旅行やキャンプなどをする際は、普段使っているメイク用品や飲み薬なども持っていくことになります。こまごまとしたものも多いので、1つにまとめられると使い勝手が良くなります。
そこで今回は、ワークマンの「あれこれまとまるガバッとポーチ」を紹介します。販売価格は1780円(税込)。実際にどれくらいものが入るのか、使用する際の注意点はあるのかなどを紹介していきます。
まずはワークマンの「あれこれまとまるガバッとポーチ」(以下、ポーチ)の仕様を確認していきます。サイズは約19(縦)×19(横)×9(幅)cmで、容量は約3Lです。開口部にはファスナーが付いており、まさに「ガバッと」開きます。
中を見ると、収納する場所がたくさんあります。
上部にはネックレスやピアス、リングなどのアクサセリーを入れることができます。
ポーチは高さがあるので、化粧水などボトルタイプのものを立てて入れることもできます。
ブラシホルダーも付いていて、スナップボタンを搭載しています。上部の収納の裏側か、メインコンパートメントの横側に付けて収納することができます。
前面にも小物が入るポケットがたくさんあります。ここには1回分の化粧水や洗顔、シャンプーなどを分けて入れることもできそうです。
メッシュポーチも付属しています。アイシャドウやチーク、コンシーラーなどのメイク用品を入れるのに便利そうです。
さらにうれしいのが、フックが付いていることです。これにより、壁にかけることができます。
また生地にははっ水加工が施されているので、例えばホテルの洗面台に置いていて、多少水がかかってしまっても安心です。
さらに、ワークマンが独自に開発した生地「REPAIR-TECH(リペアテック)」が採用されています。これは針などが刺さって小さな穴が開いたとしても、指でこすると穴がふさがる技術です。もちろん針の太さや差し込む力によっては、穴がふさがらないこともありますが、小さな穴が大きくなってポーチ全体が損傷してしまった……なんてことは少なくなりそうです。
実際に、筆者が旅行で使う小物を入れてみました。ネックレスはチェーンが絡まないように引っ掛けることができます。また、リングやピアスも固定することができました。特にピアスは互いにぶつかって傷つくのを防げますし、紛失を防ぐこともできます。
メインコンパートメントには、化粧水や美容液、クレンジング、洗顔料などを入れました。
そしてすごく便利だと思ったのが、「ビューラーを背面に入れられること」です。
ビューラーは少し特殊な形をしているので、意外とスペースを取ってしまうメイク用品の1つです。そのため一般的なポーチにも入れにくいのですが、ワークマンのポーチは背面にかけるように入れることができるので、すっきりと収納することができます。
そしてメッシュポーチには、メイク用品を入れてみました。それほど深さがないので、下の方に入ってしまった小物でもすぐに取り出すことができるので、使いやすい印象です。
ワークマンのポーチのメインコンパートメントには仕切りがないので、スペースに余裕があると、中でものが動いてしまう場合があります。あまりものを収納せず、スカスカの状態で持ち運ぶと、立てて収納しているものが倒れてしまうかもしれません。
その場合、中の液体がもれてしまう可能性もあるので、ポーチ内に隙間がある場合はタオルなどで固定した方が良いと感じました。
また、ポーチをバッグやスーツケースの中で立てながら運べるとは限りません。横になったり、場合によっては逆さになったりすることもあるかもしれないので、液体がもれないような工夫は必要かもしれません。筆者の場合は、化粧水のふたをシールなどで留めて持ち運びます。
ワークマンのポーチは旅行やキャンプなど、家以外で使うのが本来の使用方法だと思います。でも、せっかく化粧品をまとめて入れることができるので、普段使いをしても良いと感じました。基礎化粧品やメイク用品は、引き出しの中や専用のカゴなどに入れることがありますが、意外と場所を取るものです。
そのような場合は、壁にかけてしまえば、収納スペースは必要なくなります。旅行の際には、そのままそっくり持っていけば良いだけなので、入れ替えがないのもメリットになりそうです。
ワークマンの「あれこれまとまるガバッとポーチ」は、2023年春夏の新作アイテムです。筆者が購入したカラーはピンクですが、他にブルーとパープルがあります。ちょっとくすんだ色合いで落ち着きがあるので、大人も使いやすいポーチです。旅行やキャンプ、仕事の出張でも使えるので、1つあると便利でしょう。
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