雨の日は、丈が長めのレインコートを着用する人もいるでしょう。確かに雨にぬれずに済みますが、レインコートは雨の日に使うものなので、着る機会が限られるのは難点です。そこで取り入れたいのが「レインジャケット」です。
今回は、ワークマンの「トラベルシェルライトレインジャケット」(以下、レインジャケット)を紹介します。雨の日だけではなく、晴れの日もアウターとして使用できる優れものです。価格は1900円(税込)とリーズナブル。着心地はどうなのか、着用してみましたので早速レビューします。
ワークマンのレインジャケットは襟付きのデザインで、一般的なアウターのように見えます。身体にフィットするようなタイトな印象ではなく、どちらかというと余裕を持って着用するイメージです(写真は身長155cmの女性がMサイズを着用しています)。
これからどんどん暖かくなり、中に着る服が薄手になっていきますが、秋口などに着る少し厚手のスウェットなどの上にも羽織ることができるサイズ感です。
フードは取り外しが可能です。フードを付けると少しカジュアルな印象になるので、その日の気分で付けたり外したりするのもよさそうです。
カラーですが、筆者が購入したのはレッドです。一般的なレインコートにはなかなか見られない色かもしれません。他にブラック、ダークグリーン、イエローオーカーがあります。どれも日常使いしやすい色です。
レインウェアを購入する際は、「耐水圧」に着目しましょう。これは、どれくらいの水圧に耐えられるのかを表した数値です。この数値が高いほど、耐水性が高いことを示します。
ワークマンのレインジャケットの耐水圧は1万mmなので、大雨が降っても内側に水が入ってくることはほとんどないと考えてよさそうです。
雨が降ったときに使用したところ、しっかり水をはじきました。細かい水玉になって、落ちていきました。
また前のボタン部分は、水滴が入ってこないようにダブルインフラップになっています。ボタン式のアウターは隙間から雨が入ってきてしまい、気付いたら中の衣類がぬれていた……なんてこともありますよね。これを防ぐことができます。
さらに中に風が入ってくるのも防げます。自転車に乗るときも活躍します。
ワークマンのレインジャケットは、生地に厚みがないため、たたむとコンパクトになります。しかもサコッシュが付いているので、収納すれば肩掛けや斜めがけも可能です。外出時に脱いだとしてもサコッシュに入れれば、手で持つ必要がなくなります。
また雨が降りそうな日や梅雨時期は、バッグの中に入れておくと安心でしょう。
注意点としては、シワができやすいことです。生地がポリエステルなので、折りたたんだ跡が付きやすくなっています。ただ、使っていくうちにシワは気にならなくなるので、最初のうちだけかもしれません。
ワークマンのレインジャケットを、身長155cmの女性が着用しました。サイズはMです。着る人の体型によって感想は異なると思いますが、参考にしてみてください。
丈は気になりませんが、袖は長めに感じました。手が隠れてしまうくらいの長さです。
素材がポリエステルで裏地などがないため、着ているのが分からないくらい軽かったです。
タグには、重さ約230gとあります(Lサイズの場合)。今回はMサイズを使用しているので、もう少し軽量でしょう。散歩中は腕の動きがあるため、少しカサカサという音はしましたが、擦れている感じはほぼありませんでした。
ボタンを留めて着用していると、内側に熱がこもってしまうことがありました。
素材がポリエステルのため通気性はあまり良くなく、特に気温が高い時期は蒸し暑さを感じるかもしれません。ボタンを留めずに使用したり、内側に着る衣類を工夫したりするとよさそうです。
ワークマンの「トラベルシェルライトレインジャケット」は、衣類の中がぬれるのをしっかり防ぎます。小さくたたんでサコッシュに入れれば、持ち運びもしやすいです。サイズはM〜3Lまで展開しているので、性別を問わず使えそうです。
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