「アウトドアナイフ」は、食材のカッティングから、ナイフ1本で行う薪割り「バトニング」まで、キャンプのさまざまなシーンで活躍するギア。折りたたみ式のコンパクトなものや、堅牢なフルタングタイプなど、さまざまなナイフが登場しています。
日常のちょっとした作業にも便利に使えるのがアウトドアナイフ。ここでは今売れている、おすすめのアウトドアナイフをAmazonの売れ筋ランキングからピックアップ。ランキングトップ10とともに紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2024年10月11日16:00現在)に基づいて制作・集計しています。
小林 カサゴ
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
ナイフの老舗ブランド、モーラナイフ(Morakniv)とモーラナイフ製品の国内販売を手がけるアンプラージュインターナショナル(UPI)が、防災用品として共同開発したステンレス製ナイフです。
「コンパニオン スパーク (S)」がベースになっており、全長は約220mm、刃長は約99mm、刃厚は約2.5mm。刃先は安全性に配慮して丸みのある形状に加工され、こじ開けやねじ回しなどにも使えるようにしています。ブレードの中央部はロープなどを切りやすい波刃になっています。
ハンドル部にはファイアースターターが内蔵され、ブレードの背を使って火起こしができます。プラスチック製シース(さや)とラバーハンドルは、視認性の高いエマージェンシーカラーとしてレッドとオレンジが採用されています。
公式サイト価格は5280円(税込)です。
刃物の名産地、岐阜県関市の刃物メーカー「ジー・サカイ」(G・SAKAI)のキャンプ用クッキングナイフです。
全長280mm、刃長165mm、刃幅28mm、刃厚2mmと、スリムで長めなので、食材を切ったり魚をさばいたりといったことがやりやすくなっています。手元側には指を添えられるへこみが付けられています。
高品質なステンレス鋼材を使っており、刃持ちが良くさびにくいとしています。ハンドルはラバー製。プラスチック製のシースが付属します。
実売価格(税込)は3000円台前半から。
アウトドアナイフやマルチツールを使うに当たって、知っておきたいのが法規制です。
銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)では、刃渡り6cmを超える刃物については「業務その他正当な理由による場合を除いては、これを携帯してはならない」と規制しており、違反すると刑事罰の対象(2年以下の懲役または30万円以下の罰金)になります。
刃渡りが6cmを超えていないナイフでも、軽犯罪法で「正当な理由がなく」「隠して携帯していた者」が規制対象になっています。
一般的にキャンプや登山は「正当な理由」だと考えられますが、キャンプ後に車にナイフを積んだままにしておいたり、登山後にナイフを入れっぱなしにしたリュックで外出したり──といった“うっかり”は、状況によっては取り締まりのの対象になる可能性があるので注意しましょう。キャンプ場などへの行き帰りも、ケースに入れて調理器具などと一緒に収納するなどしたほうがよいでしょう。(警視庁による解説)
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