テレワークが定着しつつある昨今ですが、デスク周り環境を快適にしたいけれど、何をどうすれば良いのか分からない人もいると思います。今回は、在宅で仕事をすることが多い筆者が、実際に購入して良かった「パソコン周辺機器」を紹介します。
デスク周り用品選びの参考にしてみてください。
大学卒業後、大手メーカー系自動車販売会社に勤務。在職中は個人顧客を中心に年間平均60台の新車を販売。自動車保険の見直し提案などの経験も豊富。その後、金融業界に精通した業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事するとともに、2級ファイナンシャル・プランニング技能士およびAFP資格を取得。2018年よりライターとして活動を開始。新車ディーラー業界の裏話やファイナンシャルプランナーの視点から見た車購入アドバイスだけでなく、お得なカー用品やガジェット紹介等も得意とする。私生活では3児とうさぎ2羽の父。【保有資格】2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP(日本FP協会認定)
筆者が使用しているパソコンは、メインが「MacBook Air」なのですが、サブとしてWindowsのノートパソコンも使用しています。
デスクのサイズが120(幅)60×(奥行)cmとコンパクトなので、少しでもスペースが確保できるように外部モニターをモニターアームで浮かせるなど、工夫をしています。キーボードもMacとWindowsに対応できるものを使用するなど、できる限りストレスを感じないような環境作りを心がけています。
ノートパソコンを使っていると感じる悩みの1つが、「画面の小ささ」ではないでしょうか。画面を左右分割して作業する場合もあると思いますが、ノートパソコンだと手狭に感じてしまいます。このようなときに外付けのモニターを使えば、ノートパソコンのディスプレイと合わせて2画面を使うことができるので、一気に効率が上がります。
ベンキュージャパンの「23.8型 アイケアディスプレイ GW2480」は汎用性の高いサイズで使いやすく、ベゼルが非常にスリムなので見た目以上に大きさを感じます。液晶画面はノングレアなので、写り込みも極力抑えられます。
また、ブルーライトをカットするモードもあるので、目に優しい設計となっています。公式オンラインストアでの販売価格は、2万8800円(税込、以下同)です。筆者はこのモニターを、Amazonベーシックの「モニターアーム」で浮かせて使用しています。
パソコン作業が主ですが、手元やデスク周りが暗いと目の疲労を感じます。何より目に良くありません。スペースが限られたデスク空間でライトを設置するにはどうすれば良いか考えた結果、行き着いたのがモニター上部に取り付けるタイプのデスクライトでした。
モニターと同じメーカーのベンキュージャパンから販売されている、「スクリーンバープラス」を設置して使用しています。光量と色の調整ができるリモコンが付属しているモデルです。暖色から寒色へ8段階の調整ができるほか、明るさ調整も14段階あるので、どんな人も使いやすいのではないでしょうか。
自動調光機能も付いているので、自分で調整する必要がないのがうれしいポイントです。デスクで手書きの書類を書くときなどにも重宝していますし、何より明るくなったので目の疲労感も軽減されました。公式オンラインストアでの販売価格は1万5900円です。
デスクトップで作業する際に必要なものの1つが「マウス」です。筆者は慢性的な肩こりや首こりに悩まされていました。しかし、ロジクール(Logicool)の「トラックボール M575GR」に買い替えたことで、症状が緩和されました。
トラックボールマウスは手元にあるボールでカーソル操作をするため、慣れるまで時間がかかる場合があります。ですが、一度慣れてしまえば手を固定したままカーソルを端から端まで移動させることができるので、非常に快適です。
また、作業スペースも省スペース化できますので、デスクサイズが小さめの人にもおすすめです。専用のソフトウェアを使えばボタンのカスタマイズもできるので、自分の利用環境に合わせた調整でより快適になるでしょう。
たくさん文字を入力する人にとっては、キーボードの快適性も高めておきたいポイントの1つです。さまざまなメーカーのキーボードを買っては手放し、買っては手放し……と繰り返してきた筆者が、最終的に行き着いたのが「Happy Hacking KeyBoard(ハッピーハッキングキーボード)」でした。
PFUの「HHKB Professional HYBRID Type-S」は、「プログラマーが理想とするキー配列のキーボード」といわれており、極力無駄なキーを省いた設計となっています。そのため、慣れるまで時間がかかります。またキー配列も特殊なため、通常のキーボードからの移行も難しいかもしれません。
ただ、一度使えば病みつきになる打鍵感とキータッチに加え、MacでもWindowsでも、タブレット端末でも使うことができます。持ち運べるサイズ感というのもうれしい点です。
キー配列については、HYBRIDモデル限定ですが、専用のソフトウェアを使えばカスタマイズすることも可能です。公式オンラインストアでの販売価格は3万6850円です。
筆者は持ち運びの際にキーを保護するため、「キーボードルーフ」をセットで使用しています。
筆者は仕事中にBGMがないと寂しい人なので、音楽は必須です。前述したベンキュージャパンのディスプレイにスピーカーは付いていますが、音質がやや物足りません。
そこで後付け可能な「Creative Pebble」を購入して使用しています。公式オンラインストアでの販売価格は2000円前後とリーズナブルですが、音質が価格以上に良いので満足しています。
電源はUSBケーブル経由での給電と、接続は有線なので持ち運びには適していませんが、コストパフォーマンスに優れたスピーカーといえます。カラーバリエーションは黒と白の2色展開で、上位モデルとしてBluetooth接続ができるものもラインアップされています。
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