家中のいたる場所で発生する「ケーブルやコードを束ねる」という作業。家電などには結束バンドが付属しているものの、結束具合が弱かったり、見た目がイマイチだったりしますよね。そんなときにおすすめしたいのが、無印良品の「ミシン目入り結束テープ」です。
松本果歩
インタビュー記事から食レポ記事までジャンルを問わず執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。
無印良品の「ミシン目入り結束テープ」は面ファスナーがテープ状になったもので、表面と裏面が接することでケーブルなどを結束できるアイテム。販売価格は190円(税込み)です。
カラーはダークグレー・ホワイトグレー・オレンジの3種類があり、筆者はダークグレーとホワイトグレーを購入。この2つがあれば白と黒のケーブルどちらにも対応できそうです。
オレンジはかなりはっきりしたカラーなので、あえて目立たせて使いたい場合などにぴったりです。
面ファスナー部分は想像していたよりも優しい触り心地だったので、「本当にしっかり結束できるのかなぁ」と最初は思いましたが、しっかりそろえて結束すれば十分な強度を発揮してくれます。
実際にケーブルをまとめてみると、すっきりまとめられました。自宅にあった結束バンドの中には、留め具がベロンとはみ出てしまうタイプもあったのですが、無印の商品を使うことでこれがなくなり見た目の印象が変わりました。
結束テープは、幅が約1.5cmで長さは約3mもあるため、たくさん使えるのもうれしいポイントです。
結束テープとして優秀なこの商品ですが、最大の特徴は商品名にもある「ミシン目」です。よく見ると、5cmごとにミシン目が入っており、手でちぎって使えるようになっています。
使用する度にはさみを探す必要もありませんし、まっすぐ等間隔でちぎれるのはかなり便利です。
筆者はテープに文字を書き込んで使用しています。油性ペンで「iPhone」「ワイヤレスイヤホン」などと書いて充電ケーブルを束ねておけば、ケーブルを間違えることもありません。
しばらく使用しないケーブル類を保管しておく時にも何のケーブルか書き込んでおくことで「これ、何に使うやつだろう……」と悩む時間が減りますね。
ミシン目が入っていて便利なものの、筆者の力が弱いせいか、結構力を入れないと手でちぎるのは難しいと感じました。しかしよく考えればある程度の長さで使いたい時に簡単にちぎれてしまう強度では困りますし、はさみを使えば問題ないかなと思いました。
強いて言うなら「残念だったこと」ではありますが、それ以上に便利&メリットが大きいので、今後も結束テープとしてこちらの商品を使い続けようと思います。
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