「デスクヒーター」は机の下で足を暖めてくれる暖房器具です。デスクの下などに設置しやすい形になっており、冷え込みやすい足を効率的に暖めてくれます。価格も手ごろで、電気代もリーズナブル。オフィスや在宅で働く人、受験生など、寒い季節に机に向かう人たちの味方になってくれます。
ここでは、デスクヒーターのチェックポイントやおすすめモデルを紹介していきます。商品選びの参考にしてみてください。
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
デスクヒーターは、オフィスや家庭の机・テーブルで使うことを想定しています。机の下のスペースに設置したり、天板に取り付けたりすることで足を暖めてくれます。
部屋全体の暖房はできないので、上半身の防寒は別途考える必要がありますが、足が暖まれば寒さはやわらぐもの。暖房による空気の乾燥が気になる人にとってもメリットがあります。
デスクヒーター本体は1万円以下のものがほとんど。セラミックファンヒーターや電気ストーブなどと比べ、消費電力は90W程度からと低く、1時間当たりの電気代は数円程度で済みます。在宅ワークで電気代が気になる人も安心です。
デスクヒーターには、(1)机の下に置くパネル型で、ひざ下を暖めるタイプ、(2)机の天板(の裏側)などに取り付け、足のももから下を暖めるタイプ──の2種類があります。
机の下に置くパネル型は、屏風(びょうぶ)のような形で自立し、ひざ下を囲むように暖めてくれます。天板に取り付けるタイプと比べ、消費電力は高い傾向にあります。
天板に取り付けるデスクヒーターは厚さ数cmの薄型。マグネットや粘着テープ付きの金具で天板の裏側に貼りつける形で設置します。フリースなどでできた専用のカバーが付属する商品もあり、こたつのように暖房効果を高めてくれます。
それぞれ、使いたい机にサイズが合うかどうかを十分にチェックしましょう。天板に取り付けるタイプの場合、机がスチール(鉄)製ならマグネットで簡単に設置できますが、木製などの場合は粘着テープや木ねじを使うことになるので、可能かどうか確認しましょう。
机の下などに置いて使うパネルタイプのデスクヒーターです。
消費電力は最大165W。「強」と「弱」の2段階に切り替えられます。本体サイズは約48(幅)×30(奥行き)×48(高さ)cmです。
実売価格は1万円前後から。
足元を4面から温めてくれるパネルヒーターです。インテリアになじみやすいデザインになっています。
3段階で温度調整が可能(100W〜77W)。使用時のサイズは410(幅)×300(奥行き)×510(高さ)mmです。
販売価格は8900円(税込)です。
足裏まで温められる4面のパネルヒーターです。足全体を覆う形状なので、熱が逃げにくいのが特徴です。
定格消費電力は175W。使用時の本体サイズは約54(幅)×31(奥行き)×56.5(高さ)cmです。
一部のニトリ店舗とニトリネットで販売しており、価格は9990円(税込)です。
机の下に置くパネルタイプのデスクヒーターです。消費電力は最大160Wで、「強」(約55度)から「弱」(約40度)まで無段階で温度調節が可能です。
操作をしないで6時間経つと自動的に電源が切れるタイマー付き。使用時の本体サイズは約45(幅)×30(奥行き)×48(高さ)cm。折りたたんで収納できます。
実売価格は8000円前後から。
机の天板に取り付けるタイプのデスクヒーターです。ヒーター本体(最大消費電力90W)のほか、フリースの専用カバーが付属しており、こたつのように暖めてくれます。
スチール製の机には4カ所のマグネットで、木製などの机には両面テープ付きの金具などで固定する仕組みです。本体サイズは約46(幅)×35(奥行き)×3(高さ)cmです。
実売価格は7000円前後から。
机の天板などに取り付けるタイプのデスクヒーター(90W)です。付属の専用カバーを使えばこたつのように足を温めてくれます。
オフィスデスクにはマグネットで、木製デスクには付属金具で固定する仕組み。3時間で自動オフする切り忘れ防止機能が付いています。本体サイズは460(幅)×360(奥行き)×30(高さ)mmです。
本体裏面のマグネットでスチール製の机に設置できるデスクヒーターです。
木製のテーブルなどには付属の固定金具で対応できます。消費電力は最大90W。サイズは36(幅)×46(奥行き)×3(高さ)cmです。
千住(東京都千代田区)の家電ブランド「テクノス」(TEKNOS)が販売するデスクヒーターです。マグネットか付属金具で机やテーブルに設置でき、付属のフリースカバーで暖め効果を高めます。
付属のスタンドを使えば、床などに置くパネルヒーターとしても利用できる2WAYタイプなので、必要に応じて使い分けができます。
最大消費電力は130W。人を検知してオン/オフしてくれる人感センサーを搭載しています。
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