マスクを着けるのが日常化している現在、眼鏡が曇ってストレスがたまることもあるでしょう。特に冬場は寒暖差で、レンズが曇ってしまいがちです。視界をクリアに保つために、「眼鏡の曇り止めアイテム」を使ってみるのはいかがでしょうか?
今回は、眼鏡の曇り止めアイテムとして、スプレータイプ、ジェルタイプ、クロスタイプ、マスク用ノーズパッドなどをピックアップしました。タイプごとに特徴が異なるので、こうした選ぶ際のポイントもあわせて紹介します。
フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel
眼鏡の曇りが気になったときに、サッと取り出して、手軽に使えるのが「クロスタイプ」と「シートタイプ」の特徴です。両方とも眼鏡拭きの要領で、レンズを拭くようにしながら、曇り止めの成分を塗り込んでいきます。薬液を垂らすことはないので、指を汚さずに済むのもうれしいポイントです。
繰り返し使いたいなら、クロスタイプがおすすめです。眼鏡クリーナーの代わりとして使うこともでき、非常に手軽。中には300回以上使える製品もあり、1枚で半年以上使い続けることも可能です。コストパフォーマンス的にも優れているタイプと言えます。
シートタイプは、個包装されているシートを取り出してレンズを拭くタイプです。基本的に使い捨てなので、衛生的に使用できます。クロスタイプのように繰り返し使うことはできないので、コスパの面ではいまひとつです。
曇り止め効果の持続時間を重視するなら、「スプレータイプ」か「ジェルタイプ」のアイテムがおすすめです。24時間効果が持続する商品もあり、これなら1日1回のメンテナンスで済むため、何度もお手入れするのが面倒という方にもピッタリです。
スプレータイプは、レンズの両面に薬液を吹きかけ、柔らかい布などを使い、レンズ全体に薬液を広げていくタイプ。レンズ全体に満遍なく吹きかけることができ、ムラが発生しづらいのが特徴です。
ただし、液が垂れてきたり、薬液が他のものにかかったりする可能性はあるので、使用時は周りのものをぬらさないよう、注意が必要です。液垂れが気になる場合は、飛び散りにくいムースタイプが便利ですよ。
ジェルタイプは、レンズの両面に液を垂らし、ティッシュペーパーなどで液を塗り込んで使用します。ジェルならレンズにくっつくので液垂れの心配はありません。
ただし、米粒程度のジェルを少しずつ広げていく必要があり、手間が掛かるのと、塗りムラが出やすいのはデメリットと言えます。
マスク着用時の曇りが気になる場合は、「ノーズパッド」をマスクに装着するのも1つの手です。いつも使っているマスクに、シールなどで後からノーズパッドをペタッと貼り付けることで、普通のマスクでも息漏れがしづらくなり、レンズの曇りを軽減できます。
あるいは、鼻の上部を覆うクッション付きのマスクを購入するという方法もあります。鼻の上から呼気が漏れないよう、クッションがガードしてくれます。
また、ノーズパッドで構造的に曇りを抑えつつ、上述したジェル等を併用することで、より効果的に曇りを防止することも可能です。1日中ずっと効果を持続させたいという場合は、ノーズパッドと各種アイテムの併用も検討してみてください。
モエライフの「眼鏡 曇り止めクロス」は、約600回以上繰り返し使えるクロスタイプのアイテム。使用可能回数が多く、コスパに優れているのが魅力の1つです。専用の収納ケースから取り出し、眼鏡拭きのようにサッとレンズを拭くだけで、曇りを防止できます。
超微細繊維を採用しており、最長で約24時間曇り止めの効果が持続します。1日1回の使用で、クリアな視界をキープできます。また、クロスには抗菌加工が施されているので、雑菌の増殖を抑えることができ、繰り返し使っても衛生的です。
コパ・コーポレーションの「幸せな曇らない眼鏡拭き」は、約300回以上繰り返し使えるクロスタイプのアイテム。レンズをサッと拭くだけで、曇りを防止し、ホコリや花粉なども付きにくくなります。
眼鏡だけでなく、ゴーグルやヘルメット、カメラなどにも使用可能です。1回使用すれば、最長で約24時間効果が持続します。サイズは約15(横)×約18(縦)cmで、小さく折りたためるので持ち運びにも便利です。
山本光学の「ハイパーデミスト2 高性能曇り止め液」は、約450プッシュ使えるスプレータイプのアイテムです。うまく使えば、約6カ月間使用することも可能です。眼鏡の他、ポリカーボネート、アクリル、ガラスなど幅広い素材に対応しています。
使い方としては、スプレーをレンズに吹きかけた後、ティッシュで薬液をのばし、乾燥後に塗り込むように拭いていきます。1度のお手入れで、約8時間以上曇り止め効果が持続します。洗浄成分が配合されており、曇り止めの他、皮脂汚れの除去にも効果を発揮します。
名古屋眼鏡の「TORELL 曇り止め強力ジェル」は、約40〜50回使用できるジェルタイプのアイテム。液をレンズに垂らした後、指で液を広げ、ティッシュで拭き取る形で使用します。
使用環境によっても異なりますが、最長で約24時間曇り止め効果が持続します。効果の持続時間が長く、1日1回の使用で済むので、1つで1カ月以上は使うことができます。
フィッティの「フィッティ プラス ノーズパッド」は、不織布マスクに貼り付けて使うアイテム。マスク上部からの呼気漏れを防ぎ、レンズの曇りを軽減します。
柔らかなスポンジを使っており、ストレスを感じにくい優しい肌触りを実現しています。着脱は簡単で、他のマスクにもペタッと貼り付けて繰り返し使うことができ、経済的です。ノーズパッド2個入りの商品が2袋セットになっています。
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