「シチズンの腕時計」の全モデルから"これぞ！”な5本をピックアップ 気取りすぎないおしゃれさが魅力【2023年9月版】

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　異動などがある秋の新生活シーズンを迎えます。春に次ぐ“始まりの季節”といえますね。腕時計を新調するのにも、もってこいのタイミングでしょう。

アナデジテンプ JG2101-78E

　そこで今回は、腕時計の中でも「シチズン（CITIZEN）」の腕時計の、おすすめモデルをピックアップして紹介します。

物欲紳士

物欲系ブロガー。理系出身で首都圏在住。「物欲紳士ブログ」にて、ミドル世代メンズの視点から「長く使える愛用品との出会い」をテーマに記事を執筆中。趣味は「良いモノ」集め、カメラと写真、クルマとドライブ、旅行、革細工などのモノ作り。

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実用性に「デザイン性とコスパ」を

　シチズンは、1918年に東京で創業した国産の時計ブランド。置き時計から高級機械式腕時計までを手掛ける総合メーカーですが、「市民」を意味するブランド名の通り、私たちの日常生活に寄り添った製品展開を得意としています。

実用性に「デザイン性とコスパ」を

　シチズンを象徴する技術の1つが、1976年に登場した「エコ・ドライブ」。室内のわずかな光でも発電し、二次電池に充電して駆動する仕組みで、定期的な電池交換は不要というシステムです。システムとしても画期的だった「エコ・ドライブ」ですが、そのネーミングからも「エコ」や「環境」といった考え方が現代ほど重視されていなかった当時における、シチズンの先進な価値観が感じられます。

シチズン NB1050-59L（出典：Amazon）

　デザインの面では、“私たちの日常を彩る存在感”が、シチズン製品の魅力です。個別の製品によって外観の特徴は異なりますが、全体的には「腕時計らしさ（伝統）」と「虚飾を廃したモダンさ（現代性）」との間のバランスの良さが、同社製品のデザインの特徴。“気取りすぎないおしゃれ”を演出できる製品がそろっています。そして、コストパフォーマンスの高さも魅力の1つといえるでしょう。

　以下ではそんなシチズン製品の中から、特におすすめしたいモデルをピックアップ。その魅力について説明します！

スポーツウォッチの各種ディテールが融合：シチズンコレクション AT2500-19W

　まず紹介したいのは、シチズンのスタンダードコレクションからの1本。「AT2500-19W」は、各種のスポーツウォッチの要素を組み合わせた外観が特徴的なモデルです。

シチズン AT2500-19W（出典：Amazon）

　ダイバーズウォッチを思わせる回転ベゼルに加え、クロノグラフ機構とミリタリーテイストのナイロン製ストラップとを組み合わせた"全部乗せ”的なデザイン。一方で、深みのあるグリーン色の文字盤からは、落ち着いた雰囲気も感じられます。年齢を問わず、幅広いシーンで活躍してくれる1本です。

ミリタリーテイストなナイロンストラップ仕様（出典：Amazon）

　駆動部には、前述したエコ・ドライブを採用したクォーツ式ムーブメントを搭載。実用性の高さも自慢です。ケース径は約41mmで、ケース素材はステンレスです。10気圧防水となっています。ネット通販での実勢価格が2万円台という、優秀なコストパフォーマンスも嬉しい1本です。

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80年代の名作の復刻モデル：レコードレーベル アナデジテンプ JG2101-78E

　現代のセンスにも通ずるレトロ感を楽しみたい人には、温故知新の製品ライン「レコードレーベル」より、80年代の名作の復刻版をピックアップします。

シチズン アナデジテンプ JG2101-78E（出典：Amazon）

　「JG2101-78E」は、シチズンの当時のヒットモデル「アナデジテンプ」の復刻版。アナログとデジタルの文字盤を併用し、さらに温度表示も可能な独特な表示部。今見るとレトロ感が感じられておしゃれです。

シチズン アナデジテンプ JG2101-78E

　本機は幅31mmと控えめなサイズ感で、ケースも薄手です。オフの日のスタイルのみならず、スーツなどのオンスタイルにもなじむ汎用性が魅力です。年齢を問わず、幅広い場面やスタイルで楽しめる1本だと言えるでしょう。

シチズン アナデジテンプ JG2101-78E

　「デジタルウォッチの黎明期」とも言える80年代に、そのあり方を切り拓いていった、シチズンの独創性が感じられる1本です。駆動方式はバッテリー式クォーツ、ケースとブレスレットはステンレス製です。

