寒い冬でもアウトドアを楽しむには、体を冷やさない工夫が不可欠です。しかし、ただ着込むだけでは動きにくくなり、快適さを損なうこともあります。
そこで今回は、元アウトドア店員が買って良かった「防寒アウトドアウェア」を3点ピックアップ。冬の登山やキャンプ、さらには日常でも使い勝手の良いアイテムを紹介します。
立山 亜樹
ライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
冬の登山やキャンプ、日常生活まで幅広く使える薄手のカーディガン。独自素材「シャミース」の極細マイクロファイバーにより、繊維間に空気を蓄え、高い保温性を発揮します。蒸れを素早く逃がす通気性のバランスの良さも特徴で、登山中の行動着としてもぴったりです。
スナップボタン仕様で着脱が簡単な点もポイント。気温が下がる冬キャンプの朝晩や、登山の休憩中にさっと羽織るだけで暖かさをプラスしてくれます。シンプルなデザインに加え、Vネック(メンズモデル)やラウンドネック(ウィメンズモデル)が首元をすっきり見せるため、日常の通勤やお出かけでも違和感なく着こなせます。
厚着の必要がない暖かい日は上着として、寒さが厳しい日にはインナーとして、さまざまなシーンに対応します。公式サイトでの販売価格は、7040円(税込)です。
秋のハイキングから厳冬期のバックカントリーまで、あらゆるシーンで活躍するアクティブインサレーションジャケット。通気性と保温性を兼ね備えた高機能素材「Stretch Octa Bonding」を採用しています。
適度な保温力を維持しつつも、運動中の蒸れを効率的に逃がし、オーバーヒートを防ぎます。そのため、気温差が激しい環境やアクティブに動き続ける場面でも快適に過ごせます。登山中から休憩中や、キャンプの設営からだんらんなど、「動くと暑く感じるが、じっとしている時には肌寒く感じる」そんなシーンにおすすめです。
スタンドカラー仕様でフードがないため、他のウェアと重ねやすいのも魅力。さらに、しなやかで高いストレッチ性を持つため、体の動きを妨げず、快適なフィット感を実現します。あらゆるアクティビティを思い切り楽しみたい人にとって頼れる一着となるでしょう。ショッピングサイトでは2万5000円前後から販売中です。
化繊中綿を使った保温ジャケット。「ベントリックス」と呼ばれる素材を使用しており、中綿にスリットが入っているのが特徴です。運動中にはこのスリットが開くことで余分な熱を排出し、じっとしている時にはスリットが閉じるため、ウェア内の暖かさをキープしてくれます。その様子は、まるで「呼吸しているような中綿」で、過剰な蒸れや寒さを感じることなく過ごせます。
生地には軽量かつ高いストレッチ性を備えたナイロン素材を使用し、動きやすさも兼ね備えています。摩耗しやすい肩や腰部分は補強されており、バックパックを使用する登山やスノースポーツでも耐久性を発揮します。
本体を左胸内ポケットに収納できるポケッタブル仕様のため、持ち運びにも便利です。ザ・ノース・フェイスらしいデザイン性の高さで、日常使いしやすいのもうれしいポイント。ショッピングサイトでは2万8000円前後から販売中です。
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