2022年9月に発売された「iPhone 14 Pro」は、ディスプレイが一新され、カメラ性能も大幅にアップするなど、さまざまな進化を遂げています。一方で値段も高額なので、長く大切に使いたいところ。そこでそろえたいのが、本体を守るアクセサリー類や、便利に使うための周辺機器です。
今回は、iPhone 14 Proに機種変更をした筆者が、最初に買ってよかったアクセサリーや周辺機器を紹介します。
フリーランスライター兼アウトドアショップスタッフ。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。勤務するアウトドアショップのお客さまから寄せられるお悩みや自身の山体験を生かし、リアルで深い内容を発信! リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
筆者は、2019年発売のiPhone 11からiPhone 14 Proに機種変更を行いました。両者のサイズの違いは画像の通りです。
本体サイズは大きく変わらないものの、iPhone 14 Proの方が角ばったフォルムです。また、カメラレンズが二回りほど大きくなり、出っ張っています。本体重量は、iPhone 11が194g、iPhone 14 Proが206gと、iPhone 14 Proの方が重いです。ちなみに、iPhone 12 Proは187g、iPhone 13 Proは203gと、過去のProシリーズよりも重くなっています。
実際に手に取ると、ずっしりと重みがあります。特にレンズのある上部が重く感じるため、手を滑らせて落としてしまうリスクが高いと感じました。そのため、本体を守るためのアクセサリーは必要でしょう。
また筆者は、カメラ性能やレスポンスが向上したことで、iPhoneを操作する時間が増えました。そのため、快適に充電できる周辺機器があると便利そうです。
iPhone 14 Proを落下させてしまう事態に備えて、ディスプレイ保護用のフィルムはマストアイテムです。とはいえ、iPhone 14 Pro本来のディスプレイの見やすさや美しさを、なるべく損なわないアイテムを選びたいところ。そのため、高光沢で、透過率(画面の発色を通す割合)が高いものを選ぶのがおすすめです。
また、レンズが出っ張っていて大きいため、どこかにぶつけてしまった場合に傷がついたり、割れたりする可能性もあります。そのため、レンズを保護するフィルムも用意するとよいでしょう。小傷がつくと、写真を撮った時にノイズが映り込む場合があるため、硬度が高いものを選ぶと快適に使えます。
小傷や落下時の故障を防ぐために、専用ケースもあるとよいでしょう。また、画面サイズが6.1インチと大きいため、特に女性の小さな手では、片手操作時に画面端まで指が届かないこともあります。
そんな時に備えて、背面にスマホリングを装着しておくのがおすすめです。指をリングに引っ掛けておけば、手を滑らせて落とす心配も少なく、指を伸ばしてタップできるため、片手操作がしやすくなるメリットがあります。
iPhone 14 Proには充電器が付属していないため、自分で用意する必要があります。また、カメラや地図アプリを起動する、キャッシュレス決済を行うなど、外出先でスマホを頻繁に使う人は、持ち運びに便利な小型充電器があると便利です。
旭硝子素材の強化ガラスフィルムと、カメラレンズ保護フィルムのセットです。それぞれ2枚ずつ入っているのに、ショッピングサイトで1500円前後で購入できるため、コスパの高い商品です。
実際に購入して使ってみましたが、取り付けフレームが付属しており、フィルムが本体に自動吸着してくれるため、不器用でも失敗なく貼れました。また、透過率は99%と高いため、高画質の動画や写真を見ても違和感がありません。表面にはフッ素加工が施されているため、汚れがつきにくいのもポイント。高光沢のため指紋は付きますが、柔らかい布で拭き取ればすぐにきれいになるので、スマホを清潔に保てます。
レンズフィルムを別途選んで購入する手間がいらないのもうれしいポイント。フィルムを貼って写真撮影をしてみましたが、カメラの性能も落ちることなくきれいに撮れています。
マグネット式で着脱が簡単なスマホリング。iPhone 14 Proをはじめ、MagSafeに対応している機種で使用可能です。指を通すメタルリングはスムーズに360度回転するため、縦向き・横向きどちらの操作もしやすい設計になっています。また、リングを立てて机に置けば卓上スタンドに早変わり。好きな角度に調節できるため、動画を見たり、ちょっとした操作をしたりするのにおすすめです。
リングは薄くフラットなため、服のポケットに入れておいてもかさばらず、テーブルに置いてもガタガタしません。筆者はブラックを選びましたが、グリーンやパープル、ピンク、ホワイトなど、カラーバリエーションも豊富です。好みに合わせて選んだり、あえて本体とは全く違う色を選び、差し色にしたりするのもおしゃれです。
背面にマグネットが内蔵されており、ワイヤレス充電やマグネット式のスマホリングを装着できるケースです。背面と側面、レンズ周りをカバーしてくれます。
ケースによっては、装着するとMagSafe自体の磁力が損なわれてしまう場合があります。そのため、ケースをつけたままMagSafeを利用する場合は、本品のようにマグネットが内蔵されているケースを選ぶとよいでしょう。
背面には「エアクッションテクノロジー」を搭載しており、万が一落としてしまった場合の衝撃を緩衝する効果があります。また、斜線パターンになっていてマットな質感のため、小傷が目立ちにくいのも長く使えるポイントです。さらに、ボタン部分はフルカバー。隙間にホコリや水分が混入して、ボタンが壊れるリスクを軽減します。
ストラップ付きのケース。ストラップを手首に引っかけたり、首から下げたりすることで、iPhoneを落下から守ってくれます。ポケットが浅い、もしくはポケットがない服装の場合、スマホの収納場所に困る人も多いのではないでしょうか。そんなときでも、手ぶらで持ち運びできて便利です。キャンプや登山、音楽フェスなどでも、安全にスマホを携帯できます。
背面ケースは、ポリカーボネートと熱可塑性ポリウレタンの二重構造で「米軍MIL規格」を取得しているため、耐久性も高いです。また、背面にマグネットが内蔵されていて、MagSafeに対応しているため、ケースに入れたままワイヤレス充電ができる点も魅力です。
出力は最大45Wとパワフルながら、45.5(横)×36(縦)mm、約78gと超小型サイズの充電器。2022年度のレッド・ドット・デザイン賞とグッドデザインアワードをダブル受賞している人気モデルです。
USB Type-Cポートが2口ついており、スマホとタブレット、スマホとパソコンなど、2台同時に充電できます。2台同時接続時にも20Wずつ出力されるため、充電速度も十分です。
プラグは折りたたみ式になっているため、ポーチの中に入れてもかさばらず、一緒に入れたスマホを傷つける心配がありません。筆者はいつでも充電できるよう、常にかばんに入れています。軽量かつコンパクトなデザインのため、負担なく持ち運べるのがうれしいポイントです。
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