「ポータブル電源」は大容量バッテリーとACコンセントを搭載し、野外でも家電を使えるようにする機器です。キャンプや車中泊といったアウトドアアクティビティーやリモートワークなどで活躍してくれます。
防災用品として備えておけば、万が一の際にも心強いもの。ここでは、今売れているポータブル電源とおすすめモデルをAmazonの売れ筋ランキングからピックアップして紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年10月17日11:00現在)に基づいて制作・集計しています。
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
容量:512Wh
定格AC出力:600W
JVCケンウッドがVictorブランドから10月中旬に発売される「BN-RF510」は、容量512Wh、定格AC出力600W(瞬間最大1200W)のミディアムモデルです。
繰り返し充電能力が約4000回かつ信頼性の高いリン酸鉄系リチウムイオン充電池を採用。充電完了後もコンセントに挿したままで使用でき、家電を接続しておけば停電時にわずかな時間で自動的に給電する「自動給電切り替え機能」を搭載しています。
出力はACコンセント×3、USB Type-A×3、USB Type-C×1、シガーソケット×1。本体は横幅260mm、本体重量6.7kgとコンパクトで、折りたたみ式のハンドルも装備しています。端子やボタンの日本語表記も使いやすさを高めています。
JVCケンウッドの公式オンラインストア価格は8万6900円(税込)です。充電用のソーラーパネル「BH-SV68」も発売されます(同ストア価格:税込3万800円)。
容量256Whのエントリーモデル「BN-RF250」も11月下旬に登場予定。同ストア価格は5万3900円(税込)です。
容量:256Wh
定格AC出力:300W
ポータブル電源専業メーカー「EcoFlow」(エコフロー)のエントリーモデルです。定格AC出力は300Wですが、「X-Boost」モードをオンにすると最大450Wまで対応可能としています。
リン酸鉄リチウムイオン電池の採用で充放電サイクル3000回を実現しているほか、業界トップクラスという高速充電により、ACコンセントから約60分で満充電が可能としています。専用スマホアプリと連携し、リモートで管理・操作することも可能です。
出力はAC×2、USB Type-C(最大60W)など6ポート。内蔵バッテリーを介さずにACコンセントからデバイスに直接給電するパススルー充電に対応し、停電した場合に30ミリ秒以下で電池給電モードへ自動で切り替わるEPS(Emergency Power Supply)機能も搭載しています。
EcoFlow公式価格は2万9900円(税込)です。
容量:288Wh
定格出力:300W
ポータブル電源の人気ブランド「Jackery」(ジャクリ)の最新エントリーモデルです。スマートフォンなら約14回の充電が可能で、かつリュックにも入るコンパクトなサイズ(約230×155×167mm、約3.75kg)になっており、防災用品としても活躍してくれます。
「毎日使用しても10年以上使える」(3000回の充放電サイクル)という、長寿命なリン酸鉄リチウムイオン充電池を採用。家庭で家電とコンセントの間に接続しておけば、停電時に20ms(0.020秒)以内に電力供給を切り替えるEPS(Emergency Power Supply)機能も備えています。
出力ポートはACコンセント×1のほか、USB Type-C(100W対応)などを搭載。専用スマホアプリからの操作が可能など、最新モデルらしい機能性です。本体を充電できるソーラーパネルとのセットも販売されています。
公式価格は3万9800円(税込)ですが、Jackery公式ストアでは10月18日まで3万1840円のセール価格になっています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.