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アウトドアショップ店員が選ぶ、最初にそろえたい「キャンプ用品」5選 お気に入りの道具でキャンプデビューしよう!【2023年最新版】

» 2023年03月15日 11時30分 公開
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 ポカポカ陽気が続き、いよいよ春本番。今年こそはキャンプに初挑戦したいという人も多いのではないでしょうか。キャンプ用品は種類もブランドも数えきれないほど多く、同じブランドからたくさんのモデルが販売されていることもあり、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。

 そこで今回は、キャンプデビューをするにあたってはじめにそろえたいアイテムを5つ紹介します。良い道具選びができれば、キャンプを思い切り楽しめるはずです。

キャンプギア お気に入りの道具でキャンプデビューしよう!

おかだあきほ

おかだあきほ

フリーランスライター兼アウトドアショップスタッフ。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。勤務するアウトドアショップのお客さまから寄せられるお悩みや自身の山体験を生かし、リアルで深い内容を発信! リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。

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テントやタープを選ぶ

 テントは宿泊を伴うキャンプで寝床として使用するほか、着替えをする場合の目隠しや荷物置き、雨宿り場所としても使えるので、デイキャンプでも持っていくのがおすすめです。タープは、四角形や六角形の布地の屋根のこと。ポールや周辺の木を支柱として設置し、強い日差しや雨を防ぐ役割があります。

キャンプギア スノーピーク「アメニティドーム」(出典:Amazon

 テントやタープを選ぶ際のポイントは、サイズと耐水性、設営の難易度です。テントやタープには、モデルごとに「最大収容可能人数」が設定されているため必ずチェックしましょう。参加人数によって適切なサイズを選ぶことが重要です。また、急に雨が降ることを想定し、防水性の高い素材を使用したモデルがおすすめです。加えて、大きなファミリーテントなどは、初心者には設営が難しいものもあります。そのためはじめて購入するときは、なるべく構造がシンプルでポールが少ないものを選ぶとよいでしょう。

たき火台やバーベキューコンロを選ぶ

 キャンプ気分を盛り上げるために、たき火やバーベキューはマスト。最近のキャンプ場は、環境保全のために直火が禁止されている場所も多いため、たき火台が必要です。たき火台だけでも調理はできますが、炭火専用のバーベキューコンロの方が火力がゆるやかで調節がしやすく、初心者には扱いやすいのが魅力です。

キャンプギア ロゴス「ピラミッドグリル・コンパクト」(出典:Amazon

 たき火台やバーベキューコンロもモデルによってサイズが異なるため、人数に合わせて選ぶとよいでしょう。たき火台は、まきをくべる隙間がいくつかあり、中央から外側に向けて傾斜があるものがおすすめ。隙間からまきを足しやすく組みやすいので、たき火初心者でも上手に燃焼させられます。

椅子やテーブルをそろえる

 椅子やテーブルは、大自然の中でくつろいだり、仲間と食事を楽しんだりするのに必要なアイテム。軽量で、小さく折りたたんで持ち運びしやすいものがおすすめです。

キャンプギア コールマン「3ウェイBBQテーブルセット」(出典:Amazon

 キャンプ用の椅子は、座面高が高くハイテーブルで食事がしやすいモデルや、座椅子のように低く、足をだらりと伸ばしてくつろげるもの、読書しやすいヘッドレスト付きのものなど、さまざまな形状がラインアップされています。くつろぎたいスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。電車やバスでキャンプ場に行く場合には、バックパックに入るかも要チェックです。

 テーブルは、ロータイプとハイタイプの2種類に分けられます。椅子の高さに合わせて決めましょう。テーブルの上にガスコンロなどを置いて調理するなら、ハイタイプの方が姿勢が楽です

はじめてのキャンプにおすすめのアイテムはコレ!

