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「除雪・雪かき用品」おすすめ5選 凍った雪にも対応できる! スコップ、融雪剤、除雪機をピックアップ【2023年最新版】

» 2023年01月14日 08時00分 公開
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 寒さが厳しくなると、雪の処理や凍結への対策が必要になってきます。豪雪地帯はもちろん、首都圏でも年に数回程度は雪が降ることもありますよね。効率良く除雪作業や凍結対策ができるよう、「除雪・雪かき用品」を準備しておきましょう。

「除雪・雪かき用品」おすすめ5選 凍った雪にも対応できる! スコップ、融雪剤、除雪機をピックアップ【2023年最新版】 GARDENA「除雪スノーダンプ」(出典:Amazon

 今回は、除雪・雪かき用品として、「雪かきスコップ」「スノーダンプ」「融雪剤」「除雪機」をピックアップしました。使う場所や積雪量などの条件によって、選ぶべき製品は変わってきます。これから紹介する選び方を参考にしつつ、用途に合ったものを探してみましょう。

木島祥尭

木島祥尭

フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel

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除雪・雪かき用品:年に数回程度の雪かきなら、プラスチック製のスコップがおすすめ

 柔らかい新雪を除雪する場合や、年に数回程度しか雪が降らない首都圏に住んでいる場合は、プラスチック製(ポリカーボネートなど)のスコップで問題ないでしょう。比較的軽いので、力に自信がない人でも扱いやすいというメリットがあります。先端に金属ブレードが付いているものなら、凍って固くなった雪でも切り崩すことができます

 ただし、プラスチック製の場合、重たい雪やたくさんの雪を運ぶと壊れてしまうリスクがあります。耐久性を求めるなら、金属製のスコップがおすすめです。硬い雪でもザクザク砕くことができますし、力を入れたり多くの雪を運んだりしても簡単には壊れません。

除雪・雪かき用品:年に数回程度の雪かきなら、プラスチック製のスコップがおすすめ GARDENA「除雪スノーダンプ」(出典:Amazon

 雪かきを頻繁に行う必要がある場合は、頑丈な金属製のスコップの方が良いでしょう。積雪量の多い地域の場合は、たくさんの雪を一度に運べる「スノーダンプ」もおすすめです。後ろのハンドルを両手で押しながら、幅広設計のお皿に雪をかき集める形で使います。

除雪・雪かき用品:積雪量の多い地域には、ロータリー式の除雪機がおすすめ

 積雪量が多い地域の場合、スコップを使っての手作業だと効率が悪く、腕や腰など体に負担が掛かってしまう可能性があります。作業効率を上げるためにも、疲労を軽減するためにも、除雪機の導入を検討した方が良いかもしれません。

 除雪機は、大きく「ローダー式」と「ロータリー式」の2種類に分けられます。頻繁に25cmを超える積雪がある地域なら、かき集めた雪をシューターから飛ばして除雪する「ロータリー式」が適しています。大型のモデルが多く、一度に広い範囲の除雪が行えます。

除雪・雪かき用品:積雪量の多い地域には、ロータリー式の除雪機がおすすめ HAIGE「自走式除雪機 HG-K6560C」(出典:Amazon

 除雪幅や除雪高も重要なチェックポイントです。せっかく除雪機を購入しても、除雪高が低い場合、降り積もった雪に対応できない可能性があります。

 除雪高は低いもので30cm前後、高いものなら50cm前後です。住んでいる地域の積雪量を考慮しつつ、対応可能なモデルを選びましょう。

 また、除雪幅が広ければ、一度に広い範囲を除雪でき、効率良く作業が進みます。広範囲の除雪を行うなら、除雪幅50cm以上の幅広設計のモデルがおすすめです。

除雪・雪かき用品:塩害を防ぎつつ凍結対策したいなら、無塩タイプの融雪剤

 玄関や階段、家の前の道路などに雪が積もると、滑りやすくなって危険ですよね。そんなときは「融雪剤」が便利ですよ。融雪剤を選ぶ際は、どんな成分が使われているのか確認しましょう

 「塩化カルシウム」は、代表的な融雪剤の成分で、雪を素早く解かし再凍結を防ぐという特徴があります。「塩化ナトリウム」は、雪を解かした後の再凍結を防止でき、その持続時間の長さも特徴的です。

