2023年もさまざまなオーディオ&ビジュアル家電が登場しました。テレビは高画質化・高音質化に磨きがかかったほか、Amazon Fire TVなどのストリーミングデバイスが普及するなどの変化も見られました。
またオーディオ機器では、完全ワイヤレスイヤフォンのノイズキャンセル機能が注目され、ポータブルスピーカーなどの機器も人気を集めています。
今回は2023年に注目のAV家電の中から、引き続き2024年も注目されるであろうワイヤレスイヤフォンなど、オーディオ機器のおすすめ3選を紹介します。
古の「ケータイ雑誌ライター」。フィーチャーフォン時代の終焉とともに、守備範囲をIT・ガジェット・パソコン・AV家電など広範囲に拡大。趣味はゲームとアニメ・仮面ライダー・アメコミ映画などの鑑賞。好きな音楽はクラシックロックとネオアコ。
ここ数年、オーディオ家電の主役と言えば「完全ワイヤレスイヤフォン」ではないでしょうか。完全ワイヤレスイヤフォンのトレンドワードはやはり「ノイキャン(ノイズキャンセリング)」。ノイキャン機能は、雑音(ノイズ)を打ち消してくれるため、周囲に騒音・雑音が多い場所や、音楽を集中して聴きたい時などに便利です。
音楽好きのスマホユーザーの人気を集めている「Bluetoothスピーカー」も2023年注目の製品となりました。ケーブルやアンプを別途購入する必要がなく、購入してすぐにスマホやパソコンとワイヤレス接続して開放的なサウンドが楽しめます。
据え置き用のスピーカーとしては、主にテレビのサウンド面を強化してくれる「サウンドバー」も注目度の高いカテゴリです。スリムな棒状のスピーカーで、大掛かりなホームシアターシステムなどを構築しなくても迫力のサウンドを実現してくれます。
「WF-1000XM5」は、新開発の8.4mmドライバーユニットによる高い音質や、AI技術を活用した高品質な通話性能を備えるなど、従来機種からさらに進化したソニーの完全ワイヤレスイヤフォンの上位モデルです。
高音質コーデックLDACに対応し、ハイレゾ音源が再生可能。原音の細かい表現まで忠実に再現します。
またデュアルプロセッサー構成により、高いノイズキャンセリング処理能力を実現しているのも特徴です。「マルチノイズセンサーテクノロジー」により、特に低音域のノイズキャンセリング性能が向上しています。
ソニーが“完全ワイヤレス型として世界最高のノイズキャンセリング性能を備えた”とうたうモデルで、ソニーストアでの価格は4万1800円(税込、以下同)となっています。
「Anker Soundcore Motion 300」は、モバイルバッテリーや充電器でおなじみのAnker(アンカー)が展開するオーディオブランド「Soundcore」のBluetoothスピーカーです。ハイレゾ音源再生ができるLDACコーデックに対応、通常のコーデックと比較して最大約3倍の情報量でクリアに音楽を再現します。
2基の15Wフルレンジドライバーに加え「BassUpテクノロジー」を採用。最大30W出力のパワフルな重低音で、迫力のあるサウンドを実現します。傾きを感知する重力センサーにより、スピーカーの置き方によって自動で最適なサウンドに切り替わる「SmartTuneテクノロジー」も搭載しています。
製品側面には落下などの衝撃に強い合成樹脂素材を採用。製品の角を厚くすることで約2mの高さからの落下にも耐えられる耐久性も実現しています。公式サイトでの販売価格は1万2990円となっています。
「BOSE Smart Soundbar 600」は、立体音響技術「Dolby Atmos」に対応した、小型でスタイリッシュなサウンドバーです。楽器やセリフ、効果音などのサウンドを分析・アップミックスすることで、包み込まれるような没入感のあるサウンドを実現しています。
テレビのサウンドを強化してくれるほか、Wi-Fiを利用して「Bose Music」アプリから、Spotifyなどの音楽配信サービスにアクセスすることもできます。
付属のリモコンでの操作以外にも、Amazon Alexaを使用して話しかけるだけで操作することも可能です。
音声入力はHDMI eARCと光デジタル入力に対応。光デジタルケーブルとHDMIケーブルが付属します。BOSE公式サイトでの価格は6万7320円となっています。
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