「G-SHOCK」(カシオ計算機)の新たなるスタンダードとして人気なのが、オクタゴン(八角形)ベゼルを持つアナログ&デジタルコンビネーションモデル「2100」シリーズです。G-SHOCK初号機のデジタルモデル「DW-5000C」のオクタゴン(八角形)ベゼルを強調し、初代アナログモデル「AW-500」のスピリットを受け継いだ、シンプルでスリムなデザインが特徴です。
このデザインを実現しているのが、ケース素材にカーボンファイバー強化樹脂を採用した「カーボンコアガード構造」や高密度実装による薄型モジュールなど、カシオならではのテクノロジー。耐衝撃性や20気圧防水といったタフネス性能を両立させています。
2019年に登場すると一気に人気モデルとしてポジションを確立。メタルモデルやソーラーモデルなどバリエーションは広がり、新モデルも続々と登場しています。
今回は2100シリーズの各モデルを紹介します。お気に入りの1本を選ぶ参考にしてみてください!
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
2100シリーズの基本モデルが「GA-2100」です。電池式(電池寿命約3年)で、樹脂製のベゼルとバンドというG-SHOCKのベーシックな組み合わせ。ケースサイズは48.5(縦)×45.4(横)×11.8(厚さ)mm、重量51gと、スリムかつ軽量です。
文字板はアナログ2針と、カレンダーや秒などを表示する液晶に加え、9時位置には曜日を示すレトログラード針を配置。シンプルな中にもギミックを楽しめるダイヤルデザインです。
ワールドタイムやストップウォッチ、タイマー、アラームといった実用的な機能も装備。文字板と液晶を照らすダブルLEDライトも搭載しています。
カラーバリエーションが豊富で、新色も次々と登場しています。特に人気が高いのは、フルブラックの「GA-2100-1A1JF」です。
ネットショップの実売価格は、GA-2100-1A1JFが1万2000円前後からなどとなっています。コスパの良さも魅力です。
GM-2100は、ベゼルカバーにステンレス素材を採用した「メタルカバード」モデルです。上質なメタルベゼルがスタイリッシュでドレッシーな雰囲気を醸し出しています。
ケースサイズは49.3(縦)×44.4(横)×11.8(厚さ)mmとスリムさをキープ。ベゼルのトップには円周状のヘアライン加工が施され、質感をたかめています。
文字板デザインはGA-2100と同じですが、蒸着処理を施すなどして美しさとディティールをアップしています。チェッカーパターンが施された樹脂バンドはカジュアルになり過ぎず、オンタイムにも使える上質感です。
2月にはナチュラルカラーのクロス(布)バンドがセットされる新モデルが登場する予定です。
GA-2100をベースに、タフソーラー(ソーラー充電)とBluetoothによるスマートフォン連携機能を搭載したのが「GA-B2100」です。ケースサイズをGA-2100とほぼ同等に抑えつつ、実用性を大いに高めています。
スマホと専用アプリと連携させることで、時刻を定期的に自動修正したり、スマホ側からアラームやタイマーをセットしたり、G-SHOCKからスマホの音を鳴らして探したり──といった便利な機能が使えます。
文字板デザインはGA-2100と基本的に同じですが、9時位置の小針がバッテリー残量やBluetooth接続など機能を示すインジケーターに変更されています。樹脂製のベゼル&バンドなど、そのほかの仕様もGA-2100とおおむね同じです。
こちらもフルブラックの「GA-B2100-1A1JF」が人気カラー。ネットショップの実売価格は1万7000円前後からとなっています。
ケースやバンド、ベゼルなど装素材にステンレス素材を採用した、ファン待望のフルメタルモデルが「GM-B2100」です。メタルパーツは緻密な成型と丁寧な仕上げ分けが施され、スーツスタイルにも映える質感の高さを獲得しています。
先にフルメタル化を果たしたスクエアデザイン「GMW-B5000」から、スクリューバックケースやバンドなどの耐衝撃構造を継承し、メタル外装でも耐衝撃性を確保しています。
ケースサイズは49.8(縦)×44.4(横)×12.8(厚さ)mmと、縦横は従来モデルと同等、厚さも+1mmに抑えています。さすがに重量は約165gと従来モデル比で重くなっていますが、2100シリーズの重心の低さもあって着け心地の良さが評価されています。
タフソーラーとスマホ連携機能の搭載で十分な実用性を確保。文字板の構成はGA-B2100と同じですが、フルメタルモデルらしい上質感のある仕上げが施されています。
現行ラインアップは、シルバーの「GM-B2100D-1AJF」とブラックの「GM-B2100BD-1AJF」。GM-B2100D-1AJFのネットショップの実売価格は5万7000円前後からとなっています。
2100シリーズを誰でも使いやすいサイズに小型化したダウンサイズモデル。樹脂ベゼル&バンドの「GMA-S2100」と、メタルベゼルモデル「GM-S2100」というラインアップです。
GMA-S2100のケースサイズは46.2(縦)×42.9(横)×11.2(厚さ)mm、GM-S2100は45.9(縦)×40.4(横)×11(厚さ)mmと、レギュラーモデルから一回りコンパクトになっています。GM-S2100では9時位置の小針が省かれていますが、それ以外はレギュラーモデルとほぼ共通です。
女性がコーディネートに取り入れやすそうなカラーがそろっています。ネットショップの実売価格はGMA-S2100が1万1000円前後から、GM-S2100が2万円台前半からとなっています。
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