【スマートウォッチ】ファーウェイの新モデルはおしゃれ＆高機能　3万円台からの高コスパモデル（1/2 ページ）

» 2023年11月07日 12時53分公開

[井上晃，Fav-Log]

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　ファーウェイ・ジャパン（華為技術日本）は10月、スマートウォッチの新モデル「HUAWEI WATCH GT 4」を発売しました。新モデルのデザインと機能面などその特徴をチェックしてみましょう。

HUAWEI WATCH GT 4（出典：Amazon）

井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter：＠kira_e_noway

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ファーウェイの新作スマートウォッチはデザイン重視！

　HUAWEI WATCH GT 4（以下、GT 4）は、GTシリーズの第4世代モデルです。同シリーズは、2018年に初代モデルが登場してから、“約2週間”というバッテリー持ちの長さを看板にしてきました。こうした特徴は、最新のGT 4でもしっかりと引き継がれています。

GT 4はおしゃれなデザインが魅力

　GT 4で特に注目したいのは、そのデザインです。まず前提として、GT 4では、ケースサイズが「46mm」と「41mm」の2種類展開となっています。従来モデルの「HUAWEI WATCH GT 3」（以下、GT 3）では、46mmと42mmだったので、小さい方の数値表が1mm少なくなりました。

　46mmモデルは、過去世代のGTシリーズと比べて、よりフォーマルなファッションに合わせやすくなっている印象です。ケース素材にはステンレススチールが使われています。

円形ケースデザインが美しい

　一方、小さい方の41mmモデルは、「ラグ」と呼ばれるケースの土台部分がきゅっと細くなり、ラウンド型のベゼルがくっきりと見えるようになりました。またケースの厚さも、従来世代の10.2mmから9.8mmへと少し薄くなっています。

　こうした変更によって、手首の細い人でも、フォーマルな服装に合わせやすく、ブレスレッドなどとの重ね付けもしやすいデザインになりました。こちらも、ケース素材はステンレススチールです。

　ちなみに、バッテリー持ちはケースサイズによって異なります。通常使用時において、46mmモデルでは約2週間、41mmモデルでは約1週間が目安です。ディスプレイの常時表示機能を利用した場合は、バッテリー持ちはこれよりも短くなります。

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GT 4はダイエットに役立つ機能が充実

　GT 4は従来モデルと同じく、さまざまなワークアウトを測定できます。カスタムワークアウトモードを合わせれば、合計100種類以上のワークアウトを選択可能です。

　新たに搭載された機能としては、カロリー管理をするための「ボディメイカー」機能に注目です。手動操作で毎食の摂取カロリーを記録することで、1日のカロリーバランスをチェックできます。消費カロリーについては、安静時・活動時を問わず自動で測定されたものが反映されます。

新たなカロリー管理機能「ボディメイカー」は要チェック

　なお、活動リングの表示には、新しいアルゴリズムが使われるようになっているとのこと。運動状況を週ごとに分析し、運動プランを作成したり、リマインドを通知したりできます。

活動リング機能もアップデート

　心拍数モニタリングのアルゴリズムについては、世代を重ねるごとに精度が改善されてきましたが、今回は「HUAWEI TruSeen 5.5+」へとアップグレード。激しく動いているときの心拍数測定精度が向上したとされています（※）。

　関連して、血中酸素レベルの測定速度も従来世代から約30％向上したとされています。ユーザー視点では、心拍数が設定したゾーンから外れるたびに、音声またはバイブレーションで通知してくれる機能が使えると理解しておけばよいでしょう。

　ちなみに、位置情報の取得に関しては、従来モデルからデュアルバンドでの位置測位に対応していましたが、GT 4の46mmモデルでは、さらに新しいインテリジェント衛星アンテナを搭載したことがトピック。これにより、測位の精度が30％向上したうえ、さらに走れば走るほど精度がアップするとされています。

※GT 3における「HUAWEI TruSeen 5.0+」の際にも同様の表記だったため、どのくらいの変化があるのかは未知数です

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ヘルスケア機能も強化　睡眠中の呼吸の乱れもチェックできる

　スマートウォッチを長く身につけることで、ヘルスケア関連のデータを記録し、体調の変化などが可視化しやすくなるメリットがあります。GT 4では、従来から利用できる24時間の心拍数モニタリング、ストレスモニタリングなどと併せて、新たにいくつかのヘルスケア関連機能に対応していますので、注目の2つの機能を紹介します。