 「塩化マグネシウム」は、雪を解かすスピードや持続性の点ではあまり期待できませんが、人体への影響が少ない成分です。

除雪・雪かき用品:塩害を防ぎつつ凍結対策したいなら、無塩タイプの融雪剤 みやちゅう「凍結防止融雪剤 凍結してもササっと安心(無塩タイプ) 5kg」(出典:Amazon

 上記のような塩タイプの製品を使うと、金属を腐食させたり、植物を枯らしたりと、塩害が起こる可能性があります。家庭菜園をしているなど、塩害を防ぎたいケースもあると思います。その場合は、「尿素」などを使った無塩タイプのものを選びましょう。

除雪・雪かき用品:おすすめモデルはコレ!

アイリスオーヤマ「雪かきスコップ イエロー&オレンジ」

 アイリスオーヤマの「雪かきスコップ イエロー&オレンジ」は、スチール製のブレードが付いているスコップ。固まった雪も先端でザクザクと切り崩すことができます。

「雪かきスコップ イエロー&オレンジ」 アイリスオーヤマ「雪かきスコップ イエロー&オレンジ」(出典:Amazon

 サイズは約35.2(幅)×約113(高さ)cm、重さは約1.1kg。比較的軽量で、扱いやすい製品です。首都圏など積雪の少ない地域で使うのにピッタリです。

AstroAI「雪かきスコップ 80〜97.5cm」

 AstroAIの「雪かきスコップ 80〜97.5cm」は、全体にアルミ合金を使用したスコップ。頑丈なので重たい雪を持ち上げても、簡単に壊れたり変形したりせず、安心して使えます。凍った雪に対しても、しっかりアプローチできます。

「雪かきスコップ 80〜97.5cm」 AstroAI「雪かきスコップ 80〜97.5cm」(出典:Amazon

 柄の長さは約80〜約97.5cmの間で調節することが可能。調節幅が広いので、利用シーンや利用者にあわせて、ちょうど良い長さに変えることができます。

 折りたたみ式のスコップで、約60cmのサイズまでコンパクトになります。持ち運びや収納に便利な製品です。

GARDENA「除雪スノーダンプ」

 GARDENAの「除雪スノーダンプ」は、先端に亜鉛メッキ鋼を使ったスノーダンプ。約70cmの幅広設計なので、一度にたくさんの雪をかき集めることができます

「除雪スノーダンプ」 GARDENA「除雪スノーダンプ」(出典:Amazon

 握りやすいアルミニウムハンドルを採用。ハンドルの長さは約3段階で調節可能で、状況や身長にあわせて変えることができます。雪が頻繁に降る地域で、便利な製品です。

みやちゅう「凍結してもササっと安心(無塩) 2L」

 みやちゅうの「凍結してもササっと安心(無塩) 2L」は、ボトルタイプの融雪剤。ボトルに入っているので持ち運びや保管がしやすく、袋タイプとは違って形が崩れないので、散布する量を調整しやすいです。

「凍結してもササっと安心(無塩) 2L」 みやちゅう「凍結してもササっと安心(無塩) 2L」(出典:Amazon

 玄関回りや階段などにまいておけば、凍結を防止できます。尿素を主成分として使用している無塩タイプなので、金属等への塩害が発生しづらく、安心して使えます。

HAIGE「自走式除雪機 HG-K6560C」

 HAIGEの「自走式除雪機 HG-K6560C」は、集めた雪をシューターから飛ばすロータリー式の除雪機。除雪高は約46cm、除雪幅は約56cmと大きめの除雪口を採用しているので、一度にたくさんの雪を処理できます。

「自走式除雪機 HG-K6560C」 HAIGE「自走式除雪機 HG-K6560C」(出典:Amazon

 積雪の多い東北や北海道でも使えるパワフルな製品です。自走式なので力に自信がない方でも、スイスイと除雪を進めることができます。除雪速度は前進6速、行進2速の8段階で調節可能です。

 LEDヘッドライトを搭載しており、暗い場所を照らしながら作業できます。シューターの角度や方向も細かく調節することが可能です。

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