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1万円台までの「Wi-Fiルーター」コスパモデルおすすめ5選　お手頃価格のWi-Fi 6対応モデルも【2023年3月版】

» 2023年03月26日 09時00分公開

[森坂光郎，Fav-Log]

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　スマートフォンやパソコン、タブレット、スマート家電など、家庭内で使用するWi-Fi機器は増加する一方です。

NEC「WX1500HP」（出典：Amazon）

　さらにリモートワークやリモート学習も普及し、家庭内のWi-Fi環境は大混雑している状況。もし、自宅内のネット環境の要となるWi-Fiルーターが数年前の機種なら、より高速な「Wi-Fi 6（ワイファイシックス）」対応モデルへの買い替え時と言えるでしょう。

　今回はWi-Fi 6対応ルーターの中でも、1万円台以下のリーズナブルな価格で購入できるモデルをご紹介します。

森坂光郎

古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。

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コスパ重視でも「Wi-Fi 6」対応モデルを

　今お使いのWi-Fiルーターが数年以上前から使っているモデルなら、本体に「IEEE 802.11n」や「IEEE 802.11ac」といった対応企画が表示されていると思います。Wi-Fi 6は11n/11acよりも新しい、正式には「IEEE 802.11ax」と呼ばれる無線LAN規格です。現在ではコスパ重視のエントリーモデルのルーターでもWi-Fi 6対応のものが多くなっています。

エレコム「WRC-X1500GS-B」（出典：Amazon）

　最新のスマートフォンはほとんどがWi-Fi 6に対応しており、iPhoneならばiPhone 11以降のモデルが対応しています。Androidは、特にハイスペックモデルならばWi-Fi 6対応のものが多くなっています。もし手持ちのスマートフォンやパソコンがWi-Fi 6に対応しているのであれば、ルーターもWi-Fi 6対応の製品にすることで、より快適にネット接続ができるようになるでしょう。

　なお、予算に余裕があれば、さらに安定した通信が期待できる、さらに新しい規格である「Wi-Fi 6E」対応のルーターの購入を検討するのもいいでしょう。

2023年3月発売の新モデル

　エレコムの「WRC-X1500GS-B」は、同社Wi-Fi 6ルーターのエントリーモデルです。リモートワークやリモート学習など複数端末を同時に接続する際に、安定した高速通信を実現します。

エレコム「WRC-X1500GS-B」（出典：Amazon）

　電波干渉に強い5GHz帯は最大1201Mbps、一般的な通信帯域である2.4GHz帯は最大300Mbps（どちらも理論値）の高速通信で、ネット動画視聴やWebブラウジングを快適に行えます。

　買い換えの場合には「らくらく引っ越し機能」を使用することで、面倒な設定なくテレビやスマートフォン、タブレット、パソコンなどをWi-Fi接続できます。

　推奨環境は戸建2階建／マンション3LDK、接続台数は20台まで。対応のWi-Fi規格は11ax/ac/n/a/g/b、有線ポートは1000Mbps/100Mbps/10Mbpsに対応します。

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メッシュ機能に対応したWi-Fi6デュアルバンドルーター

　「RT-AX1800U」は、ASUSのWi-Fi6デュアルバンドルーターのエントリーモデル。5GHz帯で1201Mbps、2.4GHz帯で574Mbpsの通信速度を実現。ゲームやテレビなど大容量のデータ通信や4K／8Kなどの高画質な映像データを、高速で安定した通信で楽しむことができます。

ASUS「RT-AX1800U」（出典：Amazon）

　TWT（ターゲットウェイクタイム）により、デバイスのデータ通信間隔を指定することが可能。通信が行われていない状態の接続端末はスリープ状態になり、消費電力を抑えることで、接続しているスマートフォンなどのバッテリーを長持ちさせることが可能です。

　ASUSの対応Wi-Fiルーターを複数繋ぎ合わせて家庭内の隅々までWi-Fiネットワークを構築し、最適な電波を提供する、ASUSのメッシュネットワークシステム「AiMesh」に対応しています。

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360度全方向に電波を放出

　アイ・オー・データ機器の「WN-DAX1800GR」は、同社Wi-Fi 6対応ルーターのエントリーモデルです。5GHz最大1201Mbps、2.4GHz最大574Mbps（どちらも規格値）の高速通信が可能です。上下・左右・奥行き全方向360度に電波の死角を作らずに送受信が可能な、独自開発の「360（さんろくまる）コネクト」技術を搭載しています。

アイ・オー・データ「WN-DAX1800GR」（出典：Amazon）

　インターネット回線自動判別機能を搭載。ネット回線につなぐだけで利用回線の接続方式を自動で判別、適切な動作モードに設定されます。初めて使用する場合や、プロバイダの乗り換えなどで回線が変更となった場合でも、自動的に接続方式を検知して設定を行うので、設定や初期化などは不要です。

　付属のスタンドでネジでの壁掛けでの設置が可能、横置きにも対応しています。利用の目安は、4LDK／3階建て／接続台数20台までとなっています。

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「EasyMesh」に対応したWi-Fi 6ルーター

　「WSR-1500AX2S」はバッファローのWi-Fi 6対応エントリーモデルルーター。Wi-Fiは5GHzが最大1201Mbps、2.4GHzが最大300Mbps、有線LANは最大1Gbps（いずれも理論値）の高速通信が可能です。

バッファロー「WSR-1500AX2S」（出典：Amazon）

　EasyMeshに対応したWi-Fiルーター・Wi-Fi中継機と自由に組み合わせて、メッシュネットワークを構築できます。

　通信速度や安定性を向上させる「ビームフォーミング」に対応、室内を移動するスマートフォンを的確にとらえて最適に接続、死角の少ない快適な通信環境を構築できます。また、複数端末の通信を同時に処理できる「MU-MIMO」に対応するほか、「OFDMA」により、1度の通信で帯域を細分化し各端末へ同時に通信することが可能となり、高速かつ遅延のない通信を実現します。

　設置場所に困らないコンパクトボディーを採用し、壁掛け・縦置き両方に対応、アンテナは内蔵型となっています。

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NEC「Aterm」シリーズのWi-Fi 6対応ルーター

　NECの「WX1500HP」は、同社「Aterm」ブランドのWi-Fi 6対応ルーター。2ストリーム（5GHz帯／2.4GHz帯）のコスパ重視モデルです。NEC独自の回路設計やチューニング技術「ハイパワーシステム」により、Wi-Fi電波のカバレッジ（送受信可能な範囲）を広げ、高速な通信環境を実現します。

NEC「WX1500HP」（出典：Amazon）

　2ストリーム（5GHz帯/2.4GHz帯）の高性能アンテナを本体に内蔵。独自のワイドレンジアンテナ技術で、高速・高性能の追求だけでなく、デザインのコンパクト化も実現。本体は縦置き・壁掛けが可能で、お気に入りのインテリアやお部屋の雰囲気を邪魔せず、すっきり設置できます。

　無償お試し期間付アプリ「Waffle Cell VM for Aterm」を使い、外部からインターネット経由でセキュアにアクセス（VPN機能、ファイルサーバ機能など）できるので、テレワークにも適した製品と言えるでしょう。

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