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アウトドアショップ店員が選ぶ「キャンプ向けアウトドアジャケット」おすすめ5選 コスパ最強ワークマンや、万能ノースフェイスも!【2023年3月版】

» 2023年03月06日 11時45分 公開
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 次第に暖かくなり、アウトドアを楽しめるシーズンが近づいてきました。とはいえ、春のキャンプ場では朝晩や日陰は冷え込むことが多く、マウンテンパーカーなどの「アウトドアジャケット」が欠かせません。機能性の高いアウトドアジャケットは、たき火やバーベキューをより一層快適に、楽しいものにしてくれます。

 そこで今回は、アウトドアショップ店員の筆者が、キャンプにおすすめの「アウトドアジャケット」を紹介します。1着あれば大活躍のモデルを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

キャンプ向けアウトドアジャケット ザ・ノース・フェイス「ジップインマグネファイヤーフライマウンテンパーカ」(出典:Amazon

おかだあきほ

おかだあきほ

フリーランスライター兼アウトドアショップスタッフ。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。勤務するアウトドアショップのお客さまから寄せられるお悩みや自身の山体験を生かし、リアルで深い内容を発信! リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。

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難燃素材を選ぶ

 キャンプでは、たき火やバーベキューなど火を使う機会が多いです。そのため、難燃素材のジャケットを選びましょう。難燃素材とは、火に強く、燃え広がりにくい特徴のある素材です。ポリエステル100%などの一般的なアウトドアウェアは、たき火の火の粉が飛ぶと穴があいてしまう恐れがあります。一方難燃素材のウェアは燃えにくいため、火の粉によるウェアへのダメージが最小限に抑えられるのです。

キャンプ向けアウトドアジャケット グリップスワニー「ファイヤープルーフダウンジャケット」(出典:楽天市場

 最近では、ウェアブランドや素材メーカーが独自に難燃素材を開発していることも多く、モデルやカラーバリエーションの選択肢も増えています。ぜひお気に入りの難燃ジャケットを見つけてみましょう。

ポケットが多いものが使いやすい

 アウトドアジャケットを選ぶ際には、ポケットの数や大きさにも注目してみましょう。スマートフォンやグローブ、ナイフ、ライト、タオルなど、さまざまな小物をジャケットに収納しておけば、必要な時にサッと取り出すことができます。身につけておくと、わざわざテーブルやテント内に置いたり、どこにしまったか忘れて探してしまったりすることもありません。

キャンプ向けアウトドアジャケット マーモット「バーナビージャケット」(出典:楽天市場

 アウトドアジャケットのモデルによって、ポケットの数や大きさ、ついている場所はさまざま。入れたいものや、よく使うものは何かを考えて、それが入るようなポケットのあるジャケットを選ぶと便利に使えます。また、スマホやライトなどの壊れやすいものが地面に落ちてしまわないよう、フラップやファスナーがついているものがおすすめです。

着回し力やタウンユースしやすいかをチェック

 せっかく購入するなら、着こなしやすく、タウンユースしやすいものを選ぶのがおすすめです。自然の中で快適に過ごせることを目的とした高機能なアウトドアジャケットは、街でも活躍します。カーキや黒、ベージュなど、肌なじみが良い色を選ぶと、ジーンズやチノパン、スラックスなど、どんなパンツにも合わせやすくなりますよ!

キャンプ向けアウトドアジャケット グリップスワニー「インサレートジャケット」(出典:楽天市場

 表地の質感にも注目してみましょう。光沢がありシャカシャカしているものや、マットな質感でさらっとしているもの、コットンライクでザラっとしているものなど、肌触りはさまざまです。光沢があるものはスポーティーに、マットなものやコットンライクなものはカジュアルな印象になるので、好みに合わせてお気に入りを見つけてみてください。

おすすめの「キャンプ向けアウトドアジャケット」はコレ!

