広大なフィールドを自由に探索できる「オープンワールドゲーム」。最新のゲーム機「PlayStation 5」(PS5)にも、FFシリーズ最新作の「FINAL FANTASY 7 REBIRTH」をはじめオープンワールドを楽しめるゲームが多数ラインアップしています。
今回はAmazonの売れ筋ランキングから「PS5のソフト(オープンワールド)」のおすすめ作品をピックアップしました。おすすめのソフトと共にPS5のソフトのトップ10を紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年9月18日15:30現在)に基づいてランキングを集計しています
フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel
FF7リメイクプロジェクト3部作の2部作目にあたる「FINAL FANTASY 7 REBIRTH」。リメイク版第1弾の前作は全世界累計出荷本数700万本を突破し、大きな話題となりました。その続編となる今作の注目ポイントは、ミッドガルの外の広大なフィールドを自由に探索できるというオープンワールド要素が盛り込まれている点です。
前作はミッドガルの街を中心に、比較的閉じられた世界が舞台となっていました。しかし、ミッドガルからの脱出後が描かれる本作では、壮大に開かれた外の世界が舞台となっており、世界各地を旅していく冒険心や好奇心が刺激される内容となっています。
メインストーリー以外に、強敵モンスターとのバトルや各種のミニゲーム、オリジナルストーリーなどが用意され、サイドコンテンツの量は本編の2倍におよぶと言われています。遊び方次第では100時間を超えるような大ボリュームのゲーム体験が味わえるでしょう。
フィールドを駆け回る時の移動手段も魅力の1つです。”チョコボ”を拾って美麗かつ広大なフィールドを猛ダッシュで移動できるのはもちろん、”山チョコボ”がいれば人では到底登れないような岩肌など急斜面を移動することも可能です。
さらに”空チョコボ”に乗って谷から谷へ空中散歩を楽しむこともできます。その他、チョコボより速い”バギー”でワイルドに駆け抜けることもできますし、とあるリゾート地ではセグウェイのような2輪車に乗って観光気分で走り回ることも可能です。
また、ユフィ・キサラギやケット・シーなども含め、今作で仲間が勢ぞろいし、未知の世界へ仲間と共に繰り出していくワクワク感をより一層味わえるのも重要なポイント。バトルシーンでは仲間との連携技が多数用意されており、組み合わせや2人の関係性によってアクションは多彩に変化します。中にはクラウドの宿敵・セフィロスとの連携技も……。
公式トレーラーにはFF7シリーズ屈指の人気を誇るザックスも登場し、クラウドとザックスのまだ明かされていない過去に触れられる可能性もあります。ストーリーやキャラクター、バトル、ミニゲーム、移動、そして広大なフィールドと……充実の内容で、最終部への期待を高めてくれる魅力満載の1本と言えるでしょう。
マーベル世界のニューヨークを縦横無尽に飛び回れるゲーム「Marvel's Spider-Manシリーズ」。その最新作が本作「Marvel's Spider-Man 2」です。オープンワールド型のニューヨークをシリーズおなじみの”ウエブ・スイング”で移動できるのはもちろん、本作には多数の要素が追加されており、これまで以上に自由度の高いゲームに仕上がっています。
元々広かったフィールドはさらに拡大し、ブルックリン・クイーンズ・コニーアイランドなど新たなエリアが登場。今までよりも探索・移動できる範囲が大幅に拡張されており、オープンワールドの魅力を思う存分味わえます。
また、糸を射出してビルの間を飛んでいくウエブ・スイングや、パルクールを思わせるような滑らかかつスピーディーな動きに加え、本作では”ウエブ・ウイング”という新たなアクションが使えるようになりました。
ウエブ・ウイングとは、モモンガのように両手を広げながら空中を滑空して移動するアクションのこと。風を切りながら直線的に飛ぶことができ、抜群の疾走感が味わえます。ウエブ・スイングと組み合わせて使えば、より自由かつアクロバティックにニューヨークの街を飛び回ることができ、移動ひとつ取っても爽快過ぎて中毒に陥るかもしれません。
本作では恐るべき寄生生物・シンビオートとヴェノムの脅威から街を守るために、ピーター・パーカーとマイルズ・モラレスの2人のスパイダーマンを操作することになります。操作時はピーターとマイルズを必要に応じて適宜切り替えることが可能です。
生体電気を用いたマイルズのアクションと、シンビオート化したピーターによる生々しく荒々しいアクションの両方が楽しめます。さらに各種のハイテク装備も用意されており、戦い方は多岐にわたります。探索・移動・バトルなどさまざまな点で自由度が高く作られており、自分ならではのゲーム体験を追求できる1本と言えるでしょう。
ジェームズ・キャメロン監督の名作「アバター」の世界観が、ゲームでリアリティーたっぷりに構築・表現された「アバター:フロンティア・オブ・パンドラ」。資源開発公社RDA(人間側)と、パンドラで暮らすナヴィとの対立を描いた作品です。
プレイヤーは、RDAによって幼いころに拉致され、戦闘員として教育されたナヴィを操ることになります。とある事情でRDAから自由を手に入れた主人公は、人間側で得た知識とナヴィとしての伝統や能力を駆使して、資源を搾取し汚染を繰り返すRDAと戦います。
アサルトライフルやショットガンなどの人間の武器を扱いながら、同時に弓や槍をベースとしたナヴィの武器で戦うことも可能です。人間とナヴィの両者を知る中間的存在だからこその多彩なバトルアクションが展開されます。
さらに魅力的なのは、自然豊かなフィールドであるパンドラの西部辺境を探索できるところ。ひと口にパンドラと言っても地域によって性格は異なり、植物が青々と繁茂している地域もあれば、背の高い木々や濃い霧が視界を覆う熱帯雨林の地域、色鮮やかな植物が特徴的な地域など、バラエティー豊かな景色を一人称視点で堪能できます。
部族にも違いがあり、遊牧の民からダイアホースと呼ばれる動物の乗り方を教えてもらえたり、治療に長けた部族に出会えたりすることもあります。景色だけでなく文化も含めて、多様性に満ちた設計になっていると言えるでしょう。
プレイヤーの目の前には見たことのないような、それでいて吸い込まれるような生き生きとした自然が広がっており、さまざまな移動手段で探索することが可能です。特に注目なのは、パートナーとなる”イクラン”にライドして空中を自由自在に滑空できるというもの。
高所からイクランに飛び乗ったり、滝に沿って急降下したり、空中をまるでワープするかのように猛スピードで直進したりと意のままに空を飛び回りながら、パンドラの広大さと移動時の疾走感を同時に体感できます。
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