スノーピーク「アメニティドーム」

 新潟県生まれの大人気アウトドアブランド・スノーピークの「アメニティドーム」は、はじめてのテントに選ぶ人が多いベストセラーモデル。外側のフライシートには耐水圧1800mmの75Dポリエステルタフタを使用しているため、悪天候にも対応します。対応人数は3〜4人で、ファミリーキャンプにもおすすめです。

キャンプギア スノーピーク「アメニティドーム」(出典:Amazon

 背が低く、前室から後方に向かって上部がゆるやかな曲線を描いているのは、風によるテントへのダメージを最小限に抑えるため。安全にキャンプを楽しめ、フレームが壊れにくいので長く愛用できます。オーソドックスなシンプル形状で直感的に設営しやすく、初心者にも安心。素材やディテールにこだわりを詰め込みつつ、販売価格は5万円台と、同スペックのテントと比較して購入しやすい価格なのもうれしいポイントです。

Tokyo Camp「焚き火台」

 キャンパーから熱く支持され、SNSでも頻繁に紹介されているTokyo Campのたき火台。人気の理由はおしゃれな見た目だけでなく、抜群の燃焼性や安定性にもあります。火床(まきや炭を置く場所)にスリット状の穴が開いていることで通気性が高く、燃焼効率抜群。少量のまきでも十分に火を大きくすることができます。まきの位置を変えたり追加したりといった作業もしやすい構造で、たき火初心者にも扱いやすいモデルです。

キャンプギア Tokyo Camp「焚き火台」(出典:Amazon

 1kg未満と軽量で、A4サイズに収納できるコンパクト性を持ちながら、フレームはしっかり太く、耐荷重は約10kg。ダッチオーブンも置けるほどの耐久性が魅力です。火床が広く大きなまきも置きやすいため、小さく割る作業も必要ありません。洗練されたデザインと使い勝手を兼ね備えたたき火台は、キャンプの気分をさらに盛り上げてくれるはずです。

コールマン「クールスパイダープロ L」

 オールステンレスで耐久性の高いバーベキューコンロ。焦げ付きにくく、水や洗剤で洗えば油汚れが落ちやすい、メンテナンスのしやすさが魅力です。また、焼き網の高さを3〜10cmの間で4段階調整が可能。焦げやすいものや、じっくり火を入れたい食材を調理するときは焼き網を高くし、強火でサッと火を通したいお肉などを焼く場合には、焼き網を低くして炭との距離を縮めるなど、火力の調節がしやすいメリットがあります。

キャンプギア コールマン「クールスパイダープロ L」(出典:Amazon

 炭を入れる場所はメッシュ素材を採用しており、通気性がよく燃焼効率が高いため、少ない炭で長時間燃やせるのもうれしいポイントです。焼面サイズは約30×68cmと、ファミリーやグループキャンプで十分な大きさ。また重量は約6kgと、1人でも持ち運びできる重さです。キャンプはもちろん、自宅でも使い勝手抜群の“ちょうどよい”1台です。

ヘリノックス「チェアワン」

 世界的に人気のあるアウトドアブランド・ヘリノックス。フラッグシップモデルである「チェアワン」は、軽量性やコンパクトさ、快適な座り心地のバランスが優れた商品で、キャンプ場で必ず見かけるほど人気です。全体の重さは約873gで、付属のスタッフバッグに小さく収納できるため、バックパックなどに入れて持ち運びしやすいのが人気の理由。キャンプはもちろん、公園でのピクニックや野外フェスなどのイベントにも活躍します。

キャンプギア ヘリノックス「チェアワン」(出典:Amazon

 耐久性の高いアルミフレームを使用しており、耐荷重は約145kg。1人で座るのはもちろん、子供を抱っこしながらくつろぐことも可能です。フレームに丸みを帯びた座面を吊り下げる構造で、体にフィットしやすいため安定感抜群。長く快適に座っていられます。

ムーンレンス「アルミロールテーブル」

 ランタンスタンド付きのアウトドアテーブル。ショックコードで繋がったフレームを伸ばし、天板パーツをはめ込むだけで設営できるため、初心者にも簡単に扱えます。テーブルの下にはメッシュラックがあるため、ウエットティッシュやカトラリー類などの小物を置いておくのはもちろん、洗ったクッカーなどを干す場所としても活躍します。

キャンプギア ムーンレンス「アルミロールテーブル」(出典:Amazon

 傷みにくいアルミ製のため、メンテナンスも簡単。耐荷重は約30kgのため、スキレットなどの重い鉄鍋やガスコンロ、大型ペットボトルのドリンクなどをたっぷり置いても安心して食事を楽しめます。「基本タイプ」の他にも、3段重ねの収納タイプや大型のファミリータイプなどをラインアップしているので、キャンプスタイルに合わせて選んでみてください。

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