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キーボード付き「ラベルライター」おすすめ5選 本体のみでサクッとラベル作成・印刷できる【2023年最新版】

» 2023年06月05日 18時00分 公開
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 持ち物に持ち主の名前や用途、所有部署などを印字したラベルを付けられる「ラベルライター」。最近の製品はフォントやデコレーションも豊富に用意されているモデルもあり、キレイなラベルを作成できます。

キングジム「テプラ PRO SR45」 キングジム「テプラ PRO SR45」(出典:Amazon

 今回はラベルライターの中でも、本体だけでラベルを作成できる、キーボードと画面を搭載したモデルを紹介します。

森坂光郎

森坂光郎

古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。

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ラベルライター選びのポイント

 ラベルライターを選ぶ際は、まず使用できるテープの「幅」をチェックしましょう。テープ幅が広いほど印字される文字の判別がしやすくなります。ただ、貼り付ける対象によっては、テープ幅が広すぎると剥がれやすくなってしまうので、対象に合う大きさで印刷できるかをよく確認しましょう。

カシオ「ネームランド KL-P40BU」 カシオ「ネームランド KL-P40BU」(出典:Amazon

 使用できる文字の種類も確認しておきたいポイントです。海外製品の場合は日本語対応しているかを必ず確認しましょう。また、日本語の種類も、ひらがな、カタカナ、漢字、英数字、記号などがありますので、使用したい文字が印字できるかどうかも要チェックです。

 性能面では、フォントの種類やフレーム、デコレーションなども製品によって異なりますので、好みで選ぶのもおすすめです。そして、キーボードの打ちやすさや、画面の見やすさも重要なポイントです。店頭で確かめるのがベストですが、ネット通販などで購入する場合はキーの大きさや画面表示の視認性などを、可能な範囲で確認しておきたいところです。

シンプルで使いやすいスタンダードタイプ

 ブラザーの「ピータッチ PT-J100W」は、シンプルで扱いやすいコンパクトなラベルライター。大型液晶を採用しているため、文字が大きく見やすくなっています。入力方式は、かつての携帯電話と同じテンキー入力の「かなめくり」です。

ブラザー「ピータッチ PT-J100W」 ブラザー「ピータッチ PT-J100W」(出典:Amazon

 「デコラベル機能」ではパターンを選択し、文字入力すると文字が柄のように印刷され、おしゃれなラベルが作成できます。豊富な印刷データが内蔵されているので、わずかなボタン操作だけで、凝ったデザインのラベルが作成できます。

 ECサイトでの実売価格は3000円台からとリーズナブル。テープ幅は3.5mm〜12mmに対応しています。印刷速度は約20mm/秒。記号/イラスト数は720種類で、内蔵文字数は7450文字、飾り枠数は90種類となっています。

暮らしをちょっと変えるおうち「テプラ」

 「テプラ PRO SR45」は、テープライターの代名詞ともいえるキングジム「テプラ」シリーズの家庭向けモデル。子供の持ち物への名前付けや、小物の整理、ラッピング、キッチン用品の表示などさまざまなシーンで活用できます。液晶画面は、6文字×2行表示で見やすく、入力や編集がスムーズに行えます。

キングジム「テプラ PRO SR45」 キングジム「テプラ PRO SR45」(出典:Amazon

 入力方式はローマ字入力、かなめくり入力から選べます。また、「ダイレクトキー」を搭載しているため、「たて・よこ」「文字サイズ」「フォント」を簡単に切り替えできます。絵文字は484種類、通常の絵文字の3文字分の大きさの「イラスト」は13種類、フレームは58種類、記号は317種類を内蔵しています。

 ECサイトでの実売価格は8000円台からとなっています。書体は、定番の「ゴシック」に加えて「てがき」と「アンティーク」を搭載。好きなデザインと文字を組み合わせて自分だけのオリジナルのマークを作成できる「マーク作成機能」、改段落機能、割付け機能なども備えています。

手軽にさっと使えるコンパクトモデル

 「ネームランド KL-P40BU」は、カシオの入力機能付きラベルライター。文字入力が簡単なかなめくり入力にも対応しているので、パソコンが苦手なユーザーでも簡単に使えます。

カシオ「ネームランド KL-P40BU」 カシオ「ネームランド KL-P40BU」(出典:Amazon

 連続印刷機能を備えており、一度の印刷操作で複数枚のラベルを印刷可能。名前付けなど、同じ内容のラベルを大量印刷したいときに便利で、2〜50枚まで印刷枚数を指定できます。テープ幅と文章の行数に合わせて、最適な文字サイズを自動で設定して印刷できるジャストフィット印刷にも対応。細かい設定をする必要がないので、手軽にラベル印刷ができます。

 CD・DVDケースやファイルの背ラベルなど、用途別の定型フォーマットも内蔵。用途に応じたラベルを簡単に作成できるので、デザインが苦手なユーザーにもおすすめです。公式サイトでの販売価格は5280円(税込、以下同)です。

パソコンでもラベルが作れるモデル

 カシオの「ネームランドBIZ KL-G2」は、本体だけで文字入力からラベル作成までできるのに加え、パソコンと接続しての印刷にも対応している製品です。ジャストシステムの日本語入力システム「ATOK」を搭載しており、快適に文字を入力できます。

カシオ「ネームランドBIZ KL-G2」 カシオ「ネームランドBIZ KL-G2」(出典:Amazon

 バックライト付き液晶を採用しているため表示内容を確認しやすいのも特徴です。1回の入力で縦書きと横書きのラベルを印刷できる同時印刷機能を搭載。ファイルなどの表書きと背ラベルを、同時に作成したいときなどに便利です。

 ラベル作成日時を自動入力するタイムスタンプや、指定した期限を自動計算し入力するタイムスパンなどの入力にも対応。ファイルの日時管理や、文書を法定保存する際に便利です。公式サイトでの販売価格は1万6500円です。

「テプラ」の最上位モデル

 キングジム「テプラ PRO SR-R980」は、テプラの最上位モデルです。従来機種と比べラベルを印刷する際の無駄な余白を削減しており、1本のカートリッジからより多くのラベルが作成できます

キングジム「テプラ PRO SR-R980」 キングジム「テプラ PRO SR-R980」(出典:Amazon

 テープの種類を自動的に識別し、テープに合わせた印刷フォームを呼び出して、最適な設定で印刷できます。また、360dpi×432dotの高精細大型ヘッドにより、文字を大きくハッキリ印字できます。

 LANケーブルやネットワーク配線機器の管理表示用ラベルに特化した「ケーブルフォーム」も搭載。別売りの「カットラベル・パンドウイット」シリーズにも対応しており、ケーブル類に取り付けるラベルも作成できます。公式サイトでの販売価格は4万9500円です。

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