スマートフォンで写真を撮る機会が多くなっています。きれいな写真を簡単に撮れるので、スマホで何かと写真撮影をするようになった人が増えているのではないでしょうか。そのままスマホ上で写真を補正・加工して、SNSに投稿する人もいるでしょう。
スマホで写真撮影をする際、片手でスマホ、片手で画面をタップ、と両手を使うことが多いですが、もっと簡単に片手撮影できたら良いのに……と思いませんか。
3COINSの「ワンハンドシャッター」を使うことで、その“片手撮影”が簡単にできます。SNSなどで「自撮りが簡単にできる」と話題の製品です。実際に使ってみたので、使用感などを紹介します。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ワンハンドシャッターの内容物は、本体とコイン型リチウム電池(CR2016)1つ(テスト用コイン電池内蔵)、取扱説明書です。充電式ではありません。
サイズは約8(縦)×8.8(横)×4.5(厚さ)cmです。対応するスマホは約6.2〜8.3(横幅)×1(厚み)cmですが、スマホのサイズやケースの形状によっては固定できない場合があります。また、連続使用時間は約48時間です。
本体に撮影ボタンが付いており、そのボタンを押すと写真撮影ができます。操作できるのはシャッターのみで、ズームなどその他の機能はありません。
初めに、スマホとワンハンドシャッターをBluetoothでペアリングします。撮影ボタンを2秒長押しして本体の電源を入れると、LEDが緑色に点滅します。接続するスマホのBluetoothをオンにして、デバイス名「BT PHOTO」と接続します。LEDの点滅が点灯に変わるとペアリング完了です。
ペアリングが完了したら、スマホのカメラアプリを立ち上げて撮影します。
スマホを片手で持って写真撮影するとなると、意外と安定しないものです。スマホのサイズが大きいと、使う人の手の大きさなどにもよりますが、片手の指の力だけで支えるのが難しい場合もあります。
そんな時に、3COINSのワンハンドシャッターをスマホに取り付けることで、スマホを握りやすくなります。指に力を入れてしっかりと握れるので、角度を変えて持ってもスマホを落としてしまうこともなさそうです。
またしっかりと握ることができるので、スマホを自由自在に動かせます。そのため写真撮影がより一層楽しくなります。
スリコのワンハンドシャッターはBluetooth接続のため、リモコンとして少し離れた場所からの撮影にも使えます。
本体下部には、三脚穴があり三脚や自撮り棒などに取り付け可能(三脚の種類によっては取り付けができません)。そしてシャッター部が取り外せるので、スマホを離れた場所に置いての自撮りや記念撮影ができます。
軽量でコンパクトなので、持ち運びもしやすいワンハンドシャッター。価格は1100円(税込)と、リーズナブルなのもうれしい点です。
ただ、横幅が8.3cm以上のスマホやカバーを付けたスマホなどは取り付けできない場合があります。また、連続使用時間は約48時間です。一度の利用で電池切れにはならないと思いますが、充電式ではないので、長期の旅行などでは電池交換が必要になるかもしれません。
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