「ポータブル電源」は大容量バッテリーとACコンセントを搭載し、野外でも家電を使えるようにする機器です。キャンプや車中泊といったアウトドアアクティビティーやリモートワークなどで活躍してくれます。
防災用品として備えておけば、万が一の際にも心強いもの。ここでは、今売れているポータブル電源とおすすめモデルをAmazonの売れ筋ランキングからピックアップして紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2024年7月8日10:00現在)に基づいて制作・集計しています。
小林 カサゴ
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
容量:268Wh
定格AC出力:600W
ポータブル電源専業ブランド、BLUETTI(ブルーティ)のエントリーモデルです。
25.5×18×18.3cm、4.6kgというコンパクトサイズでハンドルも装備し、持ち運んで使いやすいのが特徴です。
容量268Whに対し、定格600W(瞬間最大1200W)の高出力でさまざまな家電に対応できます。バッテリーは長寿命(充放電サイクル2500回以上)のリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載。30分で0%から80%まで充電できる急速充電仕様です。
ACコンセント×2やUSB Type-C(100W対応)など出力もこのクラスでは十分。パススルー充電に対応し、停電時に簡易的なUPS(無停電電源装置)として利用できるとしています。
2024年7月9日現在、BLUETTI公式サイトではセール価格の2万3800円(税込)で販売されています。
容量:288Wh
定格AC出力:300W
ポータブル電源の人気ブランド「Jackery」(ジャクリ)の最新エントリーモデル「Jackery ポータブル電源 300 Plus」と、ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 40 Mini」のセットです。
300 Plusはスマートフォンなら約14回の充電が可能な容量があり、かつリュックにも入るコンパクトなサイズ(約230×155×167mm、約3.75kg)が特徴。毎日使用しても10年以上使える(3000回の充放電サイクル)という、長寿命なリン酸鉄リチウムイオン充電池を採用しています。
出力ポートはACコンセント×1のほか、USB Type-C(100W対応)などを搭載。家庭で家電とコンセントの間に接続しておけば、停電時に20ms(0.020秒)以内に電力供給を切り替えるEPS(Emergency Power Supply)機能も備えています。
セットのソーラーパネルを使うと9.5時間でフル充電が可能(AC電源からなら約2時間)。ソーラーパネルはタブレットサイズに折り畳むことができ、ポータブル電源と合わせてコンパクトに収納して持ち運べます。
公式サイト価格は5万6900円(税込)です。
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