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正統派のスタイルとコスパ感が光るダイバーズモデル：プロマスター マリン BN0190-15E

　普段使いからレジャーまで、タフに使える実用機を探している人には、シチズンのスポーツウォッチ系ブランド「プロマスター」シリーズのダイバーズモデルを紹介します。

シチズン プロマスター BN0190-15E（出典：Amazon）

　「BN0190-15E」は、プロマスターシリーズではベーシックな1本。ベーシックレンジとはいえ機能面は充実しており、200mの潜水用防水に加え、耐磁1種にも対応。機構部にはエコ・ドライブを採用したクォーツムーブメントを搭載しており、精度とメンテナンス性を両立しています。

シチズン プロマスター BN0190-15E（出典：Amazon）

　外観はダイバーズウォッチの王道を行く、シンプルさとダイナミックさが見どころです。ケース径44.5mmとやや大ぶりなサイズ感は、普段着でのアクセントとするのにも好適。さらにスーツなどと合わせても、力強い腕元を演出できます。ケース素材はステンレス、バンド素材はウレタン樹脂です。

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シチズンらしい「実用的な独自技術」が詰まった名機！：プロマスター ランド PMD56-2951

　普段着からビジネスまで、高い機能性を備えた1本を探している人には、プロマスターの名作フィールドウォッチをおすすめします。

シチズン プロマスター PMD56-2951（出典：Amazon）

　「PMD56-2951」は、フィールドウォッチらしく視認性に優れた文字盤に、実用的なスペックを詰め込んだ1本。電波受信機能、高い耐金属アレルギー性を誇るチタン外装、20気圧防水、デイデイト表示（曜日付きカレンダー）、耐傷性の高いサファイアガラス風防などを備えています。シンプルな外観に、上記のスペックを全て搭載した製品は、実はかなり希少です。腕時計に実用性を求める人には、本機は有力な選択肢となるでしょう。

シチズン プロマスター PMD56-2951

　駆動部には、エコ・ドライブを搭載した電波ソーラームーブメントを採用。さらに外装のチタンには耐傷性を高めるシチズン独自の表面硬化処理「デュラテクト」を採用しており、シチズンらしい技術も楽しめる1本です。ケース径は39mmです。

本機は、ナチュラルな趣きのグリーン文字盤

　落ち着いた色調のグリーン文字盤の本機は、シリーズ中で最も"フィールドウォッチらしさ”があると思います。一方で黒やネイビーなど、よりビジネス向きのカラーバリエーション製品も展開されています。好みに応じてセレクトしてください！

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端正な外観の機械式モデル：シチズンコレクション NB1050-59E

　シチズンはクォーツ式のモデルだけでなく、機械式の製品も幅広くラインアップしています。同社の機械式モデルの中から、シンプルさが際立った1本を紹介します。

シチズン NB1050-59E（出典：Amazon）

　「NB1050-59E」は、シチズンのスタンダードコレクションの自動巻モデル。余計な装飾を省き、シンプルに徹したケースとブレスレットのデザイン。文字盤の意匠も極めてシンプルですが、6時・9時・12時のインデックス（時指標）に見られる台形形状や、力強さが感じられるバー型の針が特徴的です。端正な中に、現代的なアクティブさやスポーティーさが表現された外観だと言えるでしょう。

裏蓋部はシースルーバックの仕様（出典：Amazon）

　機構部には、シチズン内製の自動巻ムーブメントを採用。裏ぶた部分はシースルーバック仕様で、機構部の動作を背面側から確認できます。ステンレス外装には、貴金属のプラチナを用いた「デュラテクトプラチナ」と呼ばれる硬化処理を施し、耐傷性と美しい外観を両立しています。さらに風防の素材には低反射コーティングを施したサファイアガラスを使用。製品全体としても、高い耐傷性を誇ります。ケース径は約38mm。10気圧防水であり、日本製です。

　本機は最もビジネス向けの黒文字盤ですが、他にもシルバーやブルーなど、シンプルでおしゃれなカラーバリエーションも豊富。好みに応じて選んでみてください！

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「日常を彩るプロダクト」を、あなたも！

　この記事では、国産腕時計の人気ブランド「シチズン」の魅力を、おすすめの製品とともに紹介しました。

　日常使いに最適な機能性に加え、"さり気ないお洒落さと、デザイン性の良さ”を味わえる製品がそろっていました。お気に入りの製品を手に、秋からの新生活を迎えるのもおすすめです！