auのスマホ向け通信プランである「使い放題MAX 5G/4G」では、サブスクリプションサービスがセットになったバリエーションが複数あります。セットプランを活用すれば各サービスを別々に契約するよりもお得に運用できます。
ここではauのサブスクリプションサービスのセットプランについて概要をチェックしていきます。
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
ベースとなる「使い放題MAX 5G/4G」プランの月額基本料金は7238円(税込、以下同)。各種割引をフル適用できる場合は月4928円で利用できるプランです。月の通信量が3GB以下の場合には、1650円が自動で割り引かれます。
基本的には1カ月に利用できる通信量に上限はなく、通信し放題となりますが、テザリングの利用に関するデータ容量は合計30GBまでと定められています。
サブスクリプションサービスが不要な場合には、こちらのプランを契約すると基本料金を最も安く抑えられます。
「使い放題MAX 5G/4G」には、主に以下の5つのバリエーションがあります。それぞれの名称と、月額基本料金/各種割引フル適用後の月額基本料金は、以下の通りです。
当然、月額料金はベーシックなプランよりも高くなります。一方で、付帯するサブスクリプションサービスを満遍なく使える場合には、これらのセットプランを契約することで月数百円〜数千円お得になることもあります。
例えば、「使い放題MAX 5G/4G with Amazonプライム」では、「Amazon Prime」(600円/月)と「TELASA」(618円/月)が付帯しています。
ベースの通信プランの基本料金が7238円なので、それぞれ個別に契約した場合には8456円かかります。これがセットプランでは8107円になっているので、比較するとセットプランの方が349円ほどお得になります。
同様に、それぞれのプランで使えるサービスと、セット契約でお得になる価格をまとめると以下の通りです。用途がぴったりマッチする場合には、これらのプランを選択することで、大幅にお得になるでしょう。
ただし、一部のサービスのみを利用したい場合――例えば、Amazon Primeのみを契約する場合などは、ベーシックなプランと、Amazon Primeを個別に契約した方がお得になるケースも出てきます。
auでは、auブランドで展開される金融サービスと合わせて利用することで特典がお得になる「auマネ活プラン 5G/4G」も提供されています。こちらも仕様については、先述した「使い放題MAX 5G/4G」と概ね共通しています。
月額基本料は7238円、各種割引をフル適用すると実質月5338円になります。
フルで割引を適用した後の負担額を「使い放題MAX 5G/4G」のそれと比べると、こちらの方が410円分高くなります。一方、この記事では詳細を割愛しますが、au マネ活プランでは、ポイント還元額などにメリットがあります。本プランも、月の通信量が3GB以下の場合には、さらに1650円が自動で割り引かれます。
この「au マネ活プラン」にも、サブスクリプションとのセットプランが用意されています。基本的なバリエーションは、先述した「使い放題MAX 5G/4G」のそれと共通です。基本料金/各種割引・還元適用後の実質的な負担額は以下の通りです。
目的によっては、こうしたセットプランも合わせて検討候補に入れてみるとよいでしょう。
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