朝晩の気温も低くなり、日を追って寒さが増してきました。暑い夏と比べると、車中泊には最適の季節といえそうです。
秋・冬の季節にストレスなく、暖かく車中泊をするためには「寒さ対策アイテム」が必須です。ポータブル電源が普及している現在では、冷えた体を温めたり、車内を暖めたりすることができる「電気ヒーター」がおすすめです。
今回は、1年を通して車中泊を楽しむ筆者が、秋・冬の車中泊におすすめの「小型セラミックヒーター」を3つ紹介します。
小型のヒーターは、狭い車内での使用に最適。小型・軽量のため持ち歩きもしやすく、安価なポータブル電源でも使える消費電力低めの製品が多いのも特徴です。
haru.
フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。
「BRUNO(ブルーノ)」の「人感センサー パーソナルヒーター」は、カラーとデザインがかわいらしい小型のファンヒーターです。
サイズは約20(幅)×20(高さ)×13(奥行)cm、重さは1.2kgと、小型で軽量。消費電力も弱モードで230W、中モードで410W、強モードで600Wと、低めの設定となっています。定格出力600Wのポータブル電源なら、問題なく使用することが可能です。
人感センサーを搭載しているので、センサーが人の動きを感知し、自動で電源スイッチをオン/オフしてくれます。また、人が離れてから2分後に自動で運転を停止。安全性もバッチリです。
持ち運びに便利なハンドルは、手前に倒してスタンドとして使うことも可能。前面のルーバーは上下に動くため、足元や指先などピンポイントで暖める際にも役立ちます。
カラーはグレージュ、ピンクベージュ、ペールグリーン、アッシュブルーの4色展開。実売価格は4500円前後です。
スリーアップの「人感センサー付 ミニ セラミックヒーター」は、優しいペールカラーとシンプルなデザインが魅力のセラミックヒーター。サイズは21.2(幅)×14.1(高さ)×10.2(奥行)cm、重量は1.1kgと、こちらも小型で軽量なタイプです。
消費電力は600Wと、こちらも低電力設計になっています。また人感センサーも搭載。感知範囲は約2m、上下30度、左右30度と、車内で使用するのに必要十分といえます。
温度ヒューズやサーモスタット、転倒時自動オフスイッチ、自動オフタイマーなど、安全装置も搭載されています。ただ、温度や風量の切り替えができない点には注意が必要です。
カラーはグレージュ、ブルー、ホワイトの3色展開。公式オンラインストアでの販売価格は、4620円(税込)です。
ドウシシャの「リモコン付 セラミックヒーター」は、レトロなデザインがかわいい小型のセラミックヒーターです。
サイズは17.5(幅)×13.5(高さ)×9.5(奥行)cm、重さは865g。消費電力は600Wで、強・弱・送風モードに切り替えが可能です。
人感センサーは搭載していませんが、リモコン付きなので、足元などの少し離れた場所に置いても操作は簡単です。また背面には、活性炭脱臭フィルターが付いているので、脱臭効果もあります。
転倒オフスイッチ、サーモスタット、温度ヒューズを搭載した安全設計で、車内でも安心して使用することが可能です。カラーはモカとブラックの2種類。実売価格は5000円前後です。
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