初詣や冬キャンプ、初売りのために行列に並ぶなど、寒い中長時間出かける予定がある人もいるのではないでしょうか。そんな時は、「アウトドアブランドの高品質ダウン」が頼りになります。
アウトドア向けに開発されているダウンは、軽量性や撥水性、ムレにくさなどを備えているものが多く、タウンユースでも活躍するのでおすすめです。そこで今回は、普段使いもできるアウトドアブランドの高品質ダウンを紹介します。
フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
防水透湿性のある素材・ゴアテックスを採用した「マウンテンダウンジャケット」。ノースフェイスのダウンといえば、必ず名前が上がる定番のモデルです。汚れをしっかりと落としたリサイクルダウンを使用することで、高い保温性を実現しています。
前面はダブルフラップ仕様のため冷たい風や雨、雪をしっかりシャットアウト。防水性も高いため、ダウンがぬれて保温性が落ちる心配もありません。
マットな質感と、肩部分で生地が切り替えになっているのが特徴で、レトロな雰囲気が人気です。ゆったりと着られるサイズ感が今っぽく、中にオーバーサイズのスウェットやセーターを着てもゴワつきにくいのも魅力。
アウトドアウェアとしてはもちろん、カジュアル・きれいめコーデにも合わせることができます。人気モデルのため、毎年のようにサイズ感やカラーがアップデートされているのもうれしいポイントです。
日本生まれのシュラフ・ダウンメーカーであるナンガの「オーロラダウンジャケット」は、ブランドの代表作とも言われる名品です。オーロラダウンジャケットを含めたナンガのダウンは、羽毛の選定から縫製、メンテナンスに至るまでを自社工場で行なっているのが特徴。そのため、価格を抑えつつ高品質な製品が提供できるのです。
独自素材であるオーロラテックスを使用。耐水圧2万mm 、透湿性6000g/m2/24hrsと高い防水透湿性を備え、急な雨や雪にも強いのが魅力です。
シンプルな見た目のため、カジュアルスタイルはもちろん、スーツスタイルに合わせている人も。これ1着あれば、あらゆる場面で活躍するはずです。
また、冬キャンプを楽しみたい人には同ブランドの「タキビダウンジャケット」もおすすめ。表面に難燃素材を使用したモデルで、たき火の火の粉が飛んでも穴が開きにくいのがポイントです。
モンベルの「アルパインダウンパーカ」は、800フィルパワー(羽毛のかさ高性を表す単位)の高品質ダウンを使用したモデル。厳冬期登山の防寒着としても使えるダウンながら、2万4200円(税込)というリーズナブルな価格で人気を集めています。
重さはわずか414g。ひじ部分は立体裁断を施しているため、曲げ伸ばしもしやすい仕様です。軽くて動きやすいため、一般的なダウンでは着心地が悪い、肩がこる、といった悩みを持っている人におすすめです。
シュラフ製造でも使われている「ボックス構造」を採用。表地と裏地の間に垂直の壁を立てて箱状のマチを作ることで、ダウンの“かさ”が高くなるほか、片寄りを防ぐことで、保温性を最大限に発揮できるように仕立てられています。
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