メイク用具や日常的に使うちょっとした小物を入れるためのポーチを選ぶ時、どのようなポイントで購入を検討しますか? コスパを重視するなら100円ショップでも十分な商品が手に入ります。しかし、筆者はあえて2000円超えのモンベルのポーチを選びました。
松本果歩
インタビュー記事から食レポ記事までジャンルを問わず執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。
モンベルの「ライトポーチS」の価格は2640円(税込み)です。ブランドがあるとはいえ、ポーチとしては決して安価ではない価格に戸惑う人が多いのではないでしょうか。
しかし、細かい部分が丁寧に作られており、「もしかすると高い買い物ではないかもしれない」と思わせてくれるポイントがいくつもありました。
大きさは約9.5(高さ)×17(幅)×5.5(奥行き)cmで、大きすぎず小さすぎない程よいサイズ感。カラーはブラック、ダークグリーン、イエロー、ターコイズの4種類があります。
汎用性のあるサイズでありながら、重さは約40gと軽いのも特徴です。
生地には「リップストップ」が使用されていて、これはナイロンなどの糸を格子状に織り込んだもの。軽いのに破れたりほつれたりしにくく、軍服やパラシュートなどに使用されることが多いそうです。
本体の開閉はダブルジッパーになっているのですが、両端には引っ張りやすいように持ち手が付いています。ここもかなり細やかな仕様ですね。
作りが細部まで丁寧で、安心して使えるのはもちろんですが、口がしっかり開くのでポーチとしての使い勝手も良かったです。
ファスナーを全開にするとかなり大きく広げられ、物が出し入れしやすいです。端には三角マチが付いているので、開きすぎて中身がこぼれ落ちてしまうことはありません。こうした配慮にも感動しました。
また、外側の前面にはメッシュのポケットが付いており、頻繁に出し入れするアイテムを入れておけます。適度に中身は見えるけれどスケスケではない高級感のあるメッシュ生地が気に入っています。
一瞬「ポーチとしては高いな」と思ってしまうかもしれない本商品ですが、生地や作りなどにこだわっており、長く愛用できる商品だと感じました。
触った感じも高級感があって気分が高まります。「良いものを使っている」という心の余裕にもつながりました。上部のロゴを見る度に、「ぜいたくかもしれないけれど、良い買い物をしたな」と思わせてくれます。
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