インターネットを介してAIアシスタントと会話することにより、家電を操作したり音楽を再生したりできる「スマートスピーカー」。AmazonのAlexa(アレクサ)を搭載したスマートスピーカー「Echo(エコー)」シリーズの、待望の新モデルが「Echo Pop(エコーポップ)」です。
今回は、ポップなカラーをそろえ、マルチに活躍してくれるEcho Popについて紹介します。
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
スマートスピーカーとはAIを搭載し、音声による操作が可能なスピーカーです。家電と連携させて遠隔操作をしたり、音楽を流したりと、さまざまなことができます。搭載しているAIはブランドによって異なり、例えばAmazonのEchoシリーズはAlexa、Google HomeはGoogleアシスタント、Apple HomePodはSiri(シリ)が採用されています。
今回紹介するEcho Popは、AmazonのAlexa搭載のスマートスピーカーシリーズである「Echo」の新製品です。「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、スマートホームの操作、アラームのセットなどを音声操作できます。
Echoには、Echo Popのようなスマートスピーカーのほかに、モニターを備えたスマートディスプレイの「Echo Show」や、完全ワイヤレスイヤホンの「Echo Buds」、カーアクセサリーの「Echo Auto」といった製品もラインアップされています。
Echo Popは、新たに設計された半球型のコンパクトな形状を採用。前面方向にスピーカーを配置し、豊かなサウンドを提供します。インテリアになじみやすいデザインで、カラーバリエーションは新色のラベンダー、ティールグリーンに加え、チャコール、グレーシャーホワイトの4色を展開しています。
他のEchoシリーズと同様、スマートホーム製品ならびに、スマートプラグやスマートリモコンと接続すれば、音声での家電操作が可能。スマートホームデバイスの標準規格「Matter」にも対応し、簡単にスマートホーム製品のセットアップができます。そのほか、お気に入りの音楽やポッドキャスト、オーディオブックの再生、天気予報やニュースの確認、タイマーやリマインダー、買い物の再注文、親しい友人や家族との通話など、さまざまな用途でマルチに活躍します
価格は5980円(税込)。サイズは約99(幅)×83(奥行き)×91(高さ)mm、重さは196gとなっています。サステナビリティを考慮して設計されており、再生利用ポリエステル糸を100%、再生利用アルミニウムを80%使用しているほか、梱包材にも適切に管理された森林やリサイクル資源から調達された木質繊維を99%使用しています。
Echo Popは、Echoシリーズの中でもリーズナブルな価格が特徴です。また、サイズもシリーズ最新モデルの中ではコンパクトサイズに位置します。
Echo Popを2台購入してステレオ構成とすれば、臨場感あふれるサウンドを楽しむこともできます。他のモデルと大きく異なり、スピーカーが前面配置となっているので、スピーカーの位置や向きを考慮した配置が必要となります。
また、Amazonが買収したWi-Fiメッシュルータ企業「eero」の技術が盛り込まれており、eero Wi-Fiネットワークを設定していれば、Wi-Fiメッシュを拡大できるといった機能も注目すべきポイントです。
なお、他のモデルで採用されている「モーション検知」と「温度センサー」が搭載されていない点には注意しましょう。
Echo Popはリーズナブルな価格が大きな魅力の1つであり、初めてのスマートスピーカーとしておすすめです。カラーはポップなラベンダーとティールグリーンを含めた4色がそろっており、サイズもコンパクト。置き場所を選ばないのも、気軽に手を出せるポイントです。
一方、より高音質で音楽を楽しみたいというユーザーには、Echoシリーズ最高音質を誇る「Echo Studio」などがおすすめです。
スマートスピーカーは使い方次第で、生活が非常に便利になります。例えば朝の支度をしながらでも、音声による操作だけで時刻や天気を確認できるので、目を向ける必要があるテレビやスマートフォンで情報をチェックするよりも楽になります。
とりあえずスマートスピーカーを使ってみたいと感じたのであれば、リーズナブルに試せるEcho Popはまさにおすすめのモデルです。
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