時短・生活の質の向上を叶えてくれる便利な「家電」。うまく使えば生活が良くなりそうな気はするものの、安くない買い物であるために、「後悔したらどうしよう」「どれを選べば良いのだろう」と悩んでしまい、なかなか手が出せないのかもしれません。
そこで、ここでは「買って後悔した家電」として名前が挙がりがちな家電とその理由をもとに、選び方のポイントとおすすめの製品を紹介します。
Fav-Log編集部員として、主に調理家電やキッチンアイテム、初心者向けのアウトドアグッズなどの記事を担当しています。面倒くさがりなので、「時短」「ラクラク」アイテムが大好き。趣味はお酒、食べること、手軽なアウトドアです。
食後の片付けが憂鬱な人にとって、気になるのが「食洗機」。食器洗いを家電に任せられれば、ゆったりとした時間を過ごすことができますし、手荒れ対策にもなります。
ただ、食洗器を購入した人から挙がりがちな不満として「思ったより汚れが落ちない」「場所をとる」「圧迫感がある」などがあります。また、購入をためらう理由としては「設置工事が面倒」や「置き場所の確保が難しい」といったこともあるようです。
以上のことを考慮すると、食洗機を選ぶ際は、コンパクトでしっかり汚れが落ちるか、工事不要のものかをチェックしておけば、簡単に導入できて後悔することも少なそうです。
条件に合うおすすめの食洗機は、サンコーの「ラクアmini Plus」です。同製品はサンコーの食洗機「ラクアシリーズ」の1つで、1〜2人用、1段式のものになります。
本体サイズは約31.5(幅)×41.5(高さ)×30.8(奥行き)cmとコンパクト。設置工事は不要なため賃貸でも使用可能。重量は約8kgと持ち運びができ、バケツ排水可能なためシンク横以外の場所にも置けます。
上下囲み洗浄と、手洗いでは実現できない最大約75度の高温洗浄により、カレーの油汚れも落とすことができて、洗浄力も優秀です。
「ラクアmini Plus」の、公式サイトでの販売価格は2万6800円(税込、以下同)。同シリーズには、同じく単身タイプだと「ラクアmini」があります。こちらは上下囲み洗浄が付いていないスタンダードなタイプ。これらに加え、ファミリータイプの「ラクア」も展開しています。
自宅でおいしい水を飲める「ウォーターサーバー」。導入メリットはやはり、飲用水をペットボトルで購入し続ける苦労がなくなることや、温水がすぐに出せること、こだわりのおいしい水を飲めることなどがあるでしょう。
そのウォーターサーバーを実際に導入して、後悔した理由としては「本体が大きいのに、水ボトルの保管場所まで必要で、もう置き場所がない」「ボトルの配達を受け取るのが面倒な上、ボトルが重くて運ぶのが辛い」「思っていたより水を注文してしまいコストが高くついた」などがあるようです。
多くの人が、導入前にウォーターサーバー本体の大きさは確認するはずなので、本体の大きさについては覚悟して導入するかもしれませんが、ボトルの扱いで苦戦し、不満を感じるということがあるようです。
そこで選択肢に挙がるのが「浄水型のウォーターサーバー」です。例えば「ハミングウォーター」であれば、水道水をタンクに注いで飲用水にするという仕組み。ボトルは必要ありません。費用も月々定額で、月額3300円です。
サイズは約26(幅)×37(奥行き)×120(高さ)cmとスリムで、すっきりとしたデザイン。また、温水と冷水だけでなく、常温水もすぐに出せるのがうれしいポイントです。
時短家電としてよく紹介される「ロボット掃除機」。自動で部屋中を動いて掃除をしてくれる便利な製品です。しかし、購入した人が不満に思いがちな点として「効率的に動いてくれない」「汚れが残っている」「結局ごみ捨てが面倒」などが挙げられます。
効率的に掃除をするために重視したい点として、カメラやセンサーで本体の位置を把握しながら動く機能や、ごみ検知機能の精度があります。また、手入れが無理なく続けられそうかもチェックしておきましょう。
無駄なく動き、ごみ捨て頻度が少ないロボット掃除機の1つがアイロボットの「ルンバ i3+」です。公式サイトでの販売価格は7万9800円。10万円以内で購入できます。
リアクティブセンサーテクノロジーにより掃除中の立往生を防ぎ、フロアトラッキングセンサーにより方角と移動距離を把握しながら移動することで無駄なく掃除。また、ダートディテクトテクノロジー搭載で、特にごみが多い場所を集中的に掃除します。
さらに、集めたごみを自動でクリーンベース(自動ごみ収集機)の密封型紙パックに収集。最大60日分のごみを収納でき、ごみ捨て頻度を減らします。
間取りを記憶するマッピング機能により、掃除したい部屋を指定することも可能です。
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