雨が多い梅雨の時期は、アウトドアでも街中でも使える「防水リュック」が活躍します。
今回は、日常使いもできるおすすめの「防水アウトドアリュック」を4つ紹介します。防水性能はもちろん、デザイン性や使い勝手も重視したアイテムを厳選しました。おしゃれで機能的なリュックを見つけて、雨の日も快適に過ごしましょう。
フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
エクスペドの「タイフーン 25」は、完全防水の軽量バッグ。縫い目にはシームテープが施されており、水分の侵入を完全に防ぎます。防水性能が高いため、大雨の日でも内部の荷物をぬらさずに持ち運ぶことができます。
素材には丈夫なリップストップナイロン生地を採用。210デニールの高強度な素材のため、岩に擦りつけたり、ギアをくくりつけたりとラフに扱っても破れる心配がありません。
開口部はシンプルなロールトップ式を採用し、荷物の出し入れが楽なのもポイント。両サイドにはストレッチメッシュポケットがあり、ウォーターボトルや小物をすぐに取り出せる設計です。
パッド入りの厚手のハーネスは背負い心地が良く、肩への負担を軽減できるため、軽登山や高山登山でのアタックザック(メインバッグとは別に携帯するバッグのこと)として使うのもおすすめです。
L.L.Beanの「ウォータープルーフ・ストアウェイ・デイ・パック」は、防水性と軽量性を兼ね備えたバックパックです。同ブランドで人気の「ストアウェイ・パック」の防水バージョンで、ロールトップ仕様と防水素材を採用しており、縫い目はシール加工されているため、水の侵入をしっかりと防ぎます。
容量は約20L。日常使いにも旅行にもちょうど良い大きさです。重さは約318gと軽く、内側のポケットに本体を収納できるため、旅行や買い物でのサブバッグや、キャンプや登山前後のお風呂用バッグにするのもおすすめ。
ショルダーストラップは通気を促すエア・メッシュ素材で作られており、長時間の使用でもムレにくく快適な背負い心地が続くのもうれしいポイントです。
スノーピークの「4Way Dry Bag M」は約36Lの防水バッグ。ウェルダー圧着と呼ばれる縫い合わせ手法を用いることで、高い気密性と防水性を実現しています。TPU加工された防水素材を使用しており、ゴムのような柔軟性と頑丈さを兼ね備えているため、野外でもタフに使えます。
川でのカヤックや釣りで水がかかっても、中身がぬれる心配がありません。また通勤や通学中に突然雨に降られても、重要な書類や電子機器を水ぬれから防ぎます。
ロールトップ式で、バックパック、ショルダーバッグ、ワンショルダーバッグ、ボストンバッグの4通りの使い方が可能。ロールトップにすることで気密性と防水性を向上させるだけでなく、折り返す回数によってバッグの高さを調整できるため、荷物の量に応じて最適なサイズに変更できます。
シンプルなマットブラックのデザインで、アウトドアやビジネスなど、あらゆるシーンで使えるのも魅力です。
スウェーデン生まれのブランド、スーリー(Thule)。「AllTrail X」は、ハイキングや街歩きにおすすめのコンパクトなワックスキャンバス製バックパックです。
従来のコットンワックスキャンバスと比較して強度が5倍、耐水性が3倍も優れた50%リサイクル素材の防水ポリエステルワックスキャンバスを使用。スポーティーさを抑えたカジュアルな見た目ながら、頼もしい防水性を備えています。背面パネルは通気性が高く、ムレにくいのも魅力。ジメジメとした日でも快適です。
調整可能な胸部ストラップと収納可能なヒップベルトで荷物をしっかりと固定し、肩や腰への負担を軽減します。さらに、トレッキングポールなどを簡単に装着できるアタッチメントループが付いており、登山やハイキングの際に両手を自由に使うことができるなど、登山でも使い勝手が良いデザインです。
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