「アクティブノイズキャンセリング(ANC)イヤフォン」は、ノイズと逆位相の波形の音をぶつけて相殺することで、環境音を気にせずにリスニングに集中できるアイテムです。周囲の音を打ち消すために音量を上げる必要が無くなるため、難聴のリスク回避につながるメリットもあります。
ここでは、おすすめのANCイヤフォンを紹介します。おすすめ商品を参考にしながら、自分に合ったものを見つけてみてください。
本記事では、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2024年1月30日10:00現在)に基づいてランキングを集計しています。
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実売価格約8000円(税込、以下同)で、ANC、アンビエント(外音取り込み)、ハイレゾ対応、複数機器への接続に対応するマルチポイントなど充実の機能を搭載したワイヤレスイヤフォンです。
ANC機能は、独自技術「QuietSmart 2.0」による最大43dBのノイズ低減をうたっており、環境音が気にならない静粛なリスニングが期待できます。動作モードは「ノイズキャンセリングモード」「ノーマルモード」「外音取り込みモード」の3種類を使用でき、シーンに合わせて使い分けられます。
ハイレゾ音源には「aptX Adaptive」によって対応し、最大96kHz/24ビットの音源を再生できます。トゥルーワイヤレスイヤフォンとしては大型の11mm径のダイナミックドライバーを搭載し、迫力のある上質なサウンドを実現しています。
最大2台のデバイスと同時接続し、スムーズな切り替えが可能なマルチポイントに対応するほか、遅延を55ms(0.05秒)まで減らす動画視聴やゲームプレイに向いた「低遅延モード」を搭載、使い勝手にも配慮されています。
イヤフォン単体で最大9時間の音楽連続再生、充電ケース込みで最大45時間の再生が可能な長寿命バッテリーも魅力的なポイントです。
バランスの良い性能と8000円台前半で買えるコスパが魅力のハイレゾ対応ANCイヤフォンです。SOUNDPEATSは新興ながら音作りが得意とされるメーカーで、Bluetoothイヤフォンだと引っ込みがちなボーカル域までしっかりときれいに聴かせてくれます。
ANCは最大43dBのノイズ低減効果をうたっていて、電車に乗る際や外を歩く際に便利な外音取り込みモードを備えます。
ハイレゾ音源を転送可能なLDACに対応しているのも特徴。人の可聴域を超える広い再生帯域をカバーすることで、ボーカルや楽器の音を繊細に再現できるとしています。
通話用のマイクにも6つのマイクを使用したノイズリダクション機能を搭載しており、総合力の高いワイヤレスイヤフォンに仕上がっています。
アンカー(Anker)が手掛けるオーディオ機器ブランド「Soundcore」のANCイヤフォンです。
周囲の環境に応じて選べる3つのノイズキャンセリングモードを搭載。交通機関モードは乗り物のエンジン音を最小限に抑え、屋外モードは車の走行音や風の音を、屋内モードは周囲の会話や足音などの騒音を低減してくれます。
ノイズリダクション機能を搭載した6つのマイクによってクリアな音声で通話できるのも特徴。「ゲーミングモード」や「イヤホンを探す」といった便利な機能も搭載しています。
イヤフォン単体で最大10時間、充電ケース込みで最大50時間の再生が可能で、イヤフォン単体では今回紹介した製品の中で最も長い再生時間を誇ります。
実売価格は9000円前後から。
実売価格約6900円の圧倒的なコスパが魅力のANCイヤフォンです。
低価格ながらノイズキャンセリング機能とイヤフォンの心臓とも言えるドライバーには世界的なオーディオメーカーであるハーマン(Harman)社の技術を使用。しっかりと使えるANC機能とバランス良いクリアなサウンドを実現しています。
ANCのトゥルーワイヤレスイヤフォンとしては珍しく防塵等級を獲得していて、IP56の防塵防水性を備えているのも特徴。日常生活でのほこりや水はねであればほとんど気にせずに使用できます。
イヤフォン単体の場合、ノーマルモードで約6時間、アクティブノイズキャンセリングモードでは約5時間の連続再生、充電ケース込みの場合は、最大28時間の再生が可能です。
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