高機能なだけではなく、おしゃれなウェアやアイテムが人気の「ワークマン」。そのワークマンが2023年、ゴルフウェア・グッズ市場に本格参入しました。ウェアやグローブはもちろんのこと、ゴルフボール、サングラスなども販売しています。今回筆者が気になったのが、「ラウンドバッグ」です。
ゴルフのときだけではなく、普段の買い物や通勤時にも使えそうなおしゃれなデザインが目を引きます。販売価格は2500円(税込)です。早速「SBRゴルフラウンドバッグ」を使ってみましたので、使い勝手などを紹介します。
2023年の春夏シーズンから、ワークマンが本格的に販売を始めたのが「ゴルフギア」です。今回レビューする「SBRゴルフラウンドバッグ」もそのアイテムの1つ。カタログで見ると、ゴルフ用のバッグだなと感じたのですが、実際に店頭で見たときは「普段使いしやすそう」と思いました。
まず気になるのが表地です。リュックやサコッシュなどによく使用されているキャンバス生地とも違い、細かいでこぼこがあってふんわりしているのです。模様などは入っていないのですが、このデザインのおかげで特徴的なバッグに見えます。
サイズは約25(縦)×24(横)×13(幅)cmで、容量は約8Lです。ポケットは内側に2つ、外側には正面に1つと両サイドにそれぞれ1つずつあります。さらに内側にループが付いているので、失くしたくない鍵やカードケースを付けることができます。
外ポケットには、スマートフォンを入れておくと取り出しやすいです。筆者もこのポケットにスマホを入れているのですが、深さがあるのでスマホが落ちてしまうことはありませんでした。
ワークマンの商品にははっ水加工が施されている製品が多くありますが、「SBRゴルフラウンドバッグ」も同様です。合成皮革に特殊なはっ水加工を施した「REPELTEX(リペルテックス)」を採用しています。
これにより、しなやかな風合いでありながら、水ぬれなどによる生地の傷みを防いでくれます。ただ防水性はないので、生地のぬい目などから水が入ってしまうこともあります。できるだけ水にぬらさないようにしたほうが安心です。
外出時にワークマンの「SBRゴルフラウンドバッグ」を使ってみました。ペットボトルや財布、本、化粧ポーチ、ハンドタオルを収納。マチがあるので、ものは安定して入ります。また大きなバッグではないので、たくさんのものを入れない分、バッグの中でものが迷子になることもありませんでした。
内ポケットにはファスナーが付いているので、紛失や盗難のリスクを減らすことができます。
写真は身長155cmの女性がバッグを持っているときのものです。バッグが地面に着くことはありません。持ち手の長さが短めなので、肩掛けは難しいです。
カラーについては、筆者はホワイトを選びましたが、購入当初は汚れやすそうで不安でした。もちろん使い方にもよりますが、日常使いであれば目立つ汚れが付くことはあまりなく、自分が思うほど汚れが付かない印象です。
もし汚れが付いてしまったら、洗濯・乾燥機は使用できないので、水や薄めた中性洗剤を布に湿らせて拭き取るようにします。
「SBRゴルフラウンドバッグ」には、バッグと同じ生地のペットボトルカバーが付いています。裏地にはアルミニウム蒸着フィルムが採用されているので、保温・保冷機能付きです。カバー単体でも使えるのが便利です。
バッグの中には、ペットボトルを立てて収納できるようにボトルホルダーが付いています。でも実際に使ってみると、このホルダーにペットボトルを入れにくいのです……。ペットボトルが太いのかと思ったのですが、一般的な500mlのペットボトルを使用しています。ホルダーに入れようとしても、ホルダーが動いてしまってなかなか入りません。ホルダーは固定されていた方が入れやすいと感じました。
また付属のペットボトルカバーにペットボトルを入れてしまうと厚さが増すので、ぎゅっと押し込む形になります。ずっと入れっぱなしにするなら固定されて良いかもしれませんが、ペットボトルの出し入れが多い場合は、ホルダーには入れない方が取り出しやすいと思いました。
ワークマンの「SBRゴルフラウンドバッグ」はホワイトとブラックの2色展開です。ゴルフ用のバッグですが、普段使いもできるおしゃれなバッグです。ペットボトルカバーとセットなのもうれしいポイント。小物の収納もしやすいので、日常を便利にしてくれるバッグといえます。
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