「ポータブル電源」は大容量バッテリーとACコンセントを搭載し、野外でも家電を使えるようにする機器です。キャンプや車中泊といったアウトドアアクティビティーやリモートワークなどで活躍してくれます。
防災用品として備えておけば、万が一の際にも心強いもの。ここでは、今売れているポータブル電源とおすすめモデルをAmazonの売れ筋ランキングからピックアップして紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年8月16日11:00現在)に基づいて制作・集計しています。
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
容量:1264Wh
定格出力:2000W
ポータブル電源の人気ブランド「Jackery」(ジャクリ)から登場した最新モデル。「毎日使用しても10年以上使える」(4000回充放電後に70%以上を維持)という、長寿命なリン酸鉄リチウムイオン充電池を採用しています。
1264Whの大容量と定格2000W(瞬間最大4000W)の出力でほとんどの家電に対応。追加バッテリーを最大3つ追加でき、バッテリー容量を5000Wh以上に拡張できます。ソーラーパネルからの充電も可能です。
ACコンセント×3のほか、USB Type-C(100W対応)など合計8つのデバイスに同時充電が可能です。専用スマホアプリからの操作や、パススルー充電とEPS(Emergency Power Supply)機能など、最新モデルらしい機能性を備えています。
Jackery公式価格は16万8000円(税込)です。
容量:268Wh
定格AC出力:600W
ポータブル電源専業ブランド、BLUETTI(ブルーティ)のエントリーモデルです。25.5×18×18.3cm、4.6kgというコンパクトサイズでハンドルも装備し、持ち運んで使いやすいのが特徴です。
容量268Whのコンパクトなモデルですが、定格600W(瞬間最大1200W)の高出力でさまざまな家電に対応できます。バッテリーは長寿命(充放電サイクル2500回以上)のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載。30分で0%から80%まで充電できる急速充電仕様です。
ACコンセント×2やUSB Type-C(100W対応)など出力もこのクラスでは十分。パススルー充電に対応し、停電時に簡易的なUPS(無停電電源装置)として利用できるとしています。
2023年8月16日現在、Amazonではセール価格の2万3800円で販売されています。
容量:806Wh
定格AC出力:700W
JVCケンウッドが「Victor」(ビクター)ブランドから発売したばかりの最新モデル。長寿命なリン酸鉄リチウムイオン充電池(充放電サイクル約3000回)を採用し、容量約800Whのスタンダードなモデルです。
本体の端子やボタンに日本語表記を採用。オーディオ製品などで培ってきた品質管理基準をクリアするなど、国内家電メーカーならではの信頼性も売りの1つです。
独自設計により、コンセントに挿したままで自動で94%以上の充電状態を維持。過充電・過放電を防ぎ、停電時には接続した家電に自動的に電力を給電するEPS機能も備えています。
出力ポートはACコンセント×3、USB Type-C(100W対応)などを装備。本体前面にLEDライトを搭載しています。
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