木目調デザインの電源タップ。電源から侵入してくるノイズや雷サージから、家電製品などを守る「雷ガード」付きです。
トラッキング火災を防ぐため差込口はホコリ防止シャッター付きで、さらに絶縁キャップが付いたスイング式の差し込みプラグを採用した安全設計です。
キャビネットの側面や天板裏、デスク上などにタップを固定できる面ファスナー付き。ダークブラウンとライトブラウンの2色展開です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.