カシオ計算機(CASIO)の時計は、実用的でお手頃価格のものが多く、人気が高い製品の1つです。今回は、スポーツやアウトドアシーンで便利に使える「カシオのスマートウォッチ」を紹介します。
カシオの時計の中には、スマートウォッチ用OSを搭載したモデルや、スマートフォンと連携してアクティビティを記録・分析できるモデルもあります。またUSB充電に加えて、ソーラー充電に対応したモデルもあるので、充電が切れても時計機能は使い続けることができます。
ただタッチ操作ができなかったり、より詳しい睡眠分析ができなかったりなど、機能面で不足を感じる人がいるかもしれません。スマートウォッチが欲しいけれど、「G-SHOCK」デザインのかっこいい時計を身に着けたい人には最適なモデルでしょう。
Fav-Log編集部員として雑誌・書籍や生活家電、キッチン用品、スマートウォッチなどを担当。大学卒業後はテクノロジー関連の専門誌の記者や経済系メディアの記者・編集者として働く一方で、私生活では2児の母。趣味は読書で、好きなジャンルはハードボイルド。大沢在昌作品は見逃しません。また温泉巡りも趣味。愛車はホンダ・フリード。
G-SHOCK初の「Wear OS by Google」搭載モデル「GSW-H1000」。G-SHOCKのスポーツライン「G-SQUAD(ジー・スクワッド)」のスマートウォッチです。G-SHOCK独自の耐衝撃構造とデザイン性の高さはそのままに、Google アシスタントやGoogle マップ、Google Fitなどの便利な機能が使えます。
心拍計測が可能な光学式センサーだけではなく、方位や高度、気圧、加速度、ジャイロセンサーも搭載しています。さらにGPSも搭載しているので、ランニングやウォーキング時の距離や速度、ペースなども計測可能です。
また、ウォッチ本体で現在地や移動軌跡をカラー地図で確認できるのも便利です。専用アプリ「G-SHOCK MOVE」と連携することで、より詳しい活動ログをチェック可能です。
ただ、バッテリー持続時間がGPS非利用時で約1.5日以上となっているので、毎日充電しても問題ない人におすすめです。メーカー希望小売価格は販売価格は8万8000円(税込、以下同)です。
同じくG-SQUADシリーズの「GBD-H2000」は、スマートウォッチ用OSは搭載していませんが、スマホアプリと連携することで、1日の活動記録や睡眠の質、トレーニング状況を確認・分析することができます。
本体には心拍計測用の光学式センサーと歩数計測が可能な加速度センサー、水泳時の泳法やターン判定などを行うジャイロセンサー、方位、高度/気圧、温度計測用のセンサーを搭載しています。そのためランニングだけではなく、自転車や水泳などのマルチスポーツに対応可能です。
また、GPS計測や心拍計などのトレーニング機能、通知、歩数計測などのスマート機能にはUSB充電が必要ですが、充電量が少なくなっても時刻表示はソーラー充電のみで駆動します。メーカー希望小売価格は5万5000円です。
G-SHOCK初号機から続く、アイコニックな角型デザインがおしゃれな「DW-H5600」。こちらもスマホと連携することで、電話着信・メール受信などの通知機能やトレーニング解析、睡眠による回復度の分析などが可能です。
アクティビティはランニングとウォーキング、ジムワークアウト、インターバルトレーニングの4種類に対応。簡単なボタン操作でアクティビティを選択でき、距離・速度・消費カロリーなどをリアルタイムに確認できます。
また、世界で初めてトレーニング用心拍計モニター装置を開発した「ポラール(Polar Electro)」のアルゴリズムを活用し、トレーニング分析や睡眠計測が可能です。メーカー希望小売価格は4万1800円〜6万500円です。
5月に登場した「GBD-100LM」は、夜での運動も想定したデザインが特徴です。ベゼルとバンドの境界部分に蓄光樹脂を採用しているので、暗闇でも存在感があります。またバンドには、都市の夜景をイメージしたカモフラージュ柄がデザインされています。
加速度センサーや距離計測機能、スマホ連携機能などを搭載。専用アプリ「G-SHOCKMOVE」を使用することで、歩数やカロリー消費量のライフログ、アクティビティ履歴などを確認できます。
電池式で寿命は約2年、サイズは58.2(縦)×49.3(横)×17(厚さ)mm。メーカー希望小売価格は2万9700円です。
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