スノーピーク「タキビマウンテンジャケット」

 「タキビマウンテンジャケット」は、キャンパーから人気の高いブランド・スノーピークの代表的なウェア。難燃性と耐久性、撥水性を兼ね備えた素材を使用し、国内で製織されています。首元のファスナーを開けてフードスタイルにもできるため、急な雨にも対応。背面にはベンチレーションシステムが搭載されており、気温が高い昼間でも快適に着用できます

キャンプ向けアウトドアジャケット スノーピーク「タキビマウンテンジャケット」(出典:Amazon

 中に着込みやすいゆったりとしたシルエットですが、両サイドのドローコードを引けばキュッと身幅を絞ることもできるので、好みやコーディネートに合わせて調節できるのがうれしいポイント。同素材を使用したパンツとセットアップにしてもおしゃれです。

ナンガ「タキビマウンテンパーカー」

 寝袋やキャンプ用品を手がけるナンガの「タキビマウンテンパーカー」は、やや大きめのシルエットが今っぽいウェア。ナンガが独自開発した難燃素材「TAKIBI」は、ポリエステルとアラミドの混紡で、火の粉で穴があきづらいのはもちろんのこと、水や汚れが染み込みにくいのがポイントです。

キャンプ向けアウトドアジャケット ナンガ「タキビマウンテンパーカー」(出典:Amazon

 右胸にはドローコード付きのポケット、左胸には500mlペットボトルがすっぽり収まるような大型ポケットがあしらわれており、収納力も抜群です。カラー展開は、持っているパンツの色や、好きなコーディネートに合わせて選べる5色をラインアップ。カジュアルにも、ミリタリーっぽくも着こなせます。気温が低い時期には、別売りのインナーダウンを合わせて着るのもおすすめです。

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)「ジップインマグネファイヤーフライマウンテンパーカ」

 ライトダウンなどのインナーをマグネットで連結させられる「ジップインマグネシステム」を搭載したアウトドアジャケット。気温によって保温性を変えられるので、季節問わず活躍する1着です(※ダウンなどのインナーは別売り)。擦り切れや引き裂きに強いコーデュラナイロンと、難燃性のあるアクリル繊維を混紡しています。

キャンプ向けアウトドアジャケット ザ・ノース・フェイス「ジップインマグネファイヤーフライマウンテンパーカ」(出典:Amazon

 両サイドのポケットは深く、グローブやスマホもすっぽり。左胸のブランドロゴは生地と同系色のため目立ちにくく、スポーティーさが抑えられたデザインです。キャンプにはもちろん、街でもおしゃれに着こなせます。裾と首元にあしらわれたドローコードを引くことで、好みのシルエットに調整したり、冷たい風の侵入を防いだりすることも可能です。

クリフメイヤー「HINOKOフードジャケット」

 アメリカンカジュアルブランド・クリフメイヤーから販売されている「HINOKO」は、難燃素材を使用したアウトドアウェアシリーズです。ポイントは、アウトドアウェアに見えないおしゃれなデザイン。やや丸みを帯びたショート丈のシルエットで、スタイルアップ効果もあります。表地には、キャンプ向けバッグなどにも使われるリップストップ生地を使用。引き裂きに強く、耐久性が高いモデルです。

キャンプ向けアウトドアジャケット クリフメイヤー「HINOKOフードジャケット」(出典:Amazon

 「HINOKOフードジャケット」の大きな特徴は、胸元のデイジーチェーン風にあしらわれたテープ。ケースに入れたナイフやペグを引っかけたり、カラビナでライトや軽量のカップを吊るしたりと、さまざまな使い方ができます。

ワークマン「FLAME-TECH(R)マウンテンレインパーカー」

 機能性が高く、コスパ抜群なワークマンのウェアは、多くのキャンパーから支持されています。「FLAME-TECH(R)マウンテンレインパーカー」は、ワークマンが独自に開発した耐熱・防融性のある素材を使用したウェアです。さらに、耐水圧1万mmと防水性も高く、悪天候時にも大活躍。スペックが高いのにリーズナブルなのが、「さすがワークマン」といったところです。

キャンプ向けアウトドアジャケット ワークマン「FLAME-TECH(R)マウンテンレインパーカー」(出典:ワークマン公式サイト

 装飾の少ないシンプルなデザインで、着こなしやすいのが魅力。マットな質感で、高見えするのもうれしいポイントです。ファスナーポケットや大型のフラップ付きポケットのほか、ウェア内部にはタブレットやスマホ、グローブなどが収納可能なポケットが3つ付いています。

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