スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどを使ううえで必ず付いて回るのが、デバイスを充電する手間です。
普段感じているちょっとした不便を、アイテムの“ちょい足し”でスマートに解消できるかもしれません。ここでは、2024年に発売された新製品のなかから充電周りの便利アイテムを3つピックアップしてご紹介しましょう。
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
ノートパソコンやスマホにUSB Type-Cケーブルを装着した際、ケーブルの向きが思うようにならず邪魔に感じたことがある人には、端子部分の角度を調整できるケーブルがおすすめです。
TOCO102が3月に日本で発売した「BZGLAM(ビズグラム)」ブランドの「スイング・ケーブル」は、接続部の角度を調整できるほか、ケーブル自体がシールド層の多層構造を採用しているタフネス仕様であることがポイント。価格は2400円(税込、以下同)からとなっています。
同ケーブルのプラグ部分にはアルミニウムが、ケーブル部の外装にはシリコーン素材とTPEが使われています。ケーブル直径は約5mmで、ケーブル長のバリエーションは1mと2mの2種類。カラーはオレンジ、ブラック、ホワイトの3種類です。データ転送は最大480Mbps、高速充電はUSB PD(Power Delivery)をサポートします。
スマホのバックアップ作業がおっくうという人には、サンワサプライが2024年3月にサンワダイレクトにて発売した「Qubii EX(キュービー イーエックス)」も検討してみたいデバイスの1つ。こちらは、スマホの充電器とケーブルの間に挟む様に接続することで、スマホを充電する際に写真等のデータを自動でバックアップしてくれるストレージです(バックアップできるデータはiOSとAndroidで差があります)。
「Qubii」シリーズ自体はこれまでにも展開されていた製品なので、知っている人も多いかもしれませんが、今回のQubii EXでは、ストレージがデバイスに内蔵されたことで、別途microSDカードを用意せずとも利用できるようになったことがポイント。なお、充電自体も60WのUSB PDをサポートしています。
選択できるストレージは256GB、512B、1TBの3種類。カラーバリエーションとしては「パールホワイト」「スカイブルー」「ローズゴールド」の3色がラインアップされています。販売価格は、本記事執筆時点(4月中旬)で1万1800円です。
CIOが展開する「CIOシリコンケーブル」シリーズは、ケーブル長が15cmなので、コンパクトなポーチなどにも収納しやすいのがポイント。しなやかなシリコーン素材を使いながら3万回の折り曲げテストをパスするなど耐久性の高さをうたっています。
最大100WのPD充電に対応するUSB Type-C to Type-Cケーブルのほか、2月には最大100W出力に対応したUSB Type-C to Lightningケーブル(販売価格1880円)も発売されました。なお、後者について、データ転送速度は最大480Mbpsで、Alternate Mode(映像出力)は非対応です。
また、別売のアクセサリとして「カラビナ付きケーブルホルダー CtoLightning」(販売価格550円)などが用意されており、ケーブルの端子部分を差し込んで固定することで、ストラップ的に持ち運ぶことができます。
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