湿度の高い梅雨時期から夏の車中泊では、車内の湿度に悩まされることが多いと思います。筆者も一時期は、朝起きると窓が結露していたり、肌がベトベトしたりと、不快感を感じていました。
車内の湿気に悩まされていたときに見つけたのが、今回紹介するコードレスで使用できる「除湿機」です。こちらは使い捨てタイプの除湿剤と違い、繰り返し使える製品です。利用時に電源がいらないのもポイントが高く、車内はもちろんさまざまな場所で使えます。
とても手軽に車内の湿気を取り除くことができる、とてもおすすめのアイテムです。
フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。
筆者が使用しているのは、Amazon.co.jpで購入したNOBURINの「除湿機」です。ショッピングサイトでの価格は9000円前後と、ちょっとお高めに感じますが、車中泊をしないときには自宅でも使用できるので、使い捨てタイプを何シーズンも使うよりコスト面で有利です。
本体には除湿剤のシリカゲルが入っており、付属の乾燥スタンドで乾燥させる仕組み。準備は2時間ほどで、あとは本体を車内に置いておくだけです。1回乾燥させれば、2週間の連続使用が可能です。
2週間経ったら再度乾燥スタンドを使い、除湿機本体を乾燥させてくださいね。
車中泊の際は本体だけでの使用が可能なため、電源と乾燥スタンドは必要ありません。車内に置いてコロリと転がしておくだけで湿気を取ることができるので、場所を取らないのも便利です。
本体サイズは約7(幅)×19.5(高さ)cm(スタンドを含まない)とかなり小型ですが、最大100mlの水分を吸収することができます。除湿範囲は3畳以上と、かなり広めのスペースでも効果を発揮するのがうれしい点です。
また水分量が分かるように、本体上部に内部のシリカゲルが見える小窓が付いています。小窓から見える本体内部の除湿剤がダークブラウン色に変化したら、乾燥の合図。乾燥スタンドで加熱して乾燥させることで、繰り返し使うことができます。
今回紹介した、NOBURINの「除湿機」以外にも、同様の商品が多数販売されています。最近では、おしゃれでデザイン性の高い除湿機も販売されているので、自宅や車内に転がしておいてもインテリアの邪魔になりません。
Toffyの「コンパクトリユース除湿器」は、写真のようなレトロデザインで、カラーリングもかわいいです。デザインにもこだわりたいという人にはこちらがおすすめです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.